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摂津名所図会
1巻 住吉郡 原文
11頁 [和歌] 高津宮 古今 おほささぎの御門をそへ奉る歌 「なにはづに さくやこの花 冬ごもり 今ハ春べと さくやこの花」 (地下鉄 谷町9丁目駅)
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11頁 [和歌関連] おほささぎのみかどの なにハ津にて みことと聞えける時 東宮をたがひにゆづりて くらゐにつきたまはで 三年になりにければ 王仁といふ人のいぶかり思ひて よみてたてまつりける歌なり この花ハ 梅の花をいふなるべし
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14頁 [伝承] 大中彦命 氷室 大ささぎの皇弟 大中彦命 闘鶏野に猟し給ひ 氷室を見出し いかなるものぞと問ひ給ふに
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14頁 [伝承] 夏月熱き頃 酒に漬て用ゆと答ふ 皇子将に帰り給ひて 帝に献る これ氷室の奏の始り也 (氷室神社は JR櫟本駅から東へ数キロ)
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14頁 [和歌] 千載 「下冴る ひむろの山の 遅桜 きえのこりたる 雪かとぞ見る」 仲正
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16頁 [伝承] 仁徳帝 八田皇女と高き屋に眺給ひて杜のなかバ夜なよな篥兎餓野の鹿の音を聞きて寂寥なるを愛し給ふ (大仙古墳仁徳天皇陵は JR百舌鳥駅)
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16頁 [和歌] 紀六帖 「さをしかの 妻をしのぶと 啼声の いたらんかぎり なびけ萩原」 人麿
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19頁 [伝承] 仁徳帝の皇后 木国熊野に到て 其所の御綱葉(みつなかしは)を取て 御舩に乗て 還り給ふ 帝は八田皇女を召し入れて愛し給ふ 皇后聞し召して 大に恨み給ひ 御綱葉を海に投入れ給ふ 其所を号て 葉の渡といふ
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19頁 [伝承] 難波往古の図を考ふるに 今の野里のワたしをいふ 又或ガ云 大坂のひがし上塩町壱丁目桃谷へ出る道をいふ 是昔の玉江川にして 潮逆流する所なりとぞ 此御綱葉より 難波を御津といふ話也 (野里の渡しは阪神姫島駅)
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21頁 天下茶屋邑 天神祠 紹鴎森 茶亭 聖天山 (阪堺 北天下茶屋駅 天神ノ森駅 聖天坂駅)
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23頁 住吉新家 三文字屋 貨食店
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24頁 住吉新家 伊丹屋柏戸 座敷庭前
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26頁 住吉神社 其外社頭摂社末社 神宮寺物院名所 古跡是より奥 四丁に続く細画 故悉ハ標札なし 文面をもつて 暁すべし (阪堺 住吉鳥居前駅)
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26頁 [和歌] 津守殿館 津守寺 続後撰 「我君を 松を千とせに 祈るかな 代々に津もりの 神の宮つこ」 津守国平
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26頁 [和歌関連] 古今六帖に かささぎにといふ題にて 夜やうき 衣やうすき かささぎの ゆきあひの橋に 霜やおくらん
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26頁 [和歌関連] 此歌を新古今に かささぎをかたそぎとし ゆきあひの橋をゆきあひのまより と直して 住吉の御歌と詞書して 神祇の都に入られたるハ いかなるゆへぞやしらず すみよしにての歌 ともおもわれざるにや
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27頁 [漢文] 車返桜 浄土寺 大歳神 「江は寒松を映じて相ひ清きを興し 松間の浅雪玉壇明らかなり 春風客を吹けば帰心劇しく 生れ怪しむ岸遼かにして萱草生ずるを」 六如菴
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30頁 [和歌] 帝塚山 「住吉の 濱風さむみ 鳴つれて きし田の面に 戻るかりがね」 住吉快賢 (阪堺 帝塚山3丁目 4丁目駅)
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30頁 [和歌] 家集 「けふそ見る 春の海辺の 名也けり すみよしの里 住吉の浜」 定家
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34頁 [和歌] 出見浜 高灯炉 伊勢物語 「雁鳴て 菊の花さく 秋ハあれど 春の海辺に すみよしの浜」 在原業平朝臣 (阪堺 東粉浜駅)
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35頁 [伝承] 長岟浦の汐干 長岟浦の汐干は弥生の三日にして 遠近ここに群衆す 只汐干とばかりも 住吉の事と思ふハ むかしより名高きしるしなるべし
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35頁 [俳句] 「青柳の 泥にしだるる 汐干かな」 はせを(芭蕉)
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38頁 [祭事] 住吉 御田 祭式 (阪堺 住吉鳥居前駅)
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38頁 [祭事] 田楽法師 舞踏曲 五月廿八日 御田の神式はむかしより伝りて 天下の蝗を祓ひしかぞける 禊也とぞ聞べし
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39頁 [祭事] 植女例式
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39頁 [和歌] 夫木(ふぼく) 「早苗とる 御田の植女も いろいろの 神をつらねて いはふけふ哉」 家隆
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39頁 [和歌] 付 「住よしの 浜田の早苗 おひぬとて けふぞ五月と いそぎとる也」 為家
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39頁 [俳句・伝承] 「早乙女や よごれぬ物ハ 春ばかり」 といふ 来山が匂にたがひて 住吉の植女ハ 紅粉を粧ひ 花笠に錦繍をまとひて 供御の御田を植る式あるハ 神を尊崇するの一ツなるべし
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39頁 [俳句] 文涼莬が発句に 「早乙女や 祭のやうに 揃ひ出る」と いひしハよく かなひ侍る
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40頁 [祭事] 其三 御田植の後にて 兵卒の棒を振りて戦ふ事ハ 神功皇后三韓征伐の体を表しける也
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43頁 [伝承] 六月十四日 住吉浦の潮水に身を浸せば 百病を治するとて 近世遠近群聚す これを泥湯といふ 潮を湯にして浴すれば 下焦の疼痛を治する事は 医学六要にも見えたり
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47頁 [俳句] 堺大和橋 堺大和橋 住吉大祓神輿 還幸 「なつはらひ 目の行かたや 淡路島」 嵐雪 (阪堺 大和川駅)
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48頁 [祭事] みな月丗日の夜 住吉の御神夏祓の大祓とて 神輿にハ数万の神灯を照らして 堺の大和橋の北爪まで送る
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48頁 [祭事] 是より住吉の神人うけとりて 社領へ還御なし奉る也 これを火替の神事といふ
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48頁 [和歌] 拾遺 「御祓して 思ふ事をぞ 祈つる 八百万代の 神のまにまに」 参国伊衡
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52頁 [和歌] 住吉 小町茶屋 続古 「住吉の 浜松かえの 絶まはり ほのかにミゆる 花のゆふして」 後徳大寺左大臣 (阪堺 細井川駅)
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52頁 [俳句] 「松に月 巫出の岸と 申けり」 大江丸
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52頁 [狂歌]小町茶屋にて狂歌をよめる 「茶の銭に 九十九文を 出しても 手もにぎらさぬ 柄の長き杓」 斑竹 (阪堺 細井川駅)
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55頁 [和歌] 朝沢小野 万葉又続拾遺 「すみよしの 朝沢小野の かきつばた きぬにすりつけ けん日しらずも」 読人しらず
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55頁 [和歌] 続千九神 「さらぬだに 朝沢小野の わすれ水 忘れはてても 所々かへぬらん」 津守経国
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57頁 [伝承] 床菜菴 一休和尚故棲 堺の人 尾和四郎左衛門 常に一休和尚と法論さし 遂に弟子となりて 宗臨と号す 応仁の兵火の後 紫野大徳寺 伽藍及び真珠菴を再興す (阪堺 大小路駅)
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57頁 [漢文] 一休和尚 「喝下主賓を分ち句裏に機輪を転ず 竹篦掌握を皈し仏魔俱に親しまず 吹毛三尺煙塵を撲動し 戦に慣れ作家七事身に随へ 八方の敵を受く」
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57頁 [漢文] 一休和尚 「要津を坐断し仏を呵し祖を罵る 傍若し世人淫坊酒肆すれども 独り天真を朗す 宗門の作略須らく宗純に還すべし 拶」
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57頁 [漢文] 一休和尚 「臨済の正法今地に墜つ 但願わくは祖の教へ再び春を回さん」
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59頁 [和歌] 安立町 難波屋 名松 紀氏六帖 「世の中に ひさしきものハ 雪のうちに もとの色かへぬ 松にぞ有ける」 貫之 (阪堺 安立町駅)
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60頁 [俳句] 霰松原あられまつばら 三宝荒神 「松原や 夜のあられの 声聞ふ」 籬島 (阪堺線 安立町駅)
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61頁 [狂歌] 遠里小野 灯油の名産にして 住吉神領ありて 神灯の油を献す 夫木 「待宵や 遠里小野の油売 つらきは今朝の 皮こうの声」 読人しらず (阪堺線 大和川駅)
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62~63頁 吾彦観音 依羅神社 (地下鉄あびこ駅)
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65頁 平野熊野権現 (JR 平野駅)
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68頁 [祭事] 平野 大念仏寺 美福門院に 極楽六時讃の絵に かくべき歌奉るべきよし はべりけるに 読侍ける 時に大衆法を聞て 弥歓喜瞻仰せん (JR 平野駅)
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71頁 田村将軍社 平野 田村将軍社 長宝寺 同所 三十歩社 安藤正次墓 (JR 平野駅)
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72頁 [伝承] 含翠堂 含翠堂において東涯先生講莚を闢く 曲礼に凡そ講問には 席の間丈を函るはかりにすなり 丈を容るといふは以て指画するに足る (JR 平野駅)
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73頁 田辺 法楽寺 (JR 南田辺駅)
