登った山岳名 笙ヶ岳 1635m
日付/天候 2012−07−28(土)  曇り(霧)
登った仲間 新潟楽山会40名 (男性12名、女性28名)
登ったコース
(行程)
大平登山口(9:35-9:45)…河原宿(10:45)…愛宕坂上部分岐(12:10)…笙ヶ岳山頂(12:40-13:25)…愛宕坂上部分岐(14:10)…大平登山口(16:00)
登山日記詳細
2012年
                    〜〜〜生憎の天候ではあったが、もう一度来てみたい山〜〜〜

 幾度か訪れた鳥海山だったが、この笙ヶ岳は全く知らなかった。会山行詳報をみて初めて鳥海山麓の山であることを知った。
 本来別の山に申し込む予定にしていたが、強い興味が申込書を書かせた。
 新潟から大平登山口まで約3時間半、登山口に近付くにつれ妙な風と雲。天気予報ではまずまずの筈だったのに。 
 登山準備が完了し2グループ時間差を付けて大平登山口を出発。 暫くは丸石をコンクリートで固めたような上り坂で結構滑る。
(下りが心配になる)
急な登りが続くも、適宜休憩タイムが設けられ、差ほどキツイ感覚は無かった。
やがて、登山路は緩やかになり雪解けが流れる登山路を進む。
しかし、一向に濃霧ははれない。
河原宿の道標を通過するも深い霧が行く手を遮っているようだ。残雪期だったら道に迷いそう。 鳥海山と鳥海湖の分岐を過ぎると少し登りにかかる。
そして、間もなく笙ヶ岳への分岐になる愛宕坂上部分岐に到着。
この時点で前のグループと随分差がつく。
笙ヶ岳に向かって進む。山頂まで3つのピークを越すアップダウンがある。
(霧が無ければ…)
登山路の脇にはお花畑が点在するも、先が全く見えず。「山頂はまだですか」と聞くメンバーが出てくる。
漸く霧の向こうに山頂らしきシルエットが見え隠れしたきた。「もう少し、ガンバレ」とメンバーに声掛を
する。
山頂を目指して最後の登り。随分遅れてしまった。少々遅れ気味のメンバーが「ここで待っている」との我侭が出始める。 漸く辿り着いた山頂で早速“昼ごはん”霧に覆われて見晴らしは無いが穏やかで良い昼食空間となった。
昼食中に青空が出て来た。鳥海山山頂まで見渡せるまで、もっと晴れて欲しいと願うが長続きはしない。 慌ただしく、食事を済ませ
お決まりの集合写真を撮影。その後グループ単位で時間差を付け下山開始。
時々、霧が流れ美しい稜線を見せてくれる。
霧が無ければ良い山だと思う。
軽快な足取りで降りていくメンバー。
(この頃は疲れたメンバーのリュックも担いでいた)
“晴れたら良いね”と思わず言ってしまう広々とした
熊笹の平原を歩く。
心配された道も乾き滑らなかった。
大平登山口には強風と濃い霧で定刻より少々遅れてゴール。御苦労さまでした。
良い山だった、また来よう!!。
濃い霧で鳥海山山頂を含め、殆ど展望が叶わず残念ではあったが、足元に広がる多くの花達が登山者を癒してくれた。