![]() 茨城大学農学部資源生物科学科 鎌 田 拓 也 私は茨城大学農学部資源生物科学科を卒業し、現在は千葉大学園芸学部の大学院で研究をしています。 茨城大学はその名のとおり、茨城県内にキャンパスがあります。一年次は水戸で教養の単位を取ります。二年次からは農学部は阿見、工学部は電気会社のお膝元の日立市に移動し、理・教育・人文学部はそのまま水戸に残ります。引っ越すときに、ちょうど梅の季節できれいだったけど、涙でゆがんでしまった覚えがあります。 阿見キャンパス周辺は館山くらいに田舎なので、大学周辺は土地が余っていて地価が非常に安く、アパートなどは東京の半額以下でその値段以上のグレードに住めます。しかも徒歩10分圏内に集中して住んでいるので、みんなの仲がいい場合に限り毎日飲めます。それと完全な車社会のため学生はほとんど車を持っていて、行動範囲は非常に広く、4年間で県内の観光地はほとんどいったことがあります。 隣の県ということもあり、茨城大には千葉県出身の人がたくさんいるので、以外なところに共通点を見出せて孤独感はあまりありません。それ以上に他県から来る学生も多いため、さまざまな経験、訛りが飛び交い非常ににぎやかです。 地方国立大の強みとして、のんびりしながらも充実した人間関係、キャンパスライフを送ることができるといったことがあげられます。 私の学科では農学というよりは主にバイオ、化学を中心に研究を行っています。遺伝子を中心にやっている研究室もあれば、深海にいる微生物の研究、花の芽の作成を誘導する物質を有機化学で合成している研究室など幅広い分野をカバーしています。私の在籍していた研究室では植物が作る生理活性物質に注目し、それを稲などの作物に応用して病気に強くしようという研究を遺伝子、化学の両方向から行っていました。 しかしそれだけに限らずさまざまな教養を身につけることができます。牛の直腸検査や去勢、角をでっかいはさみで切るなど、実地で農学を学ぶことができました。 私が研究中に後悔したのは受験勉強をしっかりやらなかったことです。理系の大学生には専門の理科科目はもちろんのこと、数学と英語が常に付きまといます。特に英語です。研究はたくさんの論文を読み、それを基に行っていきますが、それらはすべて英語で書かれているためです。 そう考えれば受験で無駄なことはほとんどないのです。大学に入ってから困らないためにも受験勉強は非常に重要なので、一所懸命がんばって勉強してください。 |
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