登った山岳名 斜里岳 1547m
登った日付 2012−06−30(土)  晴れ
 登った仲間 19名 新潟楽山会(男性9名、女性10名)
登ったコース
(行程)
川湯温泉(6:20)=清岳荘登山口(7:10-7:25)…下二股(8:35)…上二股(10:05)…馬の背(10:45)…斜里岳山頂(11:15-11:55)…熊見峠(13:15)…下二股(14:00)…清岳荘登山口(14:45-15:15)=ウトロ温泉
                      〜〜〜滝巡りの旧道コースが最高!!〜〜〜

 前日に登った雌阿寒岳の心地よい疲れがやや残り、リュックには昨日摩周湖で購入した“夕張メロン”が。
 少々疲れが抜けきれないが山頂での頂くメロンが楽しみ。

 今日は土曜日の為か清岳荘の駐車場には既に多くの車が停まっていた。
 清岳荘脇の登山口から登山道に入り暫く樹林帯を歩き、やがて林道に出て林道歩きとなる。

 林道終点から、標識の有る登山道に入ると間もなく一の沢沿いの道となる。
 一の沢に沿った登山道は左右に幾度も繰り返す渡渉や岩に貼りだした狭いステップを慎重に歩く。マーキングもしっかり
付いていて安心。途中の休憩時には川面を涼風や新緑の木々で癒される。

 やがて、新道コースと旧道コースの分岐点下二股に到着。分岐点下二股から登りは、更に厳しさを増す渡渉が続く。
 羽衣の滝、万丈の滝、見晴の滝、七重の滝、霊華の滝、竜神の滝等の滝の上下を幾度も渡渉、この緊張の連続が意外
に心地よく疲れも少ない。やがて新道との合流点上二股に到着。

 しかし、上二股からの登りはきつかった(リュックのメロンが肩に効く)。
 一の沢の狭くなった急な上流部分を登り、やがて急なガレ場に差し掛かる。
 ここが胸突八丁と歯を食い縛り踏ん張ると残雪が残る馬の背に到着。 ここまで来ると山頂までは約30分程度、後一
踏ん張り、山頂も観える。

 斜里岳山頂は馬の背から観える目の前のピークを一つ越した、次の急登を這いあがれば到着。

 360度、何も遮るものが無い山頂に到着!。
 昼食の前に先ずは“メロン”。手際良くカットしメンバー全員に渡る。各メンバーから「美味い」「美味しい」の連発、担いで
きた甲斐がある。
 
 メロンの味に感動した後、360度の展望に感動しながら昼食休憩。暖かく爽やかな一時を過ごす。

 下山は沢沿いの危険を避ける為、尾根伝いに歩く新道コースを選択。
 最初は低いハイマツ帯を気持ちよく下っていくも、やがて行く手に大きなピークが、熊見峠のピークだ。
 この熊見峠への登りは疲れた身体にはきつかった。そして、熊見峠から下二股への急降下する登山道もやや荒れて
いて難儀を強いられた。 この熊見峠経由の新道コースを登りに使わなくて良かった。
                                                                  終わり

清岳荘脇の登山口から登山道に

一の沢下流の徒渉

一の沢中間付近万丈の滝

一の沢上流付近の徒渉

一の沢上流(流れが細い

馬の背部の残雪

山頂に向かう急登

遮るものは無し(山頂)

山頂で夕張メロンを頂く

名残り惜しく下山開始

熊見峠への稜線

やっと熊見峠、この後もキツイ
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2012年