9月1日
昨日予約頂いた長岡市野業者様で三菱デリカD:2のデントリペアをしました。
ヘコミの場所はバックドアの右下部です。
写真でも分かる通り爪が引っ掛かりそうな程ギッツリと横方向に折れ込んでいました。
これ程鋭いと折れ目の芯から0.1mm外せば絶対に折れ目は開きません。
何の問題も無い場所だったら泣きたくは成りませんが、
この車種のこの場所は横帯状の補強材が入っていて、この様に横方向のヘコミを直す場合狭い隙間に逆手でツールを差し込まなければ成りません。
神経を摩耗させながら何とかリペアしましたが、作業中の表情は泣きそうな且つ険しい表情をしていたでしょうね。
長岡市迄出向いたので帰りながら営業廻りをしようかなと思いましたが、
つい最近も暇を持て余して営業廻りをしたので余りしつこいと返って「敬遠されるかな?」と思いそのまま帰りました。
9月5日
先週予約頂いた十日町市の鈑金業者様でトヨタエスティマのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は左リアスライドドアの下方下部で、くの字型に鋭く折れ込んでいました。
ドアの上方ならまだそれ程苦労しなくても治せる物件でしたが、
今回の場所はサイドビームを後方末端で固定してある直前で丁度シーリングで接着して有る場所でした。
シーリングを切断除去しても隙間が狭すぎてツールを上手く動かせないし、片手で逆手方向にしか差し込めないのでこれだけでも至難の技でした。
この他に別の車を頼まれましたが、余りにも”ドギツ過ぎて”「パテを塗って貰った方が良いです」と逃げたのですが、
「予算の無い車なので・・・」と言われ一応向かってみましたが鉄板が完全に延び切っていたので取り返しが付かなく成る前に中止しました。
(それでも鉄板の延びをどうしたら絞れるか試行錯誤はしてみましたけどね)
猛暑の中、返って途中で中止した車の方が体力も気力も時間も消耗してしまいました。
一縷の可能性に掛けるなんて若かりし頃物理学や材料工学を得意としていたのにこれでは何の意味も有りません。
9月6日
先週予約頂いた十日町市の業者様でトヨタハーエースのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右リアクォーターパネルの最下部のタイヤハウス後方です。
電話を受けた時点で”引っ張り”で挑戦する以外方法は無いと分かっていましたが、このプレスラインの場所は綺麗に直すには硬すぎる場所です。
「場所が悪過ぎるので引っ張って直る気配が無かったら鈑金塗装でお願いします」と前置きをしてから作業に向かいました。
”引っ張って”は叩いてを繰り返して何とかリペアしましたが、やはりツールで直接突き出すのと違いラインのキツイ所はビクともしませんでした。
(リアバンパーを外して貰って隠れる所にツール差し込み穴を開ければ話は違って来ますが、時と場合によります)
日記にはUPしませんでしたが、小出の業者様で”引っ張り直し”をした時は綺麗に直ったのですがツールで直接突き出す以上に場所と形を選ぶので仕方有りません。
帰り際十日町市の別の業者様で中古車を1台リペアして今日はもうシャワーを浴びてスッキリする事にしました。
多少気温は下がったとはいえ今日も自分の汗の臭いが分かる程汗をかいてしまったので兎に角早くベタベタを洗い流したいです。
9月8日
先月見積もりさせて頂いた長岡市の業者様で昨日の午後より取り掛かっていたスバルレヴォーグのルーフ落雪のデントリペアが漸く完了しました。
被害はルーフ右側だけだったのですが、モール付け根が写真の様に絶え間なくパネル後方まで連なっていました。
見積もり時たかを括っていましたが、モールの付け根部を殆ど全部一から作り直さなくてはならず
実際は、それはもう大変な作業でした。
暑い中、汗をかき過ぎて何度か意識が遠く成りかけましたからね。
9月14日
長岡市の業者様でお昼前から日産モコのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右フロンントドア上部前方で、
写真で見える部分の他にプレスライン迄凹んでいてヘコミ・歪みが上下50cm近く有りました。
又、運の悪い事にテコの支点と成るガラス面より前方に離れていて物理的に力が伝わりにくい場所です。
それでも最近気温が下がって来ているので”体力は持つかな?”と思っていたのですが、
湿度が高く蒸すので作業を始めるとドンドン汗が噴き出して、汗と一緒に体力まで流れ出てしまったのでしばしボ~っとしていました。
帰り掛け1台見積もりをして、後は泡の出る奴でエナジー充填しなければ成りません。
9月20日
今日は何もする事が無かったので久しぶりに中野方面に営業廻りに出向いた所、丁度ホンダアクティ(中古車)のデントリペアを依頼されラッキーでした。
ヘコミはバックドアに3箇所・ボンネットに3箇所有りました。
中古車仕上げなので通常なら6箇所有ってもそれ程時間は掛からないのですが、
ボンネットの2箇所は何処かの鈑金業者さんがデントリペアの真似をして滅茶苦茶にしてして居ました。
グツングツンと乱しまくっていたので、そのリカバリーに時間ばかり要してしまい結局簡単には終わりませんでしたね。
デントリペア専門業者が修理しているからといって中途半端な真似をされると返って手間が掛かるし、
仕上がりも悪く成るので下手な真似事はしないで欲しいものです。
9月24日
朝依頼を頂いた十日町市の業者様でスズキKeiのデントリペアをして来ました。
ヘコミはボンネットとルーフで写真のヘコミはボンネットの右側前方です。
長さは30cm近く有りましたが、中古車仕上げで特に鋭くも無かったので短時間でリペア完了しました。
(と言っても目立つ場所なのでそれなりの手間は掛けましたが)
問題はルーフで落雪によりパネルが滅茶苦茶に成っていました。
当然今日終わる訳が有りません。
「急がないので時間の都合が着く時に直してくれれば良い」との好意に甘んじて残りは後日後回しです。
なんせ暇な時期でさえ断りたくなるほど滅茶苦茶でしたからね。
9月26日
午前は先週予約頂いた長岡市の業者様でスバルXVのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は右フロントドア後方最上部付近です。
この場所は袋状に成っていて通常ツールは入りません。
只、今回はラッキーな事にシーリングで接着して無かったのでリペア出来ました。
(”引っ張り”で直すには折れ目が鋭ど過ぎてビクともしない折れ方です)
午後より1台見積もりしてから、十日町市の業者様で先週取り掛かったルーフ落雪の修理に向かいました。
でも被害が余りにも酷いので当然今日終わる筈も無く、明日再挑戦です。
9月27日
十日町市の業者様で以前から取り掛かっていたスズキKeiのルーフ落雪の修理が漸く完了しました。
ヘコミはパネル前方だけで無く後方末端付近はおろか縦リブまで凹んでいて、
通常なら絶対に辞退している物件です。
只、今回は”中古車なので大体直ってれば良い”との条件で他に予定が入って居なかったので請けました。
とは言っても被害が余りにも酷すぎて・・・。