退職したら海外旅行を一緒にしようと約束していた友人のIさんと、
手始めにベトナムの世界文化遺産:フエとホイアンへ行くことになりました。
ツアーの旅行に参加するのではなく、自分たちでホテルを予約し、
汽車の切符も確保することにしました。
なんて、偉そうなことを述べましたが、ホテルの予約や汽車の切符確保、
飛行機チケット購入のため日本の旅行社との交渉などは、
すべて友人Iさんに任せっぱなしでした。
今度の旅で、私がIさんに特別に頼んだことは、
ゆとりのあるゆったりとした旅にしようと提案したことでした。
ゆったりとした旅への願望は、Iさんも同じでした。
また、宿泊するホテルを良いホテルにすることにしました。
出発前日、テレビの天気予報は最悪でした。
出発する日の天気予報は、
前日夜から関東地方は雪になるという予報でした。
多摩地域は、積雪がかなりの確率であるとの予報です。
当日は、五日市線始発の5時33分に乗らないと、
立川発6時04分の成田エクスプレスに間に合いません。
過去のデータから、五日市線だけでなく、
青梅線も雪には弱いことが分かっています。
雪が降ったら、きっとダイヤが乱れます。
ダイヤが乱れる程度ならいいですが、不通になる恐れも十分にあります。
思案した結果、立川駅近くのホテルに一泊することにしました。
インターネットで、駅に近いホテルを検索し、電話で予約をしました。
シングルの素泊まりで、7000円弱です。
チェックインは3時からだそうです。
最終的な荷物の点検をして、妻に東秋留駅まで車で送ってもらいました。
立川のホテルにチェックインしたのは、5時頃でした。
ホテルの部屋で、明日早朝のモーニングコールをしました。
内線でフロントに頼もうとしたら、
電話機でモーニングコールのできることが分かりました。
世の中、便利になったものです。
早朝5時に起床することにしました。
説明書を見ながら。。。プッシュボタンを「110500」と押しました。
次に、携帯電話の予定表「予定を使う」で時刻を知らせてもらうことにしました。
1月21日の予定に「5時に起きる」と設定し、
知らせてもらう設定をしました。
これで、早朝5時に「予定の時刻になりました」と女性の音声が鳴るはずです。
こうしておけば、寝坊はまずないでしょう。
ひと安心して、お茶を飲むことにしました。
そこへ、携帯が鳴りました。
妻からです。
「明日、5時に電話をしてあげるね」
「よろしくお願いします。助かるよ」
2重どころか3重のモーニングコールになりました。
翌朝、チィチィチィチィという音で目が覚めました。
一瞬、何だろうと思いましたが、
すぐにモーニングコールだと分かり音を止めました。
時計を見ると、4時58分でした。
それからすぐに、妻から電話がありました。
続けて、携帯の音声で「予定の時刻になりました」と鳴りました。
すぐに着替えて、歯磨きをしました。
歯磨きが終わると、再び携帯が鳴りました。
友人のIさんです。
すでに、立川駅近くのお店で、朝食と紅茶を飲んでいるそうです。
Iさんは、自宅から立川までタクシーで来たら、早く着きすぎたそうです。
「せっかち」は、私だけではないようです。笑
まだ、5時20分ですが、私もホテルをチェックアウトし、
Iさんとお店で落ち合いました。
5時45分にお店を出て、駅へ向かいました。
薄暗い街中を、もう人々が行き交っていました。
こうして無事、成田エクスプレスに乗ることができました。
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