22日(日)、朝6時起床。。。7時にホテルのレストランで朝食。
朝食は、バイキングで、宿泊代に含まれていました。
我々が早かったせいか、レストランにはお客がほとんどいませんでした。
今日は、8時20分から「半日ツアー」に参加します。
8時になったので、ホテルの玄関に行きました。
ところが、「半日ツアー」は、ホテルの前から出発だそうです。
大型バスが来たので乗り込むと、他のホテルから乗り込んだツアー参加者で
埋まっていました。
空いている席に、Iさんと並んで座りました。
最初に訪れたのは「ミンマン帝廟」です。
グエン(阮)朝第2代ミン・マン帝は、中国文化を愛したそうです。
そんなわけで、「ミンマン帝廟」は、中国文化的でした。
帝自らが設計し、1841年から3年間を費やし造り上げたそうです。
広大な敷地の中、三日月型の池がまわりの景色を写していて綺麗でした。
(我々以外の人影がなく、大変静かな庭園でした。)
中国風の廟が池の向こうに建っていました。
(廟は、広大な敷地の中にありました。)
廟のさらに奥。。。一番奥に小高い山がありました。
第2代ミン・マン帝は、この山に眠っているのではないかと考えました。
松の樹木が日本の景色を感じさせたものだから、
思わずシャッターを切りました。
(この写真の右手で、釣りを楽しんでいた人がいました。)
次に「カイディン帝廟」を訪れました。
フランス植民地時代の1920年から1931年まで11年の
歳月を費やして造られた、ややゴテゴテとした廟です。
歴史的には大変新しい廟です。
カイ・ディン帝廟は、西洋風建築です。
(廟の中は彩色されていましたが、建物は材質の色そのもでした。)
他の廟とは違い、フランスの影響を随所に見ることができました。
帝廟の前には、象や馬、役人の石造が並び、廟を守っていました。
(役人だけでなく、馬も象も、みな小ぶりでした。)
ガイドさんの説明では、役人の背丈は原寸大と言っていましたが、
私が近寄って背比べをしたところ、像のほうが低かったです。
最後に「トウードゥック帝廟」を見学しました。
グエン朝で一番在位が長かった第4代皇帝の廟だそうです。
1864年から約3年かけて建立されたそうです。
蓮池の中に楼閣がありました。
あちらこちらが痛んでいて、修復されていないのが痛々しい廟でした。
(蓮池の中の楼閣。ここで、帝が釣りを楽しんだそうです。)
この頃になるとツアー客も、見学に疲れてきました。
階段や広大な敷地を歩いてきたので、草臥れてきたのか、
見学に参加しないツアー客も出てきました。
我々も、早々に引き揚げて、バスに乗り込み疲れをとりました。
このあと、ドラゴンダンスの歓迎を受けた武術のショーを見ました。
また、お土産店で線香作りを見たりしました。
お土産は荷物になるので、旅の終わりに買うことにしました。
(2012年2月8日記)
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