登った山岳名 朳差岳 1636m
日付/天候 2013-06-16(日:小雨、曇り)~17日(月:晴れ)
登った仲間 17名 (男性11名、女性6名)
登ったコース
(行程)
(6/16)奥胎内ヒュッテ(7:00)…足の松登山口(8:05)…水場分岐(11:20)…昼食…大石山(13:50)…鉾立峰(14:55)…朳差小屋(15:45)

(6/17)朳差小屋(6:00)…大石山…頼母木小屋(8:20-8:45)…大石山…奥胎内ヒュッテ(14:30-15:50)
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(6/16)
 一昨年依頼の登山となった。美しく可憐な花々や素晴らしい飯豊の景観を楽しみにして。
奥胎内ヒュッテ少し手前の道路わきに車を止めて登山を開始した。 登山口まではなが~い舗装の林道歩きが続く。舗装が切れて林道の行きどまりのようなところに“足の松尾根入口の看板あり。ここから登山開始。
暫くは新緑美しい静かな樹林帯を歩く。 直ぐに根っこの張り出した急な登りが続く。 最初の岩場を慎重に通過。
姫子の峰から飯豊の山並みを望む 依然と続く急な登り。 木々の切れ間から望む胎内尾根
左右が切れ落ちた岩場、ロープ一本が頼り。慎重に通過する。 所々に残雪を踏みながら進む。もうアイゼンは入らない。 イチジの峰を過ぎ左前方に形の良い鉾立が観えてくる。
イチジの峰を過ぎると低木帯に入り視界が開ける。キツイ登りの前方に大石山? 何回も何回も“ダマされ”やっと大石山山頂に到着。期待の展望は霧の中。 大石山を後にして鉾立峰に向かう。足元には可憐な花々が目を楽しませてくれる。
目指す朳差は雲の中、斜面には残雪が。 360度遮るものはない鉾立峰の山頂。雲の切れ間から飯豊の山並みが観える。 鉾立を下り始めると前方に朳差岳と朳差小屋が観えてきた。やっと着いた。
雪を溶かし、水を作り夕御飯を作る。楽しい夕食は大いに盛り上がった。 山頂からの遠望は効かなかったが山頂から観る小屋は何とも言えない風情があった。 日没寸前のころ雲が切れ美しい夕陽が顔を出してくれた。
(6/17)
早い就寝もあり、早々に目覚。ヘッドランプを付けて外に出てみる。風の音は強いものの雲の流れが早く星も観える。
期待した御来光が厚い雲に遮られ、微かに朳差岳の肩から上がったのを確認する程度。 しかし、見る見る内に雲が下がり青空が広がってきて、美しい山並みが観えてきた。 展望が広がった山頂に再び上がり遠望を楽しむ。(飯豊本山方面を観る)
山頂から小屋に戻り、頼母木小屋を目指し出発したが、大石山への登り返しが待っていた。 大石を過ぎ頼母木への道は穏やかな尾根が続き足元にはハクサンイチゲが群生。 到着した頼母木小屋では残雪にミルクを掛けて食べたがとても美味しかった。
頼母木から大石への尾根道から観た二王子岳は美しかった。 美しい山並み(胎内尾根)を観ながら下山。しかし昨日より暑い。 下りは岩場、急斜面等気を緩めると大怪我をしそうな道を慎重に降りる。
ひたすら足元に注意を払いながら無事に下山、登山口からのなが~い舗装の林道歩きの足がとても重かった。
ゲート側の奥胎内ヒュッテで汗を流し、“ノンアルコールビール”一気に飲み干した。“美味しい!”
2日間で出逢った花々です。撮り洩れ、撮りミス等で掲載出来ない花も未だ沢山ありました。