平成23年第3回定例会 一般質問内容(詳細)

3. ドクターヘリについて
  
 (1) 東日本大震災における対応と課題並びに今後の取組
伊沢 勝徳

次に,ドクターヘリについてお伺い致します。

今回の台風15号の日本縦断による被害も拡大中でございますが,先日の台風12号の襲来でも,近畿地方を中心に甚大な被害に遭いました。死者67名,行方不明者27名という,平成に入ってから最大の台風による被害状況でありました。お亡くなりになりました方々には心からのご冥福を,被害に遭われた皆様には心からのお見舞いを謹んで申し上げます。

そういった大変な状況の中,「孤立する奈良県十津川村で和歌山県のドクターヘリが妊婦を救出」との報道に接しました。とても良かったと安堵する一方,通常の医療体制が維持できない被災地では,ドクターヘリが有効に機能し,その威力を十分に発揮したと実感しました。

そこで,まず,東日本大震災における対応と課題並びに今後の取組についてお伺い致します。

本県にドクターヘリが導入されて,早いもので1年が経過致しました。ヘリコプターによる大きな事故や不具合もなく,つつがなく1年を迎えられましたことは,関係の皆様のご尽力の賜と心から敬意を表するところであります。また,運行状況を伺いますと,出動回数が月を追うごとに伸びてきているとのことであり,県民の救命率の向上に資するという事であれば,ドクターヘリを導入した意義と効果があるということでございます。

その1年を振り返りますと,何と言っても3月11日に発生した未曾有の大震災,東日本大震災の発災があげられます。いろいろと制約やご苦労もあったことだと思いますが,今回の震災でも,その機能を十分に発揮し,ドクターヘリが活躍して頂いたものと思います。

そこで,今回の震災で,ドクターヘリはどのような活動をしたのか,またその課題はあったのか,また,今後このような大規模災害が発生した場合の取組について保健福祉部長にお伺い致します。

 

 (答弁については、後日掲載予定)

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