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当日も那須が近付くと車窓から青空にクッキリと観える茶臼岳や朝日岳、最高!!…しかし…山麓駅の駐車場は変な雰囲気で大渋滞。 |
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駐車場管理のおじさんに聞くと「今日は駄目。風が強過ぎてロープウエイは動かないよ」。「え!!」と絶句。
何とかバスを止めさせて頂いて登山準備。峰の茶屋経由で登ることに変更。 |
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峰の茶屋登山口で入山手続きをしていると管理人さんが「今日は山頂は危ないから登らないでね」と釘を刺される。
取敢えず避難小屋まで行こうと登山開始。 |
徐々に風が強く感じる様になり、茶臼岳や朝日岳上空の雲の流れが非常に早い。
しかし紅葉は美しい。 |
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朝日岳の稜線に目を送ると青空が美しい。
茶臼岳と朝日岳の上空だけに雲が荒れ動いているように見える。 |
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茶臼岳も朝日岳も美しい。「登ってきてごらん」と呼んでいるようだ。
しかし、峰の茶屋避難小屋が見えてくると台風の暴風域に入った様に風が強い。 |
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茶屋の避難小屋で茶臼岳に登りたい人を募ると略全員が希望。ではと出発するも10m程歩いて撤退。とても登れない。
止むなく今夜の宿三斗小屋に向かう。 |
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下り始めて直下の避難小屋で昼食休憩とするが別世界のように穏やかで暖かい。食後旧会津中街道の穏やかな道を下って行くが紅葉と緑の木々がとても美しい。 |
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古の街道を嘗ては人馬の往来もと話しながら進むと、木立の中に三斗小屋温泉の2軒の宿「煙草屋」と「大黒屋」が突然姿を現す。
夫々は趣が異なる良い宿だ。 |
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煙草屋に入り、時間がたっぷりとあるので、夫々が温泉神社や源泉等を見る為隠居倉に向かってハイキング。宿に戻って名物の露天風呂等を楽しむ。夕食の朱塗りお膳も趣があって良い。 |
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翌朝、茶臼岳に向かうも峠の茶屋避難小屋付近は昨日よりも明らかに強い風が吹き荒れ、歩くどころか立っていることさえできない状況。
文字通り避難小屋に避難する。 |
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暫く様子を見るも、下山を決意し、飛ばされないように全員手をつなぎながら下山開始。
暫く降りると山陰になり風も少々緩やかになった。 |
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すれ違う方々に注意を喚起しながら降り、駐車場が見えた時、どっと疲れが出て来た。
全員怪我が無くて安堵したからだと思う。 |
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残念ながら茶臼岳、朝日岳、三本槍の何れも登ることなく避難的に下山してしまった。参加者の中からは茶臼位登れたと言う言葉も聞えてきたが無理をして事故を起こしてしまったら全く言い訳にならない。(この日4人の登山者が飛ばされている、大事に至らなかったそうだが))
安全登山を基本とする新潟楽山会の姿勢を守り、参加者の安全を絶対的に確保することがリーダーの務めと思う。
早く下山した為、同じ江戸時代の街道筋にあった大内宿を訪ね、名物“ねぎ蕎麦”を楽しんだ。 |