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第2巻 東生郡 原文
3~5頁 四天王寺 南大門前 四天王寺伽藍図 駒ケ池 [伝承] 正月九日白馬節会時 此池にて駒の足あらふ (地下鉄 四天王寺前夕陽ヶ丘駅)
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6頁 [狂歌] 夫木 「神国に 仏の法を ひろめこし はじめてあをぐ 寺のたうとさ」 中院通勝 なかのいんみちかつ (地下鉄 四天王寺前夕陽ヶ丘駅)
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10頁 [祭事] 太子堂 生身供 太子御誕生の祝賀として 正月五日より十四日まで午の刻に 音楽乱声にておこなハる (地下鉄 四天王寺前夕陽ヶ丘駅)
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10頁 [漢文] 「天王金刹津州に甲す 琪樹玲瓏として霞彩浮ぶ 宝塔彫り成す雲と雨水 紫麿琢き出ず殿兼楼 楽詔武を伝え千古を経 灯幽睥を照らし幾秋を度る 饒舌の僧伽能く故を諳んず 先ず言ふ大法昔し東に流る」
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10頁 [漢文] 「仰ぎ見る浮図 陵き地基 扶葉の法域 茲に従り創む 珠を擎ぐる新窟の霊水 玉を吐く亀泉万代の池 暁は引声を誘て鐘律協し 晩には色相を窺て管調音し 何ぞ疑わん遊楽東門の上 粤来て始めて知る 世を遡るを遅きを」 熊尚之 棚所
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11頁 [祭事] 修正会 正月元日より十四日まで六時堂にて行ハる
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11頁 [祭事] 正月十四日の夜 堂前に篝火をてらし 参詣の人 牛王の札を争ひ うくるなり
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12頁 [祭事] 正月十一日 金堂 手斧始 金堂に於て毎歳 正月十一日 正番匠権 番匠副大工立 双びて手斧始の 式例あり
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12頁 [祭事] 秋野坊は 座上に堂聖堂仕列を 糺して厳重也 あれハ 皇太子番匠の事を 教させ給ふ遺風とぞ しられける
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16頁 [祭事] 二月廿二日 聖霊会
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19頁 [祭事] 天王寺 庚申堂 庚申参り (地下鉄 四天王寺前夕陽ヶ丘駅)
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19頁 [狂歌] 天王寺庚申まいりを見てよめる 「遠近の たれもねがひを かのへさる おほくの人を よぶことりかな」
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23頁 [祭事] 三月二日 経供養
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26頁 [狂歌] 安井天神山花見 「安居とて けふ揚つめの 天神を いでいでかりて まいらせん」 (天神坂・安居神社)
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28頁 [祭事] 六月十六日 勝曼坂 毘沙門祭
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30頁 [祭事] 十月八日より十二日迄 万塔院十講会 薪讃(たきぎのさん)といふ
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30頁 [川柳] 「訳はしらず 朧になミだ 千餘年」 大江丸
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31頁 勝曼院 毘沙門堂 家隆塚 遊行寺 芭蕉塚
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33頁 [祭事] 合法辻 閻魔堂 六万体の泥くじり祭に ゆききの人をとどめて 銭を乞ふをよめる (地下鉄 四天王寺前夕陽ヶ丘駅)<
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33頁 [狂歌] 「大王の にがミに地蔵 和ら也 ゆききとどめて 只の巻かへ」
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33頁 [漢文] 茶磑山(ちゃうすやま) 神営敵を計るに之山に在り 日域の総軍生死の間 塵殺すこと一時三十万 功成り馬穢て凱歌還る (天王寺駅)
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37頁 清水寺 有栖川古跡
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38頁 [川柳] 浮瀬にて酒をすすめ 相坂のしミづによりて 「相坂の 水に紅葉の かげミれバ 今や照らん 酒ずきの顔」
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39頁 [伝承] 貝觴 銘浮瀬 七合半入 服巾唐織 或云 長曾我部氏 陣羽織 切
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39頁 [俳句] 浮瀬亭 葉月中頃吉日夜 人みな月にめして うかぶせの貝にて内のみ斗る?貞子 「大海の 月をのみほす ?雪かな」
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39頁 [伝承] 幾瀬 春風和蘭とも云 鳴戸 瀧音 君之為
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39頁 [伝承] 浮瀬汁物 七人猩々大觴 六升半入 むかしより 只二人飲しといふ (愛染坂に歴史説明板 摂津名所図会の引用あり)
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41頁 一心寺 圓光大師 日想観の旧蹟 (地下鉄 四天王寺前夕陽ヶ丘駅)
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44頁 阿部野 王子権現 大名塚 小町塚 経塚 (王子神社 阪堺 東天下茶屋駅 晴明丘公園(小さい方)の歴史説明板に摂津名所図会の引用あり)
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45頁 [伝承] 吉田の兼好法師は 乱をさけて 阿閇野の命帰丸が故郷に寄り 莚を織て業を扶くるは 楚詞に
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45頁 [伝承] 六気を喰うて沆瀣を飲むと書かれ 陸法師が 道徳を父とし 神明を母とし 大和を友とすれバ 自然の福を興す といひしも この兼好師の道徳にも比せんや
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45頁 [伝承] 兼好の織れしむしろ今あらバ むしろ目のある大判とそなる (阪堺 聖天坂駅)
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47頁 [狂歌] 小堀口 松屋亭 大峯参りの 下向を見て 「鐘懸や 西の覗も 早忘れ 護摩酒に 酔ふて こぼれぐち也」
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50頁 月江寺 かハらけ投
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51頁 [伝承] 名呉町の 今の長町 名物として 価の賤しき傘を多く張り 諸国へ商へ 晴天にあまたならべ 干し取る時 魔風
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51頁 [伝承] 吹来り傘空へ 舞上るをとらんとして 柄を強く持れバ 其人も遂に吹き飛ばされ 柄を放さば地へ落んとて 放さざり
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51頁 [伝承] ければ 何国ともしらぬ国へ落ちにけり 其国の王府より 舩にて日本へ送り返されしと ある人の かたりき
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51頁 [狂歌関連] 長町七丁目の名高き旅舎を見て よめる
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51頁 [狂歌] 「目印に 客も百生 瓢箪屋 多くの銀を かける分銅」 分銅河内屋 ひやうたん河内屋
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55頁 [俳句] 隆専寺 糸桜 「我風俗を 恨つ風の いと桜」 浪花遊女 琵夕
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59頁 [伝承] 孔雀茶屋 孔雀ハ 孔子の家禽とし 文恵太子は 羽毛を織て
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51頁 [伝承] 裘とし 交跡の人 ハ翠毛を取って 扇とす ここにハ 孔雀の錦毛の 美なるを出し
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51頁 [伝承] 其外諸鳥を飼て 茶店の賑ひとなす事 これを俗に まねきといふ
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第3巻 東生郡・西成郡 原文
4頁 [俳句] 「負ふた子に 髪なぶらるる 暑かな」 女その
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5頁 生玉神社 (地下鉄 谷町9丁目駅)
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7頁 [祭事] 五月五日 いくたまの神社 流鏑馬
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7頁 [祭事] 生玉の流鏑馬ハ 天正の頃 豊太閤 御剤城の時 諸氏此馬場先キにて 射術の稽古あり
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7頁 [祭事] 北向の八幡宮も 此時勧誘し給ふ 今の流鏑馬も いにしへの遺風ならんかし
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9~11頁 生玉真言坂 広田社 (真言坂)
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12頁 [川柳] 今宮蛭子太神宮 「今宮ハ 虫処なり 聾也」 来山 (阪堺 恵美須町駅)
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13頁 [祭事] 十日蛭子 鉄眼 豆茶屋 骨つぎ 湯葉や 一瓢菴 黒仏 御蔵 (阪堺 恵美須町駅)
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16頁 難波村 牛頭 天王 (難波駅)
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17頁 [祭事] 難波村 牛頭天王綱引 毎歳正月十四日 産子の人々 左右に分列して 大綱を争ひ引て 其勝方其年福を得るといふ さいつ頃 当国池田にも
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17頁 [祭事] 此祭事ありて 十六、七歳ばかりなる角前髪の男 此綱引に出て 互に引争ひ 終りて我宿に帰り 食
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17頁 [祭事] もくハず転ながら寝て 起せども起きず 三日半続け寝にしたるといふ 此綱引の事ハ
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17頁 [祭事] 唐の時 大綱を互に引き合 強弱を見て 勝負とする事 五雑俎にも見へたり
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18頁 難波瑞龍寺 世に鉄眼といふ (難波駅)
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24頁 国分寺
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25頁 舎利寺 (JR寺田町駅)
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27頁 上之宮野中観音 (近鉄 上本町駅)
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28頁 姫古曽神社 産湯清水 岩舩山 味原池 猪甘津橋 胞衣墳 (鶴橋駅)
