登った山岳名 美ヶ原(王ヶ鼻・茶臼山) 2034m
日付/天候 2012−08−10(金)  晴れ
登った仲間 新潟楽山会22名 (男性8名、女性14名)
登ったコース
(行程)
美ヶ原山本小屋(6:00)=王ヶ鼻(6:20-7:00)=山本小屋(7:15-8:30)…塩くれ場(8:45)…茶臼山山頂(9:45-10:10)…塩くれ場(10:55)…山本小屋(11:15)
登山日記詳細
2012年
                               〜〜〜美ヶ原の2大展望台を堪能〜〜〜

 早朝、陽が上がらない時刻に山本小屋の外に出る。手には愛用のカメラを持って。勿論ご来光を撮る為。 
しかし無情にも外は濃い霧に覆われていた。でも風がある霧は晴れる…が、日の出時刻になっても晴れない。
落胆した小生に足元のアザミが慰めてくれた。
今日は朝食前に宿のバスで王ヶ鼻に行く。
王ヶ鼻は美ヶ原北西の端にある北アルプスが望める展望台。
しかし、濃い霧は希望を叶えてくれなかった。
一瞬の出来事だったが、突然霧の切れ間が出来、眼下に松本市、遠くに穂高や常念、槍などの山並みが姿を現した。
朝食を済ませ南端に位置する茶臼山を目指す頃は霧は何処かに飛び快晴。暫くは放牧された牛や馬を観ながら進む。実にのどか。 塩くれ場の分岐路から牧場内に入り広大な牧場を牛糞に注意しながら歩く。牧場の端で柵を越えると急に登山道らしいガレ場歩きとなる。
ガレ場を過ぎ登りに差しかかると遠くに今朝行った王ヶ鼻が見える。錯覚なのか「こんなに歩いた?」と思ってしまう。 やがて前方に山頂が見えてくる。山頂が青空に映えている。
到着した山頂は広く、何より360度の展望が素晴らしい。
予定の滞在時間を伸ばしてゆっくりと休憩。そんな価値は充分ある。
この山もハクサンフウロウを中心に美しい花が多かった。
そして咲き方も控えめで自然の営みが伺える。

実に良い山だった。