三日目(10月6日) ローレンシャン高原 → ケベックシティー
翌朝、ローレンシャン高原を後にし、ルート327・117、そしてルート15からルート40に乗り東に向かう。 ケベック・シティーまでおよそ470kmの道程。 この間に初めての給油をする。 ガソリンの種類はオーディナリー、ミディアム、スーパーの3種類、レギュラーはオーディナリーであった。 ルート40沿いも紅葉が美しい。 天気はだんだん曇りがち、気温も15度、14度と下がってゆく。 ついにケベックに到着。 ケベック・シティーは、旧市街のオールドタウン・ロウワータウン・アッパータウン(新市街)の3つに分かれている。 ユネスコの世界遺産にも指定されている旧フランス植民地時代の建物が残るオールドタウンを先ず見物する。 オールドタウンは1km四方程度の広さで、有名な シャトー・フロントナック(ホテル)に行く。 そこにはテラス・デュフランという板張りのテラスが600mほども続くところがあるが、そこからは眼下にセントローレンス川、そして対岸の町並みが望める。 テラス沿いの道を辿り、周囲をぐるり一周した。 シタデルと呼ばれる星型の要塞があり、現在でもカナダ陸軍第22連隊が駐屯している。 プチ・シャンプラン地区は、北米で最も古い繁華街で17世紀後半にはすでに町として開けていたといわれている。石畳の路地と石造りの古い建物が往時を十分に偲ばせてくれる。 夕方近くなったのでインフォメーションセンターに立ち寄り、宿の情報、レストランの情報等を得る。 ここで今夜のホテルと、美味しいロブスター料理を出してくれるレストランを紹介してもらう。 フロントナックも考慮に入れていたが、昔ながらの一般的なホテルに宿泊するのも良い経験だろうと200年ほども続いているホテルを紹介してもらった。 3階立ての木賃宿のようなホテルで、階段も狭かったが、古いなりに部屋は小奇麗にされていた。 オールドタウンの夜景を楽しんだ後、夕食は紹介してもらったロウワータウンにあるレストラン” le Marie Clarisse”でロブスターを賞味することにした。 久し振りのロブスター料理を楽しむ。その後、夜景撮影のためにオールドタウン内を散策する。明日は、新市街を見物した後、イースターン・タウンシップスのひとつ、シャーブルックへ向かうことにする。
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