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28頁 [和歌] 延喜六年竟宴 「から衣 下照姫の つまこひに あめに聞ゆる 田鶴ならぬかも」 マサトキ当時
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32頁 真田山 稲荷社 (玉造駅 玉造稲荷社の歴史説明板に摂津名所図会の引用あり)
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35頁 豊津稲荷社 金剛山 二子山 くらがり (玉造駅)
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35頁 [和歌] 玉造舞台にて 「春は野もせ 夏かほる風 秋の月 豊津台(うてな)へ 見に雪の曙(あけ)」 玉造智隆
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36頁 [伝承] 森宮 委ハ鵲森なるべし 日本紀 推古天皇六年に出たり 後世本願寺 蓮如上人 (森ノ宮駅 蓮如上人)
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36頁 [伝承] 此地に御堂を営給ふ 天正の末紀州へ引移り給ふといへども 旧名を呼んで 鷺森といふ 昔の略なるべし
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40頁 [和歌] 初午ノ日 杉山群衆 夫木集に 光俊の歌に 「二月(きさらぎ)や けふ初午(はつうま)のしるしとて いなりの杦(すぎ)ハ もとつ葉もなし」
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40頁 [和歌関連] と詠しハ 稲荷の神木ならん 今難波の杦山に 初午の日ここに遊ぶハ この縁によるならんかし
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41頁 [伝承] 大坂のひがし 深江の菅笠 菅笠ハ上古より始まりて 万葉集延喜式にも見へたり (地下鉄 新深江駅 南深江バス停の歴史説明板に摂津名所図会の引用あり)
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41頁 [伝承] きさらぎ弥生の頃 難波よりの伊勢参り 新しき菅笠に 旅の装ひ美々しく長閑
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41頁 [伝承] なる日に戯れつれての旅立ハ こよなふうれしきもの也
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42頁 左専道 不動尊 (JR桜ノ宮駅 菅原道真左遷の堂)
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43頁 [俳句] 網島 柏戸 下り舩の暁 「みじか夜や 光明遍照 御城から」 籬島 十里ふね (JR桜ノ宮駅 大長寺 心中天の網島)
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45頁 [俳句] 桜宮 「咲くからに 見るからに花の 散からに」 鬼貫 (JR桜ノ宮駅)
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47頁 母恩寺 鵺塚 (JR桜ノ宮駅)
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50頁 [狂歌] 逆櫓松 「寿や 千世もさかろの 松左衛門 木の間をてらす 朝日将軍」 九鯉 (JR 桜ノ宮駅)
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51頁 [和歌] 野田 紀氏六帖 「よ所に見て かへらん人に 藤の花 はひまつはれよ とかむまをたに」 遍昭
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52頁 福島 妙徳寺 五百羅漢
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54頁 竹林寺 寺崎松 蛭子祠
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55頁 [伝承] 寺嶋 新艘 舩卸 数千金を費し 大舩を造りて
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55頁 [伝承] 千里を自在にして 利倍を得るなれバ 初メテ波上へ浮かべる時ハ 心を清め
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55頁 [伝承] 身を正しうして 住吉大神を祈り 親族 寄宿 酒をすすめて 祝も宣なるかな (木津川)
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56頁 [俳句] 秋興 沙魚釣(はぜつり) 「沙魚つりや 水村山郭 酒旗の風」 嵐雪
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57~58頁 茨住吉社 衢壌嶌 九島院 龍渓和尚 水定地
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60頁 [伝承] 大和田 鯉抓(こいつかみ) 漁人鯉をつかミ上るにハ 其鯉の眼を手にてふさがねば はねまハる也 (阪神 姫島駅)
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60頁 [俳句] しかハあれど 画には目を隠せば鯉の形を失ふ也 「何となく 鯉ハ浮けり 春の水」
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62頁 浜村 源光寺 本庄権現寺川 方丈 玄関 本堂
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63頁 [俳句] 長柄渡口(ながらわたしぐち) 「行く春や むかしながらの 橋の跡」 斑竹 (長柄橋南詰)
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63頁 [伝承] 袋草紙云く 加久夜長刀帯節信は数寄物なり 始て能因法師に逢て相互に感あり 能因が云 今日見参の引出物に 見すべき物侍るとて、懐中
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63頁 [伝承] より錦の小袋を取出だす その中に鉋屑(かんなくず)一筋あり 示て云く 是ハ是 吾が重宝也 長柄の橋造の時の鉋屑なりといふ 時に節信 喜悦甚しうして また懐中
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63頁 [伝承 一部漢文] より紙に裹る物を取り出せり 見るに乾たる蛙なり これは井堤の蛙に侍るとて 共に感嘆して 各これを懐にして退散す と云々 「今の世の人嗚呼と称す可きか 焉」
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64-68頁 本庄 天王祠 宗禅寺 馬場 (阪急 崇禅寺駅)
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68頁 [伝承] 今ハむかし 正徳の頃 此馬場前にて 敵討あり しよしを云伝ふ 寺に其時刀剣を什物とす
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71頁 [伝承] 江口里 岩塚 此地ハ淀の川尻 大江の口なり 西国の入舩 ここにつどひて 是より
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71頁 [伝承] 川舩にて登るなり 泊舩の所なれバ 遊女も多くて 賑しき水門なり 中頃より泉州堺の津へ変り 天正
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71頁 [伝承] より又 大坂海内の大湊となれり 江口の君のことハ 西行上人の撰集抄のミにて 外に見るものなし
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71頁 [伝承] ここの君堂ハ 江口の謡によりて建るなるべし 大道社 (阪急上新庄駅 地下鉄瑞光4丁目駅 寂光寺に江口の君)
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73頁 [俳句] 江口君 「草葉にも こころとめずや 飛ほたる」 魯白
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第4巻上 大坂部 原文
5頁 [和歌] 八軒屋 大江岸 又大江浦とも詠めり 夫木 「玉も刈 大江の浦の うら風に つつじの花は ちらぬへら也」 詠人しらず (天満橋駅)
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5頁 [伝承] 豊太閤御在城より 市中となりて 京師上下のゆきき 夜の舩昼の舩 出るあり着あり 群来る人の絶間もなく 賑しき事 (天満橋駅)
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5頁 [伝承] ならぶ方なし むかしは大江岸大江浦といひしも 今ハ京橋筋三町目四丁目といふ 又八軒の旅舎あれバ 土俗八軒屋と地名す (天満橋駅)
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6頁 [和歌] 座間神社 西成惣社 新古今 「もろ人の ねかひをみつの 浜風に 心涼しき してのをとかな」 よみ人しらず (西成区か) (現在の坐摩神社は本町駅)
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10頁 [伝承] 夏祭 車楽 囃子 車楽ハ 旧河内国誉田祭(こんだまつり)よりはじまりて 今ハ尾州の津嶋祭にもありて 舩にてめぐり囃立る也 又熱田祭にもあり(名鉄津島駅 神宮前駅)
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10頁 [伝承] 其外諸州にあり 大坂の車楽ハ数おほし 特に東堀十二浜の車楽ハ 錦繍を引きはへ 美麗を尽して 生土の町々を 囃しつれて 牽きめぐるなり これ大坂名物の 其一品なるべし
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12~13頁 天満天神宮 天神 本社 裏門 (地下鉄南森町駅 JR大阪天満宮駅)
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14頁 [祭事] 六月廿五日 神輿渡御 其一 鉾流神事といふ 天神祭 難波橋 夜遊舩 花炮行
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15頁 [狂歌] 堂島河面 神輿乗舩 「天満祭 月夜ならねど 挑灯を 京の御客の 外聞にする」 貞柳 其二
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16頁 [祭事] 天神祭ハ 大坂市中の賑にして 天満本社より 神輿渡御ありて 難波橋より 舩にて 夷嶋の御旅所へ 神幸まします御迎え舩として 福嶋より 例ありて 舩を漕つれ来たり 幸島よりハ いろいろの本居士を
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16頁 [祭事] 飾りて 舩中に 太鼓を囃し踊りて 興す これを見んとて 河中所せくまで 美々しくして 酒を勧め 琴三弦に興して 夜のふくる事をしらす 大川筋の両側の諸侯第にハ 家々の紋の
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16頁 [祭事] 挑灯を照らし 流光にハ澪標を立て 舟のゆききを自在にす 北の新地境川の青桜より 風流の衣裳を装ひて 女も男も変じ 童も姥と 優し名を得たる妓婦など揃ひつれて 前囃子後囃子に
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16頁 [祭事] 妙曲をかなづる これを土俗練物といふ これらに群をなすもみな 天満神の夏越の禊なるべし (JR桜ノ宮駅)
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16頁 上福嶋 中福嶋 下福しま 冨嶋 田蓑はし 玉江橋 (JR福島駅)
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17頁 [祭事] 神輿の還幸ハ 廿五日の夜 五ツ辺の頃也 此日ハ常に 汐昼八ツ時に満て 晩の五ツ時にひる也 然れども 毎年此神事の日ばかり 夜九ツ時までも 汐ひる事
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17頁 [祭事] なく川の流れ滔々とたたへて 舩路を安く 神輿を還御なし奉る これを貰ひ汐といひならハしける
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17頁 其四 戎嶌 天満宮 御旅所 (JR天満駅 地下鉄扇町駅)
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21頁 [伝承] 天満市之側 常に朝毎に市あり 又毎年極月 廿四日の夜見は 紀国より多く積上 せるみかんをここにおきて
