item1c1ae
item2
Wes
item1
item3

市販のカラーやほとんどの美容院はアルカリ性のカラーを使用しています。

アルカリ性カラーは扱いが比較的簡単で、発色も計算しやすいからです。ただ、どうしてもアルカリ性が強いほど、髪に負担がかかってしまうのも事実です。

そこで、根元と毛先を塗り分けしたり、トリートメントでカバーしたりして、負担を減らしているのが、現状です。(実際、美容院と市販のカラーの仕上がり具合の違いはこのへんだったりします。)

それでも毛に負担はかかってしまうので、弱アルカリタイプのカラーを使うところもでてきました。ただアルカリ剤が少ないぶん毛髪に与えるダメージは少ないのですが、その分毛髪の膨潤度や、メラニン色素の分解力は当然落ちますので、どうしても黒髪の明度を上げる力は弱くなってしまい、明るいカラーにはむきません。

ジュエルカラーというのもでてきました。アルカリ性のカラーにへアマニキュア(酸性)を混ぜることで、アルカリ性を弱め髪への負担をへらしていますが、どうしても発色力は弱くなってしまいます。

item5
item6

それらのカラーよりも酸性よりなのに中性カラーというのがあります。

15年以上前からクインズヘアのカラー剤は髪や地肌に優しい中性カラー(改良系)を中心に施術しています。中性カラーは通常のアルカリ性カラーと違い、髪の膨潤率が半分以下で染料の粒子がアルカリカラーよりずっと細かいので髪の中の組織を傷つけることなく、染まってくれます。(クシどうリが全然違うので違いがすぐわかると思います。)明るさもアルカリカラーなみに明るくできます。

アルカリ性が弱くなると染まりにくくなるのを、染料の粒子を細かくすることで、染まりやすくしてるわけです。

金髪くらいの明るさを中性カラーで当たり前のように染めてる美容院はそうそうないと思います。

ただ扱いが難しく、美容界でもほとんど普及しません。(塗り方が難しく、アルカリカラーは発色するのに8分以上かかりますが、中性カラーは、塗ったとたん色が出てしまいます。なれないと色むらが出やすいです。また色味の反応が微妙で見極めが難しかったりします。正直、うちでも慣れるのにかなりの時間を必要としました。)

健康な髪はスタイリングの再現性も高く、色持ちもいいです!きれいな色を出すのももちろんなのですが、髪を健康にすることで、美しい、つやのある髪にしていきたいと思います!

item7