神奈川県知的障害者施設保護者会連合会

 
手をつなぎともに生きよう

 

令和6年度活動計画

 

1.各保護者会等における共通課題への取り組み

1)知的障害のある人たちの高齢化・重度化への対応
     高齢化・重度化への取り組みで欠かせないのが医療・衛生環境の充実です。これについては家族会等と施設が
    情報の共有を図ることが重要です。

     今年度は昨年度この項に掲げました「がん検診」、「口腔衛生」への対応等も含めて、各家族会等で浮かび上がった
    課題を共有し、家族会等の活動に寄与できるよう、意見交換を進め必要に応じて行政への要望等に繋げてまいります。

2)地域生活移行への対応
     本件については引き続き行政等、関係機関と意見交換を行い、必要に応じて要望書、意見書等を提出します。
    @グループホームのソフト、ハード面等、夜間を含む生活環境の改善。 
    A高齢化・重度化に伴いグループホームでの生活が困難になった場合の再入所等を可能とする対策の具現化を
       関係機関に求めていく。

    B入所施設でなければ安心・安全な生活ができない人たちへの長期入所を求める。

3)「意思決定支援」の在り方について
     「意思決定支援」の在り方については研修活動を通じて私たち自身が学習するとともにさらに会員の理解を深めて
     まいります。

2.組織強化と運営体制の強化

近年、保護者会・家族会活動の低調を理由に会員が減少傾向にあります。神奈川施保連の活動の活発化を図り、少しでも多く会員の増強を図ります。 
 また、部会活動をはじめ、諸活動にはできるだけ多くの会員が参画し、より有効に機能するよう進めて参ります。

3.各保護者会等の活動に寄与する情報提供
  「ホームページの充実」、「神奈川施保連ニュース」、「障害福祉に関るレポート」および全施連加盟県連が発行するニュース、あるいは友誼団体や県市町村からの情報を適宜に会員に発信します。

4.学習会・勉強会・交流会等

神奈川施保連として最も重要な活動の一つです。可能な限り実施してまいります。
(1)現在進められている「成年後見制度」の問題点・疑問点・要望等を神奈川施保連として整理し、その結果を踏まえて意見交換   会や学習会を実施します。
(2)神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例に基づく基本計画」について神奈川県および各市町村との意見交換会   を実施してまいります。 
(3)その他会員からの要望に基づき出来る限り学習会や意見交換会を実施します。
(4)コロナで中止していた施設見学を実施する方向で検討を進めるます。

5.他の障害者団体との連携
 1)全施連との連携
     全施連が進める取り組みについては、神奈川施保連の意見を反映させていきます。
 2)関東ブロック協議会との連携
     全施連の活動状況に基づき、ブロック内で意見交換、要望などを整理し全施連の発展に寄与するよう努めます。
 (
3)県・市町村および県内の知的障害関係諸団体との情報交換
     県・市町村とはことあるごとに意見交換会、説明会の開催を依頼、また神奈川県知的障害施設団体連合会・やまゆり知的    障害児者生活サポート協会等の友誼団体とは引き続き良好な関係を維持し、神奈川施保連の考え方を伝え必要に応じて協    力をお願いしてまいります。

令和6年度活動計画一覧(案)

令和661日〜令和7531(斜め文字は未定)

会議等

内容

6

()

1回理事会

総会準備

7

6()

56回定期総会

R6年度活動計画承認他

8

  3()

2回理事会

活動内容の確認と推進他

9

7()

3回理事会

活動内容の確認と推進他

23()

保護者間交流会

会員相互の意見交換

10

12()

第4回理事会

活動内容の確認と推進他

11

4()

学習会(講演会)

講演会(第7期福祉計画)

1

11()

第5回理事会・新年会

前半の振り返り等

 3

9()

第6回理事会・学習会

活動内容の確認と推進他・情報提供

5

10()

第7回理事会

総会準備等

 ★常任理事会は必要に応じてZOOMで開催する。対面での会議が必用な場合は、会場を確保して開催。★令和7年度の総会は75()または6()を予定
その他の活動等

県・横浜市・川崎市との意見交換会

全施連関東ブロック連絡協議会

神奈川県施設団体連合会との会合

全施連理事会