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21頁 [伝承] 市をなす事 稲麻の如く 諸人群をなす 市の繁花たる首長たるべし (JR天満駅 地下鉄扇町駅)
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21頁 [和歌] 紀氏六帖 芦つのの おひてし時に 天地と 人との知れば 定まりにけり 貫之
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23頁 太融寺 北野天神 堂島 穀糴糶 (梅田駅 大阪駅)
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25頁 [漢文] 人気天を知って指頭を回す 市声谷に響く乾坤州 草鞋腰に付け千万を買ふ 水を散せば雲と作る謳曳の眸 殿貞一
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25頁 [伝承] 大坂の北 中ノ嶋のほとり 諸侯の蔵屋敷へ 其国々の着舩の米穀を改め 蔵々へ水揚げ
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26頁 [伝承] これを仲衆といふ 其中にも 大力の上手ありて 三俵 五俵 こころのままに
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26頁 [伝承] 曲持して 人の眼を 驚さすも 多かりき (淀屋橋駅)
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28頁 [和歌] 曽根崎 露天神 「露とても あたにやは見る 長月の 菊の千とせを 過と思へば」 貫之 (お初天神 梅田駅 大阪駅)
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29頁 [和歌] 西天満 神明宮 「宮ばしら したつ岩根に しきたてて 露も曇らぬ 日の御影かな」 西行法師
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30頁 [川柳] 天満堀川 蛭子宮 「蛭子講や 特に難波の 肴市」 闌更
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31頁 平野町 神明宮 高麗橋矢倉屋敷 (淀屋橋駅)
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33頁 [川柳] 三井 呉服町 「越後屋が 絹さく音や 蛭子講」 其角
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34頁 [漢文] 高麗橋 虎屋春繭店 「虎屋饅頭纔か五文 店前終日百花群る 信牌通用実に銀札 千里美名雲の走るに似たり」 籬島 (北浜駅)
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35頁 [伝承] 八百屋町飛禽店 孔雀 風鳥 音呼鳥 金鶏あるは林泉に
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35頁 [伝承] 田鶴の放し飼ひ 鴛鴦 水鶏も遠く飛ばざるやう自在に育て これを賈ふ
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35頁 [伝承] 鸚鵡に言はせて 来客をもてなさするも おかしきの業なるべし
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36頁 [伝承] ある人伏見町唐高麗物屋疋田が店を見て阿蘭陀文字にて狂歌を書き侍る 異国新渡奇品珍物類 蝙蝠堂こうもりどう
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36頁 [狂歌] 「ワコクニモ チンプンカンノ ミセアリテ カイテヲヒキダ モクゼンノカラ」 (大阪歴史博物館の展示に摂津名所図会の引用あり)
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37頁 [祭事] 圓御霊社 一ノ鳥居額正一位 御霊大明神 持明院家の御筆也 大宮二鳥居額 卜部家御御筆也 此鳥居ハ惣朱塗也 神水井神籬の門にあり 神楽所本社の北にあり 神楽舎 神輿 ニノ神輿
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37頁 [祭事] 宗源鎮護殿 本社の東北の隅にあり 太神宮を斎祭る十八檀 宗源檀護摩檀 行法の社成故 世俗これを宗源殿といふ
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37頁 [祭事] 菟布良祠 東社侍に在 地主神也 稲荷祠 猿田彦祠 朝吉祠 宇賀神 基治祠 神主先祖 異を祭る 末社相殿十二社略之 観音堂 本尊十一面観世音を 安置す 慈覚大師ノ偕 大坂観音辺の其一也
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39頁 津村御堂 西本願寺御坊 北御堂南門 難波御堂 東本願寺御坊 南御堂 台所
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43頁 [和歌] 上難波 仁徳天皇社 新千載 「今もなを 民のかまどの 烟まで 守りやすらん 我が国のため」 後宇多院
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43頁 [和歌] 夫木 「大宮の 御笠の蔭の ひろければ 天が下には だれがたのまぬ」 正三位如象
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44頁 [祭事] 祭日神輿渡御の前に 太鼓を鳴 して 神をいさめる ハ陰気を消 し 湯勢をまねくならハし也 周礼に云 韗人太鼓を昌にかならず
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44頁 [祭事] 春二月の節 啓蟄の日をもつてす 注に雷声の発するを象る也 難波の夏 祭の囃
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44頁 [祭事] 太鼓ハ数百の雷声にも及バず 炎暑に汗を流し 勢猛にして 天地も轟くばかり也
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46頁 [川柳] 順慶町 井戸辻 夜店 「客灯や 錦の中の 菜大根」 江戸午心 絵本邸 五行病本 いろいろ
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47頁 [伝承] 長堀の石浜ハ 山海の名石 あるハ御影石 立山和泉石など 諸国の名産をあつめ
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47頁 [伝承] 其好に従ふて 石ノ鳥居石ノ 狛犬灯炉 水鉢石臼 地蔵大日 不動阿弥陀 石碑道標
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47頁 [伝承] 石橋井筒 石風炉 孝行臼まで 旅へ売ふなり 釈明に云
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47頁 [伝承] 星落て石となる 水沫浮石となる と見へたり 幽名録には 小吏呉龕ある 長堀の石浜 ある日舩に棹さして 水渓を過る 忽
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47頁 [伝承] 五色の浮石を見て 取てかへり 床頭に置夜に至て 化して女となる これらハ怪石とやいふべき也 (地下鉄 長堀橋駅)
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48~50頁 松屋町 神明 茶湯地蔵 心斎橋筋 呉服店 松屋 御津八幡宮 (地下鉄松屋町駅 御津八幡宮は心斎橋)
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51頁 御津八幡宮 郡やしき 本社 神楽所 玄関 社人 相生松 勅願所 疫神 末社 (御津八幡は 地下鉄心斎橋)
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52頁 [祭事] 諸社の夏祭にハ 女伶妓婦の輩 いろいろに姿を憂して 花の盛の匂ふが如く 身にハ錦繍を絡ひ あるいハ女も男に変り 若も老の風俗して 前囃子後囃子に 琴 三弦 胡弓 太鼓
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52頁 [祭事] 笛にていさましく 拍子どり 列り行くを 邌物といふ 特にみな月十五日 御津八幡の祭にハ 名にしおふ島の内の 女伶風流に粧ふて (御津八幡は 地下鉄心斎橋)
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52頁 [祭事] 練あるく 両側の青楼よりハ 妓婦の輩共に花を飾て 互に艶をくらべ 見に来る人も ミなうかれて
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52頁 [祭事] 酒を勧め ねり物すがたにて 揚げづめの一夜妻とするも 難波津の 繁花なるべし
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52頁 [川柳] 「夏祭 人も潮の ワくかあと」 蘭更
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53頁 [伝承] 三津寺 観音堂 此楠 近年の烏有に罹りぬれども 名樹なれば 生出る事もあらんかし BR>
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No.5 四巻下 大坂部 原文
2頁 [俳句] 高津鳥居 梅之橋 「鶯は ともあれここの 初音かな」 千代
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3頁 [和歌] 高津社 続後撰 「澄月も いくよになりぬ 難波潟 ふるき都の 秋のうら風」 前太政大臣基 (高津宮は 地下鉄谷町9丁目駅 歴史説明板に摂津名所図会の引用あり)
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3頁 [和歌] 新古今 「高きやに 登りてみれバ 煙た川 民のかまどハ にぎハひにけり」 仁徳帝御製
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3頁 [和歌] 「なにわの宮ハ 海近ミ あま乙女らが のれる舩みゆ」 読人しらず (難波宮は 地下鉄谷町4丁目 バス馬場町)
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5頁 [伝承] 高津宮の下 黒焼屋の店にハ 虎の皮 豹の皮 熊の皮 狐狸までも 軒につりて 諸鳥ハ迦陵頻伽と (高津宮は 地下鉄谷町9丁目駅)
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5頁 [伝承] 鳳凰ハなけれど 其外ハことごとく双べて 自在也 黒焼ハ 大きなるものハ 大鵬の翼 小さきものハ蝸牛
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5頁 [伝承] の角の国争ひまでも黒焼にして店前に其鍋を飾りめざしきほど双売ふ也 柳の登り虫あり
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6頁 南瓦屋町
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7頁 [伝承] 二井 此井水ハよきとて 此辺の用水とす
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7頁 [伝承] そのむかしの方 植木や吉助が前栽にハ 和漢の名木を 多く植えたり
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7頁 [伝承] 荘子が八千代の椿 王晋が三槐も 赤栴檀の香木も 徳持ちて 諸州へ 舩にて積送る也
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8頁 [漢文] 道頓堀 芝居側 浪華客舎歌 「大橋一百八 小橋未だ名を知らず 灯を張り 酒家の夕 人影水中に行く」 六如巷 (道頓堀は難波駅)
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9頁 右之続 名呉町
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11頁 [狂歌] 竹田近江機捩戯場 「阿蘭陀 足もかがまぬ 目で見れバ 天地も動く 竹田からくり」
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12頁 [川柳] 道頓堀顔見世 「顔見せや 民の竈に 雁をにる」 斑竹 「顔ミせや 衣に捨てし 橋の花」 大江丸
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13頁 道頓堀 歌舞伎 戯場 角の二のかはり
