登った山岳名 雌阿寒岳 1499m
登った日付 2012−06−29(金)  晴れ
 登った仲間 19名 新潟楽山会(男性9名、女性10名)
登ったコース
(行程)
(雌阿寒温泉)登山口(9:10-9:25)…4合目(10:25)…8合目(11:20)…雌阿寒岳山頂(11:45-12:30)…5合目(13:10)
…登山口(14:00-14:10)=川湯温泉(泊)
                    〜〜〜活きている地球の鼓動が聞こえてきそう〜〜〜

 雌阿寒岳には一般的に“雌阿寒温泉コース”と“オンネトーコース”の2つの登山口が利用されているが、我々比較的
利用者が多い前者の温泉コースを使うことにした。
 登山口から暫くはアカエゾマツの樹林帯を進み、やがて3合目付近からやや背高のハイマツ帯が続く。

 4合目を過ぎる辺りから雌阿寒岳が火山であることが改めて認識される火山礫の急登が続く。
 ハイマツ帯の道に眼をやると可憐な花が 背高なハイマツ帯もこの付近まで ハイマツ帯を抜けると見通しが良くなる

 5合目を過ぎるとますます急なガレ場を「ガンバレ!、ガンバレ!」と自身に言い聞かせながらが登って行く。
 やがて雌阿寒岳上層部が見えてくる頃には登山道の草木は少なくなり急なガレ場が火口縁の取り付き部の9合目に
続いている。

 5合目以降は火山礫の急登が続くが、適宜の休憩が目を楽し待させてくれる(オンネトー湖が見える)

 9合目から山頂へは時計回りで僅かな距離だが、活火山特有の火口壁や奇岩、火口沼が目を圧倒してくる。
 そして未だ止み終わらず活動中の火山活動の鼓動が聞こえてきた。山頂が目の前だ。

 山頂からの展望は正に360度。素晴らしい、感動等々を並べ立てても言いきれない。
 北方向の草木も生えない火山裾野、その先には阿寒湖、雄阿寒岳が望まれた。
 少々煩い小虫には閉口するが、楽しい昼食、集合写真等を済ませ、名残りは惜しいものの下山開始。

 下山にはオンネトーコースへの道も一考だが、我々はこの後の移動時間を考慮し同じ道を戻った。
                                                                  終わり

アカエゾマツの樹林帯を進む

ハイマツ帯の道に可憐な花

草木は少なくなり急なガレ場

山頂はもう目の前

地球の鼓動が聞こえる火口

遠く雄阿寒岳、阿寒湖が

火口を見ながら下山

オンネトー湖が観える
登山日記詳細
2012年