江戸時代初期、大坂城代松平忠明が大坂城下の整理再編を行った際、城下にあった仏教寺院を郊外に移転させ、このときこの地に多数の寺院が集まり、寺町が形成されました。日蓮宗本政寺はその北辺にあります。寺には年に1度公開される秘仏「日蓮聖人座像」があり、由緒深いお寺です。文献によると元和元年(1616年)七月朔日、日秀上人が開山したとあります。
江戸時代においては大坂城下の庶民が郊外散策に出かける場所として大いに賑わっていましたがさらに戦後の企画整理で小さくなることを余儀なくされました。当時は相撲の大阪場所時に、大鵬部屋に貸していました。
このほどこの本政寺は、宗派を問わずに入れる墓地を開発しました。どんなお寺でも宗派を超えて供養するのが本来のあり方です。大阪市内にある便利な場所で家族の絆を深めませんか。