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13頁 [狂歌] 妓をつれて 芝居見にいてよめる 「我宿の やうにゆるりと 上桟敷 双蝶々 夢とさめけり」
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15頁 [伝承] 大相撲は 毎年三ケつにあれども 殊に賑ハしきは 難波新地の人 すまふ也 贔屓の関取 思ひの外の
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15頁 [伝承] 者に勝しと時ハ 花として いろいろの物を 土俵へ投げやるなり ある人 犢鼻褌の縫に 虎を錦糸にて縫ハせ 其虎の上に
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15頁 [狂歌] 狂歌を賛しておくり 「行末は 誰肌ふれん 紅の花 ワれはいづくの 鬼の犢鼻褌」
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16頁 [俳句] 四ツ橋 「四ツ橋の 角立けるよ 冬の月」 (四つ橋は 地下鉄四ツ橋駅)
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16頁 善野屋橋 上つなぎ橋 あみだ池 名物きせる店 炭屋橋 下つなぎ橋 市の側芝居 丹波桃渓
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17頁 [川柳] 新町橋 「橋づめへ 出た酒さます 小夜千鳥」
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17頁 [川柳] 「乾凍の 道をしやらしやら 男伊達」 湘夕 瀬戸物町 いたち堀 あハざ 升右衛門橋
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18頁 [狂歌] 九軒町に遊びし時 達磨の画に 賛をのぞまれしに 「九軒にて 居つづけせしを 人さんが しりくさつたか 南無三放蕩」
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20頁 [漢文] 砂場いづみや 「砂場の蕎麦店 浪花の珍 蠣殻檐を葺いて 不易の春 石臼多く回る 頭上の力 来賓腹を脹らすこと 数千人」 籬島
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21頁 [狂歌] すな場其二 平慾といふちり粉の蕎麦をもてなされし折に [平麺の 生所もしらず 宿もなし ちり粉つもつて 山盛のそば」 籬島
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21頁 かつほ蔵 臼部屋臼十二 そば蔵 むぎ蔵 醤油蔵
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23頁 [俳句] 阿弥陀池 和光寺 「寺に露て 殊顔なる 月見かな」 はせを(芭蕉)
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24頁 [伝承] 長堀材木浜 関西土佐及び日向より 諸材をここに積上せて 朝の市に 数千金を売ふ也 其場所ハ 長堀堀江 (大阪歴史博物館の説明版に摂津名所図会引用あり)
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24頁 [伝承] 道頓堀川の浜辺にて 所せくまで双べ それそれの印を見て 市を立る也 近久平又などいふが 其長たる家をぞ聞へ
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24頁 [伝承] 按ずるに此津ハ 諸州より積来たる雑貨 何にはならず 数の多きを喜とし 少なきを愁とす これ捌方の自在なるによりてん
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25頁 [川柳] 願慶堀 広教寺 水洟に まことみせけり お取越 千邦 (地下鉄 阿波座駅 広教寺は豊中へ移転)
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26頁 [伝承] 永大浜 鱐魚市 干魚は北国より多く積来り 此問丸にて 市を立る
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26頁 [伝承] これを又 諸国へ売ひ 農家の手に渡て 細末とし 灰に合せ 田畑の養ひとす これを肥しといふ
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28頁 [風俗歌] 雑喉場 魚市 「朝毎に いろいろくづの あつまりて 市にぎはしう 堂川の都衆」 虹丸
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29頁 [俳句] ざこば 其二 芭蕉翁が 「木のをとに 汁も膾も 桜鯛」 とあるべきを 只「さくら哉」と留られしは 天下宗道の玄妙なるべし
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29頁 [伝承] ざこ場の魚市に 西海南海の 諸州の浦々より 群を積て ここに着岸し 日毎に売捌事 限りなし 王祥が鯉も 松江の鯉も 此中にあるべきことぞ おもハれる (木津川橋に 江之子島説明板 と ざこば橋の碑あり 浪花名所百景の引用あり)
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29頁 さきよし橋 下ノ橋 御舩番所 川魚市場 妙見社
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31頁 [伝承] 舩具店 両河口の近隣なる町々に 此店多し 帆木綿 纜大房大綻ハ 軒の下に双べて
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31頁 [伝承] 売ふなり 此ほとりの賤女 帆木綿を差て 手しごとなすも 所がらの業なるべし
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32頁 [伝承] 関西 諸侯商船 琉球人 難波津着岸
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35頁 [伝承] 安治川橋 ある夕暮れ 此橋のうへにて 涼て 友とちに かたりて日 むかしここに雁金文七以下の五人男 伊達角座衛門といふ士と喧嘩して 遂に其士を (旧安治川橋 九条駅~西九条駅間 昭和19年開通の海底トンネル付近か)
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35頁 [伝承] 尺八にて たたき殺し 橋のうへより 河中へ真さかさまに はめたり それが大騒動となり五人の者は 刑にいや これこれそれは 五刈雁金の人形
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35頁 [伝承] 芝居の通りなり そこらの事ハ だれしらぬものもなし イヤササニアラズ こちらの者ハ 津なりや かぶきてなけねば むかしの事ハ 露しらず
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35頁 [伝承] 大星由良助 嶌師直でなけねバ 分からず 吉良じゃの 内蔵助でハ おもしろうなし こなたも離すなら 芝居でさつはりと しまハしやれ
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35頁 [和歌] 「河口に 泊まれる舩と みよし野や たつ帆ばしらの 一目千本」 春朝斎
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37頁 [和歌] 水咫衝石 又 澪標とも書す 安治川口 諸舩入津 「三万里 波にゆられて 舩玉の 神酒いただくも 味いあぢ川」 菱丸 (天保山付近か 対岸にはJR安治川口駅)
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No.6 五巻 嶌下部 嶌上郡 原文
5頁 勝尾寺 西国巡礼廿三番札所 (北急 箕面萱野駅からバス)
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10頁 [童歌] 吹田渡口 「一トワたしをくれて 月に追つかれ 風もりんりん 虫もりんりん」 (阪急相川駅 上高浜橋に吹田の渡し跡 歴史説明板に摂津名所図会の引用あり)
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14頁 [川柳] 「草取や 嫁も娘も 脛の泥」 湖夕
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16頁 [和歌] 鳥飼 藤森社 大和談載 「浅みどり かひある春に あひぬれバ 霞ならねど 立のぼりけり」 大江玉渕女 (モノレール 南摂津駅 鳥飼大橋付近か)
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16頁 [和歌] 散木集 「おきへなき 高瀬の舩を さしすへて 鳥かひにても 暮しつる哉」 俊頼 (モノレール 南摂津駅 鳥飼大橋付近か)
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20頁 白井 24頁 蛍狩 大織冠古廟 (大織冠古廟は追手門大学茨木安威キャンパス横 鎌足公古廟 JR茨木市駅からバス30分)
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25頁 [伝承] 嶋下郡西河原 村のの中に霊泉あり これを疣水といふ この水にて疣を
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25頁 [伝承] 洗ふ時ハ 忽流れ落る也と むかしも鬼に 瘤をとられしためしも ある事にや (JR総持寺駅 磯良神社=疣水神社 西河原公園近く)
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26頁 [伝承] 妖艶たる花の盛りの桜を 疣水の側にあるとて 銘することはむねん
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26頁 [伝承] とやいふべき くらまの山の桜ハ 唐鞍の雲珠に似たれば さもあるべき事也 (JR総持寺駅 磯良神社=疣水神社 西河原公園近く)
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27頁 茨木明神社 惣持寺 西国巡礼所廿二番 (茨木明神社=茨木神社:阪急茨木市駅 総持寺は、JR総持寺駅と阪急総持寺駅の間)
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32頁 [伝承] 富田 本照寺 名木 冨寿栄松ハ 東西廿一間 南北十五間 高さ十六間 (阪急富田駅 JR摂津富田駅)
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33頁 富田 三輪明神 普門寺 冨田 慶瑞寺 (三輪神社:阪急富田駅)
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40頁 [和歌] 三嶋鴨神社 夫木 「三嶋江の 岸に陣なき 深みとり 君が御手を まつにそありける」 衣笠内大臣 (JR高槻駅 阪急高槻市駅から 柱本団地行きバス)
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40頁 [俳句] 玉川 「薄月や 山ゆくすえの 小夜砧」 蘭更
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41頁 服部社 霊山寺 大門寺 (霊仙寺:高槻市駅からバス)
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44頁 南山 安岡寺 (高槻駅からバス)
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45頁 [川柳] 安正寺 世に青梅寺といふ 「青梅を かつふり袖の 娘かな」 斑竹
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46頁 [伝承] 真上 笠森 稲荷社 世に瘡神といふハ 謬なり
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47頁 古曽部 能因法師塚 伊勢塚 花のゐ (JR高槻駅から北東へ徒歩20分)
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48頁 上宮 天神 車塚 広智寺
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52頁 本山寺 五水滝 (高槻 川久保バス停からかなり山奥)
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55頁 神峯山寺 (高槻駅からバスで30分)
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59頁 [和歌] 金龍寺 山家集 「おほつかな いづれの山の 嶺よりか まさるる花の 咲はしむらん」 西行法師
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60頁 [俳句] 金龍寺山 松茸狩り 「茸かりや ある道をいて 物の中」 かが千代
