'09.10.28 更新
片山慶次郎 観世流能楽師職分。8世片山家当主故片山博通と京舞井上流4世家元故井上
八千代(井上愛子)の次男として生まれる。幼少より、父及び故杉浦義朗に
指導を受け、4歳にて初舞台。以後子方の舞台を数多く勤め、長じては
故観世雅雪、寿夫に師事。自らの能の追及と、現代に生きる能を探って、
「能にしたしむ会」を主宰、今日に至る。
また兄である9世片山九郎右衛門を補佐、同門の育成に当たる一方、長年に
わたって能楽協会京都支部長や京都能楽会理事長として、一般、殊に若い世代
への能の理解と普及に力を注いできた。その他執筆活動も行い、著書に
「博通望憶」「四世井上八千代芸話」「なんとのうええ 慶次郎雑談」などが
ある。平成3年「京都市芸術文化協会賞」、平成9年「京都府文化賞功労賞」
平成16年「京都市芸術功労賞」を受賞。平成18年秋の叙勲にて、「旭日
雙光章」を受章。また同年「第28回観世寿夫記念法政大学能楽賞」を受賞。
昭和7年生(77歳)
京都能楽会副会長
片山家能楽・京舞保存財団理事
京都大学観世会講師
京都創生座企画委員長
片山 伸吾 観世流能楽師準職分。幼少より、父慶次郎及び人間国宝9世片山九郎右衛門
に稽古を受ける。昭和47年、3歳の時、仕舞「鶴亀」にて初舞台。
昭和51年、能「岩船」にて初シテを勤める。以来「石橋」「乱」「道成寺」
「望月」「三輪・白式神神楽」等を披く。
能を始めとした古典芸能全般の勉強会『花習塾』を主宰し、『Noh-Live』や
『紬の会』など様々な催しを企画する。また海外においても公演のみならず、
ワークショップにも携わり、内外問わず能の普及に努める。
映画「宋家の三姉妹(平成11年日本公開)」や舞台「カタストロフィ」
「源平の風」等に出演。中村芝雀や市川右近といった歌舞伎役者とも共演する
など、積極的に異分野との融合を行う。
祖母は京舞井上流先代4世家元の故井上八千代(井上愛子)。現5世八千代は
いとこにあたる。
平成19年度京都府文化賞奨励賞受賞。
昭和43年生(41歳)
同志社大学文学部文化学科美学及び芸術学専攻卒
能楽協会京都支部常議員(教育特別委員を兼務)
京都観世会理事
京都能楽会理事
片山家能楽・京舞保存財団評議員
京都大学観世会講師
T.T.T.(トラディショナル・シアター・トレーニング)講師
京都創生座企画委員・プロジェクトチームメンバー
イラスト・オガワツヨシ