登った山岳名 信越トレイルE 1151m
日付/天候 2012−07−08(日)  雨、濃霧
登った仲間 21名 新潟楽山会(男性7名、女性14名)
登ったコース
(行程)
伏野峠(9:10-9:30)…須川峠(10:15)…野々海峠(12:20-12:45)…深坂峠(13:40)…三方岳(14:20)…天水山(14:45)…松之山口(16:45)

帰りに日帰り温泉立ち寄り「ナステビュー湯の山」
登山日記詳細
2012年
                    〜〜〜興味が持てる山歩き。でも天気が……、残念。〜〜〜

 信越トレイル?、分かったようで今ひとつ理解していないかもしれない。
 そもそもトレイルとは森林・原野・山地などの踏み分け道や山の小道と言う意味らしい。
 それではハイキングコースと山里ウオーキング等と何処が違うのだろうかと思っていたが、百聞は一見に如かずと言うことでトレイル初参加。 

 昨日も山で雨に祟られ、今日もとても希望が持てない。到着した伏野峠も雨。登山準備もままならない。開き直って外で準備をしたが、あくまでバスの中で準備をしていた人が遅れる。

 少々イラッとするも何とか須川峠に向け登山開始。しかしこの雨傘、雨傘、自分だけ良けりゃ良いってもんでは無い。(この後この傘で危惧していたことが起きてしまう)
登り始めて間もなく登山道にギンリュウソウ(通称ユウレイソウ)やけに目立ってくる。 未だ残雪もあった。 伏野峠からは緩やかなアップダウンを繰り返しながら進む。雨の割には道も悪く無く無かった。
須川峠から昼食休憩を予定している野々海峠までは、少しタフな歩きが待っている。神秘的な森林が続く。
 到着予定時間を過ぎても野々海峠に到着しない。幾度も時計を見る。そんな気持ちを可憐なピンクや白のイワカガミが和らげてくれる。
 
滑らないように足元を見ながら、幾度かのアップダウンや狭い尾根筋のような道を進み行くと、突然自動車道に出た。野々峠では、天の気遣いかやや雨脚が弱くなった。何とか座って食事が摂れた。ここまでの時間ロスもあり、せわしなく食事を済ませ、深坂峠に向かい足を進めた。
深い樹林帯は霧がかかり一層神秘的な様相となるが、如何せん暗い。
行く手で小さな歓声、足止まる。見ると季節外れのミズバショウが可憐な姿で咲いていた。 そして程無く、車道に接する深坂(みさか)峠の広場に到着。峠は深い霧に覆われていたが鮮やかなオレンジ色したレンゲツツジがとても印象的に眼に飛び込む。 しばし休憩の後、三方岳への登り口まで車道を歩く。
三方岳への入口でまたもや小さな歓声「花と蝶の世界」「仲良くしているのだから邪魔しないで」と。
 カメラを持って足を進めると、三方岳への入口に羽鮮やかな蝶(これは蛾と思う)が2匹仲良く、そして美しい花が。 
 いよいよ、信越トレイルの最後のピーク天水山を目指しラストスパート。一部残雪部をトラバースをする。
雨水山に到着し記念写真。最後まで霧は晴れなかった。
Oリーダ一押しのブナ林を降りバスが待つ松之山口に向かう。
 結構タフな山歩きだったが、結構楽しかった。 ただマイカーで来る場合はどうするの?と考えてしまった。