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64頁 [和歌] 待宵小侍従墳 「待宵の ふけ行かねの 声きけバ かへるあしたの 鳥はものかハ」 小侍従(JR島本駅 名神高速横)
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64頁 [和歌] 「物かハと 君がいひけん 鳥の音の けさしもなどの 悲しかるらん」 蔵人
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65頁 大山崎 西観音寺 (天王山中腹)
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No.7 六巻上 豊嶌郡 河邉郡 原文
5頁 [和歌] 箕面山 看丹楓 「水の面に ふかく浅くも みゆる哉 紅葉の色や ふち瀬成らん」 みつね
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6頁 [和歌] 箕面一鳥居 聖天宮 新古今 「散かかる 紅葉の色ハ ふかけれど ワたればにごる 山川の水」 二条院讃岐
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7頁 箕面山 竜安寺 (阪急箕面駅)
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8頁 [和歌] 箕面惣門 夫木 「雨しのぐ みのをの里の 柴垣に すだちはしむる 鶯の声」 西行法師 (阪急箕面駅)
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8頁 [祭事] 毎年正月朔日より 修正会をおこなひて 満座の七日にハ 観音堂の列にて 冨あり 年古き事とて 世に名高し
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9頁 「漢文」 箕面滝 「日照りて香炉紫煙を生ず 遥かに看れば瀑布長川に掛かる 飛流直下す三千尺 疑うらくは是銀河の九天より落つるかと」 李白 (阪急箕面駅) (廬山の瀑布は中国江西省九江市)
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9頁 [和歌] 夫木 「苔ふかき みのおの山の 杉の戸に ただ声きけば 鹿の音ばかり」 鴨長明
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10頁 [狂歌] 正月七日 [狂歌] 箕面冨 「当っても 減る銭金の 冨でなし みのおひさきを 守る神札ぞ」
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15頁 [和歌] 伏尾村 久安寺前 拾遺 「水のあやに もみぢの鏡 かさねつつ 川瀬に浪の 立ぬまぞなき」 健守法師 (阪急池田駅からバス)
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16頁 [和歌] 久安寺 山家 「花の香を つらなる軒に 吹きしめて さとれと風の ちらす也けり」 西行 (阪急池田駅からバス)
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18頁 [俳句] 池田 呉織社 「八朔や 二日の日ハまた くれば馬」 天満 宗因
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19頁 [和歌] 池田 染殿井 小蟹川 拾遺 「沢水に 蛙なく也 山吹の 移ふかげや 底にミゆるらん」 読み人しらず 小かに川 池田町 天神森
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21頁 [伝承] 応神天皇御年に 漢人呉服(くれはとり) 穴織(あやはとり) 二女ワたりて 錦を織ることを をしへ
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21頁 [伝承] 永く伝り 今ハ 京都西陣の町小路にて いろいろの錦を織る事 自在也 (呉服神社 穴織神社は阪急池田駅) (応神天皇陵は近鉄古市駅)
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21頁 [伝承] 兼好がことば 薬種の外 唐土より よろづの物 ワたらづとも 事ハ欠くまじと いはれしハ 此事なるべし
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23頁 [和歌] 六帖 「立ちよりて 見るべき人の あれバこそ 秋のはやしに 錦しくらめ」 貫之
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23頁 [和歌] 池田五月山 愛宕社 夫木 「五月山 花橘に ほととぎす かくろふ時に あへる君かも」 人まろ (阪急池田駅)
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25頁 [狂歌] ゐな川にて すまひ取を見て 狂歌をよめる 「浮き足も ならぬ蛙の 猪名川や 水の力の まさるせみだれ] 籬嶌
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28頁 [和歌] まつかね山 六帖 「津の国の 待兼山の 呼子鳥 鳴けど今来と いふ人もなし」 よみ人しらず (阪急石橋阪大前 モノレール柴原阪大前駅)
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30頁 [和歌] 雉子畷 「春の野に 鶉啼きしの つまごひに をのがありかを 人にしられで」 おちのわう女
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32頁 多田川 移ケ瀬 (能勢電鉄 平野駅)
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33頁 多田院 神廟
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34頁 多田院 釈迦堂
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38頁 [俳句] 多田 鼓ケ滝 「鮎の子の こころすさまし 滝の音」 土芳
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40頁 多田荘 平野湯 (能勢電鉄 平野駅 温泉現存せず)
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41頁 [狂歌] 多田の湯 浴室 「ワき出る 金の精を 浴して やまひなをれば やすひただの湯」 菱丸 (能勢電鉄 平野駅 温泉現存せず)
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43頁 多田入湯 旅舎 (能勢電鉄 平野駅 温泉現存せず)
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45頁 [伝承] 一庫湯 山下村下財の家多し 吹屋あり 湯本穴 いな川ノ上 高代寺道 泊屋 湯屋
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No.8 六巻下 河邉郡 下 原文
3頁 [和歌] 屏風巌 「春は花 秋ハもみぢと かハるのは 屏風の岩の 名画也けり」 湖夕
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5頁 [和歌] 満願寺 新古今 「紫の 雲路にさそふ 琴のねに うき世をはらふ 峰の松風」 寂蓮法師
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6頁 [和歌] 西明寺飛泉 拾遺 「年をへて 深山かくれの 時鳥(ほととぎす) きく人もなき 音をのミぞなく」 実方朝臣 万願寺道
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9頁 [伝承] 遠近の花匂う弥生の頃 中山寺無縁経に参らんとて 十三のワたしをこへて うららかなる道芝に げんげすみれ芽花を 摘にはかどらざるも 春日やの奥の最中なるべし
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9頁 [川柳] 「殊勝さよ ろくぢの道を 安楽に なまい田んぼを 坊主もち也」 浪花 菱丸
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10頁 中山寺 西国巡礼廿四番札所 (阪急中山観音駅 JR中山寺駅)
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11頁 中山寺門前 (阪急中山観音駅 JR中山寺駅)
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12頁 [和歌] 中山寺奥院 古今 「山田もる 秋のかりいほに 置く露は いなおほせ鳥の 涙也けり」 忠岑 (阪急中山観音駅 JR中山寺駅)
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17頁 [川柳] 清荒神 「かんこ鳥 我もさびしいか 飛て行」 乙田 (阪急 清荒神駅)
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18頁 [和歌] 小浜毫摂寺 八本松 六帖 「ふかみどり ときハのまつの 陰にゐて うつろうはなを よそにこそえめ」 友則
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21頁 [和歌] 昆陽寺(こやでら) 五百弟子品 山家 山家 「をのづから きよき心に みがかれて 玉ときかくる 法をしる哉」 西行西行 (伊丹市営バス 昆陽里)
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22頁 昆陽寺 門前 行基井 昆陽池(こやいけ) (昆陽池は、阪急伊丹駅北東の猪名野神社から緑道経由で5kmほど)
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27頁 伊丹 辻邑 碑 荒木自然齊 塚 (JR伊丹駅・阪急伊丹駅からバス 自然居士墓)
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28頁 [俳句] 伊丹 野宮牛頭天皇 「天も火に 酔が伊丹の 大灯籠」 鬼貫
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29頁 [伝承] 酒に聖賢の誉ありて 長鯨の百川を 吸ふが如しとハ 池田伊丹の 酒造の能 得意なるべし
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32頁 [和歌] 猪名寺金塚 猪名笹原 続古今 「かるもかく ゐなのの原の かり枕 さてもねられぬ 月をミるかな」 藤原隆祐朝臣
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35頁 [和歌] 久々知妙見祠 近年妙見尊を信ずる事多く 殊に久々知の妙見 能勢の妙見とて 詣人多し 霊験日々に新也 これを時行神(はやりがみ)といふ
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36頁 [伝承] 神崎の渡口ハ 難波より西国の往還にて 常にゆききの人多し 能狂言薩摩守ハ 此のワたし也 (JR尼崎から阪神バス 神崎橋バス停 新幹線鉄橋あたりに神崎川・猪名川・藻川合流地点 碑や説明板は見当たらず)
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36頁 [伝承] 此川に鯉多くすんで 水面にはね上る 餌を釣にさして釣れバ 大なる鯉釣る也 大公望が六鞱の初に書しも かくやらんとぞ思ひける
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39頁 [伝承] 長洲の堤に棗の木多し 実ならず外へ植替えれば その年より大なる棗多く出来て 風味よし これ風土の奇也 (大物川緑地に歴史説明板あり / 尼崎城天守閣内の説明板に摂津名所図会の引用あり)
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39頁 [俳句] 「名月や 浦の初しま ほととぎす」 古声 尼崎 大物社 (大物川緑地に歴史説明板あり / 尼崎城天守閣内の説明板に摂津名所図会の引用あり)
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39頁 [伝承] 源よしつねとしづか御前と ワかれ名残を おしみ給ふハ 此所なり 長洲つつミ 長洲天神
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40頁 尼崎
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42頁 [和歌] 葦苅島 六帖 「人しれず 物とふときハ 難波ふる 芦のしらねの しられやハする」 読み人しらず
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46頁 尼崎 本興寺 (阪神 尼崎駅)
