登った山岳名 真昼岳 1060m
日付/天候 2012-09-09(日)  晴れ後曇り
登った仲間 16名 (男性5名、女性11名)
登ったコース
(行程)
沢内バーデン(7:25)=兎平登山口(8:05-8:15)…分岐(9:55)…真昼岳山頂(11:25-11:55)…分岐(13:15)…兎平登山口(14:15)=沢内バーデン(入浴)=秋田道、東北道、磐越道=新潟駅南口(22:10)
登山日記詳細
2012年

                 ~~なかなかの名山と思う…、でも新潟からは遠い~~

 前日の泉ヶ岳同様所属する新潟楽山会の会山行募集をみて、興味深々で申しこんだ。
 泉ヶ岳以上にインターネットを駆使し事前調査をするも情報はとても少ない。 
 国土地理院の地図には登山路が記載されておらず、インターネット上に出ていたGPSを使った地図をみて有る程度のコースイメージを作ってはいたが…。

 宿の沢内バーデンから直ぐの距離にあるが、如何せん登山口近くの林道の狭さに驚く。道路にはみ出した木の枝がバスの窓や屋根をこする。未舗装の狭い林道走行も予想外。 

(クリックで拡大)
 やっと辿り着いた登山口は深い樹林帯の中にあり、小型バス1台と乗用車1台だけが停まっていた。
 念入りに柔軟
体操を実施し出発。
 歩き始めて間もなく恐ろしく華奢な吊橋を渡る。
 とても細い針金と、鉄板で作られところどころ傾き、これで高度があればとても渡れる代物では無い。
 ブナ林の中を進み、やや急な斜面を上がると左前方に“飛竜の滝”が見えてくる。
 美しい橅林の登山道の傾斜は緩急繰り返し来るが比較的登りやすい。
 踏み跡は明確で有る為迷うことはないが残雪期等はリボン頼りだと思う。
 やがて傾斜も緩やかな開けた部分にでる。この辺りが兎平。(正確には登山路脇の小高い部分が兎平)
 そして前方に山頂へ繋がる尾根が見えてくると、間もなく分岐点。
 分岐点から尾根を左に折れると前方に山頂に繋がる尾根道が見える。
しかし、この地点で見えていたピークは山頂では無かった。
(行けども行けども山頂は見えず)
 この頃から遠くに雷鳴が聞こえ、嫌な気分になる。空模様も怪しい。とにかく下山するまでもって欲しい。  そして、見えていた明るそうな尾根は直ぐ終わりうっそうとした低木の中を進むことになる。

 しかも幾度か“騙しのピーク”に山頂だと勘違いさせられる。
 しかし、開けた尾根筋歩きを楽しむ事も出来た。

綺麗なピークが見えてきたがこれも山頂では無かった。
 しかも急登が繰り返し付いてくる。
 やっと本物の山頂が見えて来た。
 最後の登り。
 山頂にお社を囲った建屋が見えてくる。
 やっと山頂に到着。
 眼下に秋田県大曲の町が見える。
 素晴らしい展望だ。
 しかし、きつかった。
 山頂の小屋には立派なお社が祀ってあった。

 登山の安全を祈念した。
 山頂での昼食を済ませ
記念写真を撮って下山。
 下山路は往路を戻るが、山頂近くの急斜面は油断が出来ない。
 古いクサリはあるものの、掴めるものは何でも掴んで下山する必要がある。
 分岐路から兎平方面に右折し登山口に向かうが、ここまでくれば後は比較的安全な下山が出来る。
 
 飛竜の滝の音が聞こえてくると、間もなく危なっかしい吊橋が見え、渡るやや登ると駐車場。帰り支度が終わる頃猛烈な雨が降ってきた。危機一髪セーフ!。
 
 真昼岳も結構様々な花が咲いていた。

 もう少し早ければお花畑も楽しめると思う。