「第64回 大江戸探求の会 レポート」
大正時代、実業家渋沢栄一が欧米の田園都市を模して構想した郊外都市田園調布は瀟洒な住宅が放射状のイチョウ並木に沿ってたたずむ坂のある住宅街で、石坂洋次郎の「陽のあたる坂道」の舞台となっている。 多摩川を見下ろす多摩丘陵は四世紀〜六世紀の古墳時代に築かれた大小の横穴古墳群が点在する所でもある。
1.実施日
12月6日(木) 2.参加者 13名 3.集合時間
田園調布駅(13時集合) 4.行程概要 @銀杏並木(田園調布が造成されたときに植樹された) A宝来公園(武蔵野の面影を残し斜面を生かした池のある公園) B秋葉のクロマツ(樹齢約300年、高さ約18mの巨大な松) C宝来山古墳(多摩川台古墳の中の一つ関東最古の前方後円墳) D多摩川台公園(多摩川の流れを見下ろす緑豊かな景勝の地) E亀甲山古墳(全長100mあり都内でも最大級の古墳) F水生植物園と野草園(調布浄水場の跡) G浅間神社(旧下沼部村の鎮守、富士山を霊山とする) H丸子の渡し(鎌倉街道の渡し「まりこの渡し」ともいった) I東光院(寺に伝わる聖観世音菩薩は頼朝の妻政子の念持仏) J密蔵院(室町期の創建と伝わる真言宗の古刹) K御嶽神社(木曽御嶽山の御嶽神社の分霊を祀る社)
5.懇親会
さかなや道場 御嶽山東口店
以上(竹内)
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「第63回 大江戸探求の会 レポート」
この会として初めての中野区、薬師詣と哲学の散歩道約6キロを巡りました。 その昔、沼袋・新井の辺りは神田上水の水源となった妙正寺川がえぐるように蛇行して流れ、武蔵野の雑木林と田畑が広がるのどかな農村風景がつづく蛍の名所だったとのこと。
1.実施日
10月19日(金) 2.参加者 10名 3.集合時間 JR中野駅北口(13時集合) 4.行程概要
@御犬屋敷跡(生類憐みの令による野犬など御囲い御用屋敷跡) A新井薬師(境内には白龍権現水なる名水の出る井戸がある) B北野神社(菅原道真を祭神とする旧新井村の鎮守) C哲学堂公園(東洋大学の前身哲学館は井上円了が創設した) D北野神社(菅原道真を祭神とする旧片山村の鎮守) E江古田ヶ原沼袋古戦場跡(豊島一族と太田道灌軍勢の合戦跡) F東福寺(将軍家の鷹狩の際の御膳所となった格式ある寺) G中野区立歴史民族資料館 H醤油屋のシイの木(山崎家の樹齢五〇〇年のシイの大木) I密蔵院(小田原北条氏の一族が創建したと伝わる真言宗古刹) J明治寺(境内に計一七六体の観音菩薩像百観音が立っている)
5.懇親会
西武新宿線沼袋駅「つぼ八 沼袋駅前通り店」
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「第62回 大江戸探求の会 レポート」
今回は古代中世の頃の交通の要所であった鎌倉古道に沿った史跡巡りをしました。
場所的には高層団地で有名な高島平ですが、嘗ては鎌倉に向かう街道であり、長尾影虎の小田原北条攻めの際にも使われた街道としても知られている。
また、嘗ての武蔵野台地が形成していた地形の名残りが赤塚城址や他も随所にみられ、江戸市街地とは異なった趣を醸し出している。
1.実施日 6月21日(木)
2.参加者 16名<BR>
3.集合場所 都営三田線 新高島平駅(13時集合)
4.行程概要
@赤塚諏訪神社(夫婦イチョウ)
A竹の子公園(鳳凰竹、金明竹など約13種の竹林)
B板橋区郷土資料館(化石や土器、農具など展示)
C赤塚城跡(千葉自胤が築城した中世の代表的な平山城)
D赤塚不動の滝(東京の名湧水57選に選ばれた名水)
E乗蓮寺と東京大仏(日本三大仏の一つ)
F松月院(高島秋帆顕彰碑などが建っている)
G松月院大堂(本尊阿弥陀如来坐像を祀る阿弥陀堂)
H水車公園(水車が回り、水田など農業の風景を観察できる)
I安楽寺(室町時代応永三年創建の真言宗の古刹)
J旧粕谷家住宅(木造茅葺平屋で江戸後期の農家形式を保つ)
K徳丸北野神社(京都の北野神社の分霊を勧請し創建)
L前谷津川緑道(桜並木が続く、嘗ては川筋であったことが伺える)
5.懇親会 高島平駅前「庄や 高島平店」
6.幹事&レポート 竹内千翁 |
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「第61回 大江戸探求の会 レポート」 今回“旧東海道川崎宿を巡り”は天候にも恵まれ爽やかな会となりました。 ボランティアでも活躍されている能條昭さんの分り易いガイドに、長年勤務をしたことがある川崎 なのに初めて知る歴史も多く有意義な一日となりました。
1.実施日 4月12日(木) 2.参加者 14名 3.集合場所 京浜急行川崎大師駅(13時集合) 4.行程概要 @京急発祥の地碑(川崎大師駅) A川崎大師平間寺(多くの参拝客で賑わう真言宗智山派大本山) B六郷の渡し・明治天皇渡御碑 C万年屋跡(江戸口・奈良茶飯が評判を呼んだ) D田中本陣跡(川崎宿で初めて設けられた本陣) E一行寺(お閻魔様) F宗三寺(遊女供養塔が今に残る) G砂子の里資料館(浮世絵を中心とした企画展鑑賞) H佐藤本陣跡・佐藤惣之助の碑(大正時代に活躍した詩人) I小土呂橋跡の親柱(昭和時代の新川堀の埋立により撤去) J坂本九・佐藤惣之助の碑(川崎小学校卒業) K芭蕉の句碑(麦の穂を たよりにつかむ 別れかな)
5.懇親会 |
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「第60回 大江戸探求の会 レポート」
久し振りに参加し新潟のF氏が運んできた霙や雪が舞い散る生憎天気ではありましたが「講道館発祥の地からかっぱ寺・浅草観音へ」が25名もの参加を得て開催されました。
今回のコースは、上野から浅草にかけて形成された寺町、特に有名な浅草観音は別格として、スカイツリーで一躍有名になったかっぱ橋通り等を散策しました。
1.実施日 1月20日(金) 2.参加者 25名 3.集合場所 上野駅浅草口( 13時00分) 5.行程概要
@永昌寺(講道館発祥の地) A源空寺(幡随院長兵衛夫妻の墓)
B曹源寺(別名カッパ寺) C河童橋道具街
D聖徳寺(玉川上水を作った玉川兄弟の墓) E誓教寺(葛飾北斎の墓)
F宗円寺(エノケンの仲間たち慰霊碑) G本法寺(はなし塚)
H東京本願寺(浄土真宗大谷派、東京別院) I浅草寺(浅草の観音様で親しまれている)
6.記念懇親会
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