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46頁 [和歌] 勧持品 新古今 「さらずとて いくよもあらじ いさやさハ 法にかへつる 命とおもハん」 正三位経家
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47頁 [和歌] 尼崎 貴布祢神社 新古今 「飛かける あまのいは舟 たづねてぞ 秋津島にハ 宮はじめける」 三統理平(みむねのまさひら) (貴布祢神社は阪神出屋敷駅 / 尼崎城天守閣の説明板に摂津めしょずえの引用あり)
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No.9 七巻下 武庫郡 莵原郡 原文
10頁 [伝承] 西宮傀儡師ハ 末社百太夫 神を組とす むかし漢高祖 平城を囲まれし時 陳平計をめぐらし 木を割て
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10頁 [伝承] 美人を作り 城上に立て 敵将単干君を詐る これ傀儡のはじめなり 下川辺維絵図
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11頁 西宮神社 津戸昌林寺 (阪神西宮駅)
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14頁 再度山 大龍寺 (三ノ宮からかなり山奥)
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18頁 [俳句] 兜山 神呪寺 「上代の 春日もうつれ かふと山」 史邦(ふみくに) (阪神西宮駅からバス 阪急仁川駅から徒歩1時間くらいか)
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19頁 [和歌] 広田神社 広田歌合 「今朝見れば 浜の南の 宮造り あらためてけり 夜半の白雪」 家祐 (阪神西宮駅からバス 阪急苦楽園口駅)
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19頁 [和歌] 拾遺 「御禊して 思ふ事をぞ 祈りつつ 八百万世の 神のまにまに」 参議伊衡
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22頁 武庫川 おかしの宮 小松旧蹟 (阪神武庫川駅)
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23頁 [俳句] 鳴尾 西瓜畑 「ひいやりと 腹も鳴尾の 西瓜かな」 籬島 (阪神 鳴尾武庫川女子大学駅 甲子園浜に近い)
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26頁 [伝承] 西宮御澳の桜鯛ハ 蛭子三郎殿 つり初給ひしより 世に賞す
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26頁 [伝承] これ我国の名産にして 中華に鯛ある事いまだ聞ず 総じて
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26頁 [伝承] 諸魚ともに 網あて漁したるハ 次にして 釣にかかりたる魚は 至ツて美味なりと 人のかたりき (阪神香櫨園駅 御前浜あたりか)
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30頁 [川柳] 芦屋浦 踊松 「をどり松 女波男浪の 拍子哉」 湖夕 (阪神深江駅 踊り松の碑)
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31頁 [伝承] 仲哀天皇の先后 大仲姫の御腹に出誕し給ふ 麛坂忍熊の二王子 兄をして弟の応神天皇に従ハんや
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31頁 [伝承] とて三韓凱陳の神功皇后を討とめんとて ここに相出給ふより 所の名に呼応
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34頁 打出浜 阿保親王塚 金津山 親王寺 (阪神打出駅 阿保親王塚は芦屋駅)
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34頁 [和歌] 「朝ぼらけ あしやの沖を 行舟の よそめハ鴨の いるかとぞ見る」 公通 本所道
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34頁 天神 阿保親王塚 金津山 沢へつづき
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35頁 [和歌] 新後拾 「難波女の すくもただ火も うちしめり あしやの里に 春雨ぞふる」 正三位知家
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35頁 芦屋里 猿丸太夫塚 公光跡 薬師堂 潮見桜(阪急 芦屋川駅)
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35頁 猿丸太夫 公光社 土神 薬師 なり平屋敷跡
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38頁 莵原住吉 馬場前 求塚 雀松原 (JR住吉駅)
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38頁 酒造多し 求塚 雀松原 車屋 水とゆ つづき (阪神大石駅〜新在家駅あたりか)
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39頁 莵原 住吉社 神宮寺 拝殿 本社 さざれ石 (JR住吉駅)
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41頁 [伝承] 武庫山より多く 石を切出し 御影村より 諸国へ商ふ 牛車のちからをもって (旧福知山線廃線後 歩行可能)
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41頁 [伝承] 月々運ぶこと多し 石は近州木戸より少し優れて 京師の白川にはおとれり
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42頁 篠原 山中 なごりの 余波松
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43頁 [川柳] 東明村 求塚 「塚ふりぬ 右と左に 男へし」 一幹
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46頁 [伝承] 益荒丁子等 妻を互にあらそひ 生田川にて 水鳥を射る
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50頁 [伝承] 小山田太郎ハ 求塚にて 主君義貞の恩を顧て 義の為に 戦死いたす
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50頁 [伝承] 事ハ 和漢に稀なる忠臣也 武士たる人ハ これを神とも尊信すべきもの
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52頁 岩谷邑 敏馬社 求塚 龍泉寺 (阪神 岩谷駅)
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53頁 敏馬浦 法然松 摩耶山 二度山 (法然松は春日野道駅 摩耶山は摩耶ケーブル 二度山はかなり山奥)
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53頁 [和歌] 夫木 「波かくる みぬめの崎の 友子鳥 たつかとすれば 又きなく也」 兼家
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54頁 [伝承] 摩耶山 麓より坂路十八町の間 一町毎に標石あり (阪急王子公園から摩耶ケーブル)
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54頁 [俳句] 「帆を上ケし 栁ちりけり 摩耶おろし」
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55頁 摩耶山忉天上寺 (阪急王子公園から摩耶ケーブル)
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58頁 [伝承] 熊内村に牡丹の名木ありしが 今ハ小木となる
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58頁 布引滝 此山の表て 熊内 龍勝寺 砂山 (新神戸駅 近くに布引ハーブ園ロープウェイ)
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59頁 [和歌] 布引滝 布引の滝見にまかりて よみける 続古 「山姫の 嶺の梢に ひきかけて さらせる布や 滝の白波」 俊頼
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62頁 平相国 布引滝詣
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64頁 [伝承] 莵原の慶日 上人ハ我朝の神仙にして 一粒の粟中に 日月を蔵し 五升の鐺の内に 山川を煮 紳変不思議の異僧也
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No.10 矢田部郡 上 原文
5頁 生田桜馬場 一ノ鳥居 後拾遺 「夜寒なる 生田の杜の 秋風に とハれぬ里も 月やみるらん」 衣笠内大臣
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9頁 [和歌] 万葉集に 「君が為 山田の沢に 恵具摘と 雪けの水に もすそぬらしつ」 と詠みたれど ここハ生田の浦の 磯菜を摘て
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9頁 [伝承] 寛平の帝の御時より始て 七種の中に貢しとかや 中頃絶て 今ハ菟原
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9頁 [伝承] 郡中尾村の人 絻に指て 京師西六条に贈るも 此遺用なりと聞也
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10頁 [伝承] 生田社の馬場前八町秤 左右に桜梅まじへたる双樹あり 雪の中より春をしれず 鶯きなく頃より かげろふもゆる 日かげのうららなるに 初花 (生田神社は三ノ宮駅)
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10頁 [伝承] 匂ひひそめて 遠近人ハ 此神籠に図居して 遊宴するも 当社の御神の桜を愛し給ふ 威徳の彰れとぞ 思ハれける
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11頁 [伝承] 雷声を出して 百万の軍勢を 鏖にせんとする 雄力の中に 影季ハ紅梅
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11頁 [伝承] を箙にさして 風流を貯ふるハ 楚の闘廉部の師を敗し 智謀とやいふべき
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14頁 再度山 大龍寺
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17頁 楠・足利 湊川 血戦 (神鉄 湊川駅)
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18頁 [漢文] 湊川 楠正成墳 湊川覧古 「長松提上すれば樹蒼蒼たり 古戦場頭鬱として相い望む 讒者と忠臣黄土を与にす 天涯の静處客心傷む」 嵎夷秋元以正
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18頁 坂本村 差方塚 華厳寺 氷室 組跡 夢野 広巌寺 一リ塚 さびえ 遊女町 (地下鉄 大倉山駅)
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23頁 兵庫髷 佐比江(神戸高速 新開地駅)
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23頁 [和歌] 「兵庫髷 紅おしろいの 花の顔 佐比江といへど 日々に新し」
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24頁 [川柳] 兵庫 七宮 「涼しさや つい大坂へ 一走り」 斑竹
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28頁 兵庫築嶋寺 再度山
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30頁 [和歌関連] 兵庫真光寺 和田笠松 御崎橋 新古今 五智心妙観察智といふ事を
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30頁 [和歌] 「底清く こころの水を あまさずハ いかがさとりの はちすをも見ん」 入道前関白大乗大臣
