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2012年 |
〜〜〜結構スリルを味わえる(相馬山)〜〜〜 四国、中国の長旅の疲れが無いと言えば嘘になるが、来年の会山行の参考にするため天候も良いので榛名の相馬山に 行くことにした。 当初はいきなり相馬山に登るつもりでいたが、相馬山頂での昼食を考えると現地到着時間が早く、急遽直ぐ傍の榛名 富士に登ることにした。 ビジターセンタ前の駐車場に車を止め、若葉の明るい樹林帯で急登の道をジグザグに登っていくが、いきなりの急登では やはりキツイ。木々の間から眼下に榛名湖、遠くに残雪が綺麗な山並みが見え目を楽しませてくれる。 山頂からは谷川岳、至仏山、武尊山、皇海山、赤城山、妙義山、遠く八ヶ岳、そして富士の頭が見えた。 暫く素晴らしい展望を楽しみ下山を開始するも、次の相馬さんの昼食時間を考慮し、我軟弱登山隊はロープウエイで下山。 下山後急ぎ相馬山登山口の県営グランド駐車場に向かう。 相馬山は主としてヤセオネ峠、磨墨峠、県営グランド3ケ所の登山口があるが、今回は県営グランド近くの登山口から 相馬山を経て、ヤセオネ峠に降りるコースを選択した。 駐車場で登山支度を整え、駐車場から松之沢峠に向かう車道を少し登ると登山口が見えてくる。 登山口から尾根筋までは暫く階段状の坂道を登り、尾根は軽いアップダウンが続く。これから登る相馬山が見え隠れする。 尾根を暫く歩くと、「磨墨岩」があり、単なる鑑賞用の岩かと思いきや岩に向かって踏み跡があったので登っていくと、岩に 繋がる鉄梯子。岩の頭まで登れるのだ。岩の上には石像が祀られていて、目の前に榛名富士と榛名湖、沼の原湿原が 広がっていた。(とても危険)。 慎重に「磨墨岩」を降り、暫く進み振り返ると「磨墨岩」が存在感を強く示すように立っていた。 さらに足を進めると登山路が一転しコンクリートの古い階段となり登りきると立派な鳥居が現れた。 いよいよここからが「相馬山」への急登が始まる。 急登は大きな岩を掴みながら、時には鎖、そしてとても急な梯子等が続き、慎重に登り続けるとやがて登りも緩やかに なってきて、低木の間を上がりきるとお社が見えてくる。 昼食後、先程登ってきた難関ルートを慎重にゆっくりと降りた。 分岐路からなだらかな登山路を降りて行くと、大きな鳥居があり、ここがヤセオネ峠側の登山口となる。 登山口から暫く車道を歩くと沼の原湿原があり、360度素晴らしい展望が見られる。 湿原には多くの花が咲くらしいのだが、少々季節が早かったのか殆ど花は無かった。 それでものんびりと歩き駐車場に戻った。 終わり |
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榛名富士登山口と登山路や山頂から観る | |||
「磨墨岩や相馬山、結構鎖や梯子が多くスリルが味わえる | |||