しかし無情にも外は濃い霧に覆われていた。でも風がある霧は晴れる…が、日の出時刻になっても晴れない。
落胆した小生に足元のアザミが慰めてくれた。 |
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今日は朝食前に宿のバスで王ヶ鼻に行く。
王ヶ鼻は美ヶ原北西の端にある北アルプスが望める展望台。
しかし、濃い霧は希望を叶えてくれなかった。 |
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一瞬の出来事だったが、突然霧の切れ間が出来、眼下に松本市、遠くに穂高や常念、槍などの山並みが姿を現した。 |
朝食を済ませ南端に位置する茶臼山を目指す頃は霧は何処かに飛び快晴。暫くは放牧された牛や馬を観ながら進む。実にのどか。 |
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塩くれ場の分岐路から牧場内に入り広大な牧場を牛糞に注意しながら歩く。牧場の端で柵を越えると急に登山道らしいガレ場歩きとなる。 |
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ガレ場を過ぎ登りに差しかかると遠くに今朝行った王ヶ鼻が見える。錯覚なのか「こんなに歩いた?」と思ってしまう。 |
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やがて前方に山頂が見えてくる。山頂が青空に映えている。
到着した山頂は広く、何より360度の展望が素晴らしい。
予定の滞在時間を伸ばしてゆっくりと休憩。そんな価値は充分ある。 |
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この山もハクサンフウロウを中心に美しい花が多かった。
そして咲き方も控えめで自然の営みが伺える。
実に良い山だった。 |
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