まず,県内周遊観光の振興であります。
東日本大震災や福島第一原発事故の風評被害により,大変落ち込んでいる観光客の回復を図るため,旅行会社などに無料で観光バスを提供し,首都圏や茨城空港の就航先などから,団体客を誘致するため,「いばらき周遊観光促進事業」が,今定例会に提案されております。この機会に新たな周遊観光ルートを設定し,観光客の誘客を図り,疲弊した県内観光地の元気を取り戻して頂きたいと思います。
また,私の地元のことで恐縮ですが,例えば,土浦市と石岡市を結ぶ朝日トンネルが,本年5月に貫通し,来年度,末には供用開始の予定であります。この道路は,交流の促進や霞ヶ浦・筑波山周辺の観光ルートの構築に資するものだと認識しておりますが,供用が開始されてから周遊観光を考えるのではなく,先行的に周遊観光を考えるという発想も重要ではないかと思います。
そこで,県として新たな周遊観光ルートをどのような方針で設定し,県内周遊観光を振興するのか商工労働部長にお伺い致します。
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