Part.1 それが始まり
11月某日。NTT東日本から、電話が掛かってまいりました。
内容は。わが地区のADSLサービスの提供が開始されるとのこと、ついては、その説明をしたいとのお話でした。
以前、サービスの提供が始まったら知らせてくださいと、頼んでおりましたので、その電話でした。
「そうか〜。とうとう来るのか」
今までは、アナログ回線でネットを使っていたので、待ち焦がれておりました。
NTTの担当の方から、お話を聞き、導入の手続きをいたしました。
ADSLの専用回線を引くことにしました。
工事の予定日は、11月29日(木)の午後としました。
それまでに、LANボードとLANコードを購入(私のパソコンには付いておりません)、料金プランをADSLアクセスフレッツプラン(OCN)に変更するという、2つの命題をクリアーしなければいけなくなりました。
料金プランの変更は、ネットですぐに済みました。LANの購入もすぐ出来るでしょう。
そうすれば、後は「その日」を待つのみです。
そうだ!
アナログ回線と、どのくらい速度が違うか、計ってみましょうか。
次のネタはこれで決まりですね。
それでは、簡単ではございますが、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
また、会ってくださいませ。
Part.2 実践せよ!
今回のお話をする前に、わたくしのパソコン環境をお教えいたしましょう
本体 |
FUJITSU FMV DESKPOWER ME6/755 |
LANボードはついていない |
OS |
Windows ME |
XPに変えようか悩んでいます |
モデム |
ADSL モデム-S |
NTTからのレンタル |
接続環境 |
フレッツADSL 電話回線と共有しない専用タイプ |
別に共用タイプでも良かったのですが、専用の方が接続が安定しますよね(まあ、何となくそっちにしたって言うのが本音) |
プロバイダ |
OCN |
NTTとくれば、OCN |
住宅 |
一軒家(ニュータウン) |
築6年(くらいだったかな?) |
配線 |
LANコード(2メートル)、電話機コード(5メートル) |
LANコードの方が長い方がいいと言うのは本当ですか?) |
11月2×日。
LANボードと、LANコードを買いに行きました。
NTTからモデムが届くのを待って、取り付けたいと思います。一気にセッティングをしたほうが気分がいいと思ったからです。
11月2××日。(さあ、今日は何日ですか?)
工事日の3日前に、NTT東日本から、『フレッツ接続ツール』が、郵便で届きました。
モデムが届いたのが工事日の2日前、説明をしていただいたNTTの担当の方が直々に届けてくださいました。(ありがとうございます)。
その後、LANボードの取り付け作業を終えてこの日は終了です。
Part3. 運命の日
2001年11月29日。午後1時。
その日、NTTからの工事の方が二人来てくださいました(正確にはNTTの契約業者の方)。
すでにあるモジュラージャック(電話機コードを差し込む場所)のすぐ上の壁を開けて、電話線と、パソコン専用の配線を引いてくださいました。
そして、「サービス提供可能エリア内であっても、NTT交換所からお客さま宅までの環境により提供できない場合があります。」(引用)ので、速度の確認をしてもらいました。
その結果、976k でした。NTTの方からの最初のお話では、500kくらいしか出ないでしょうと言うことでしたので(わたくしもそう思っていました)、この数字は驚きです。工事の方もビックリなさっていました(『おお、すげー』とか言っておられました)。
その後、モジュラーにカバーをつけて、作業は完了。外でどういう作業をしていたのかは見ていなかったので分かりませんが、工事は、20分くらいでしたでしょうか。
何のトラブルもなく、あっさりしたものです。(ありがとうございました)
後は自分で、モデムとLANボードを、LANコードをつなげます。
その後、フレッツ接続ツールをインストールします。
CD-ROMを入れて、現れる画面に従うだけです。
ほんの数分で終わりました。
これで全ての作業は完了です。
さあ、次にすることと言えば、ADSLのスピードを実感するのみです。
皆さんお馴染みのホームページ、ブロードバンドスピードテストを開きます(お世話になっております)。
その結果は・・・。
Part4. ハイウェイ スター
・・・以下の通りです。
|
|
ホスト1 |
ホスト2 |
推定スループット |
1 |
アナログモデム(56kbps) |
26kbps(17kB,6.0秒) |
26kbps(17kB,5.8秒) |
26kbps(3kB/s) |
2 |
ADSL(OCN) |
1.26Mbps(539kB,3.8秒) |
1.22Mbps(539kB,3.6秒) |
1.26Mbps(158kB/s) |
*2. ちなみに、速度(平均)1,181k
bit/sec :フレッツ・スクエアで測定。
ファイルのダウンロード速度が、アナログ回線のときと比べて50倍になりました。
Part.5 常時接続に変わって・・・
次に行ったのは、セキュリティ問題を解決させることです。
ご存知の通り、すぐにやらなくてはいけないセキュリティは2つ。
『ウイルススキャン』と、『ファイアーウォール』です。
私が今、インストールしている『ウイルススキャン』は、
『McAfee VirusScan』、『ANTIDOTE for PC Viruses - Personal Edition 』の2つです。(お世話になっております)
『ANTIDOTE for PC Viruses - Personal Edition 』の使い方は簡単です。
その1:「オンデマンド検索」を選択し、「OK」ボタンをクリックして、後は、チェックしたいフォルダを選択します。
その2:起動した後(スタートアップに登録する設定があります)、フォルダをエクスプローラで開けて、アイコンを右クリックして、ウイルス検索を選びましょう。
ウイルスのデータの更新も簡単に出来ます。
セキュリティ2つ目の『ファイアーウォール』は、
『Zone Alarm』を使っております。使い方は、Zone
Alarmの日本語化パッチを提供しているホームページが数多くあるので、それを参照してみると良いでしょう。( ZoneAlarm 日本語化パッチ で検索にかけると出てきます)
これで、セキュリティは完璧です。
以上でわたくしが、ADSLを導入した際に行った作業は終わりです。
我が地区にADSLサービスが始まって、我が家にADSLが来てから、一ヶ月経ちました。最後にダイヤルアップ時に比べて変わったことをまとめておきます。
1.
ホームページの表示が速くなった。
2.
ファイルのダウンロードが速くなった。
3.
電話代が気にならないってすばらしい。
4.
インターネットの達人になった・・・様な気になった。
5.
ハードディスクに、アプリケーションとファイルが溜まってきた。
6.
インターネットをする時間が増えた。
7.
最近、寝不足で寝不足で。
皆さん、インターネットのやりすぎには注意しましょう。
おまけ。
ADSL回線は国際電話や、ダイヤルQ2にはつながらないらしいです。アナログモデムからモジューラケーブルを外しておけば、つながる心配はないそうです。
追記: 今現在(06/04/20002)、Zone Alarmではなくて、「 Tiny Personal Firewall 」を使っております。これにもパッチが存在し、日本語化が可能です。
変えた理由は、ただ何となく です。