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31頁 八棟寺旧蹟 平相国清盛塔 平常政琵琶塚 萱野御所 須佐入江 千僧寺跡 薬仙寺
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31頁 つね政びわ塚 八棟寺 ちん寺 清もり塔 薬仙寺 かやの御所 すさの入江 千僧寺跡
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36頁 [伝承] 兵庫の生洲ハ 今在家町の浜にあり 常に諸魚を生て 湿気の時 不漁の
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36頁 [伝承] 用とす 禁裏臨時調貢も これより 捧る事多し
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39頁 和田社 和田御崎 遠矢浜 和田御崎 遠矢浜 (地下鉄・JR 和田岬駅)
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39頁 [和歌] 新古今 「旅衣 たち行波路 とをければ いさ白雲の ほどもしられず」 高橋奝然
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41頁 [伝承] 六韜曰堅陳を陥し 強敵を敗るハ 大黄参 運弓飛鳬雷景など いふ弓矢也 本間孫四郎
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41頁 [伝承] が 和田御崎にて 遠矢を射しハ たしかに 此器品ならん
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No.11 矢田部郡 下 原文
2頁 真野榛原
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3頁 長田社 新古今 「さき匂ふ 花のけしきも 見るからに 神のこころぞ 空にしらるる」 白河院御崎 明泉寺
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5頁 板宿村 禅昌寺 神撫山 (山陽電鉄 板宿駅)
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10頁 [和歌] 続拾遺 「芦の葉に まがふほたるの ほのぼのと ひとりぞワたる まののつきばし」 肥後
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10頁 長田社 是ゟ奥外ニ図あり 監物塚(神鉄 高速長田駅)
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11頁 [和歌] 新続古 舩かよふ まののうら波 はなはなと 月もよワたる 淀のつきはし 権大僧都尭尋
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11頁 神梅山 禅昌寺 天神 妙法寺 勝福寺 (山陽電鉄 板宿駅 東須磨駅)
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12頁 駒が林 忠度塚 白波松 稲葉やくし
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13頁 西須磨 行平月見松 衣かけ松 前田氏家 菅の井 村雨堂
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13頁 [和歌] 山家 「月すみて なぎたる海の 面かな 雲の波さへ 立もかからで」 西行
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13頁 衣かけ松 村雨堂 月見松 稲荷 事代主 前田家 是より西須磨 (JR須磨海浜公園駅)
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14頁 綱敷大神 頼政薬師
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14頁 新後拾 定家
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14頁 よりまさやくし すま寺 中門迄三町松原
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15頁 一ノ谷 内裏跡
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16頁 鉢伏山 一ノ谷 二ノ谷 敦盛石塔 (山陽電鉄須磨浦公園駅 鉢伏山へはロープウェイあり)<
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16頁 千載 中納言師俊
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18頁 すまの浦 籬島
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23頁 すまの内裏 一ノ谷 阪落し
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24頁 忠度卿弥太を捕ツて
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26頁 源氏君すまのふらへさすらへ
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26頁 しらざりし・・・光君
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26頁 やをよろづ・・・光君
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33頁 須磨寺 護摩堂 大師堂 (山陽電鉄 須磨寺駅)
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34頁 須磨寺 門前
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36頁 中将重衡卿 須磨浦にて
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36頁 三位中将重衡ハ 生田の合戦敗れて西をさして落給ふ
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36頁 後藤兵衛盛長ハ逸足し
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39頁 越中前司基俊ハ平家軍将の
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39頁 首をとらんとし給うを
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43頁 田井畑 松風村雨墓 同屋敷址 鷲尾旧屋 八幡宮 鏡の池 (地下鉄 名谷駅)
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43頁 松風村雨墓 松風やしき跡・・・
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45頁 丹生山田 鷲尾故屋 栗花落氏 弁天つゆ井
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45頁 鷲尾 よしつね腰かけ石 丹生山田十三ケ村あり 千年旧屋
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48頁 一谷逆落の標者 鷲尾義久の旧屋
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48頁 義経公腰懸石
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50頁 爾雅曰四五月海欲黄落
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50頁 丹生山田原村 栗花落氏の前栽 (神鉄 花山駅 箕谷駅)
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51頁 丹生山田千年屋
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51頁 実に子載をふる 丹頂の鶴の棲也
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No.12 有馬郡 能勢郡 原文
5頁 むかし有馬山の領主鷹狩に
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6頁 夫木 光俊
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6頁 十二坊其外
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6頁 薬師 ねがひ水 宝庫 清盛塔
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11頁 有馬温泉 あたご (神鉄 有馬温泉駅)
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12頁 有馬入湯の旅客は二階三階の屋造に
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12頁 旅鬱の気を散する
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14頁 有馬温泉入初
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14頁 山中の寺僧坊中の人々
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19頁 有馬 竹細工店
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20頁 三田道 たもと石
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23頁 有馬 鼓ケ滝 有明桜 一声は・・・花夕
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26頁 鳥地獄
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26頁 狂歌 鳥地獄 籬島
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29頁 有馬 温泉 幕湯図
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31頁 有馬筆は世に名高く
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31頁 ありま筆とかけて神輿にのるふり袖ととく
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35頁 有馬細見惣図
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35頁 堀川百選 兼昌
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40頁 有馬道 四十八ケ瀬
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43頁 毎歳十月亥子日 木代切畑の二村より御言
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45頁 吉川 高代寺
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48頁 釼尾山 白虵石 黒虵石
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50頁 能勢妙見堂麓 野間村 (能勢電鉄 妙見口駅 ケーブルカー廃止)
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51頁 京あたご見ゆる 能勢妙見尊
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53頁 能勢妙見尊は近年霊験新也
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53頁 特に花魁優伶の輩厚く信じて
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55頁 三草山 大松明
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57頁 名月峠 松泉
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57頁 名月姫塔 父国春塔 夫能勢家包塔
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国立公文書館デジタルアーカイブの摂津名所図会の字形を参照しました。
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ちょっとこもんじょ