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〜〜〜イノシシに体当たりされ軽傷(貴重な体験)〜〜〜 昨日の体調不良の方も今朝はハイテンション。リーダーから登山を止めるように促されるも「大丈夫!」。 宿からバスに乗り登山口である奥集落に向かう。殆ど車がすれ違うことが出来ないような山道を進み、最後の奥集落 への急坂を何とか運転手とバスが頑張り到着。 奥集落は正に標高1000m近くの桃源郷、斜面に貼りつくように民家が数軒。しかし、素晴らしい見晴らしと桜が満開で とても美しい集落だった。登山口を訪ねた老夫婦もとても穏やかで印象的だった。 バスを降り、暫く未舗装の林道を上がると眼下に美しい集落が、そして登山口。登山口から少し登ると林間にひっそりと 浅間神社が佇んでいた。暫く急登のジグザグ道を登っていくと広い緩やかな尾根筋に出る。 ここまで上がると後は山頂直下の避難小屋は直ぐ。避難小屋で暫く休憩し山頂を目指す。 山頂への道は防火帯のような道を登る。山頂は広く展望は最高。特に東南から南、南西の方向が素晴らしい。 春霞もあり遠くの山は望めないものの、七つ石山、雲鳥山、御前山、遠くに富士(見えた人が居た)が観える。 穏やかな暖かい山頂で昼食を頂き下山開始。途中の尾根から登り口の奥集落の桜が観えた。 榧ノ木山(山頂不明瞭)を経て、広い山頂の倉戸山を経由し倉戸口の集落まで降りた。 多少遅れ気味の方をサポートしながらではあったが、楽しい会話をしながらでもあり順調に楽しめた登山だった。 しかし、最後の最後にとんでもないことが発生。 集落からバスの待つ国道に向かう途中に左斜面から物凄い勢いで硬い物体が体当たりしてきた。 あまりに突然の出来事で一瞬何が?と思うも身体の右の崖にイノシシが落ちるように走り抜けた。 ふと我に返ると、左の肘に痛みが、イノシシの毛がこびりついたところから血が出ていた。右足の筋肉が痙攣している。 観るとズボンや下着に穴が空き、ここからも血が出ていた。 何とか歩けるので骨には異常は無いと判断するも、怪我口からイノシシの雑菌が入ることを懸念した。 立ち寄り温泉では湯船に入らず真水で傷口を洗浄し、普段からリュックに常備している消毒液や化膿止めの薬を塗布し 帰宅した。翌日病院に行き診察を受け、思ったより軽傷だったので安堵する。貴重な体験だった。 終わり |
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車はここまで、奥集落 | 登山口に向かう | 登山口(眼下が奥集落) | 浅間神社鳥居 |
浅間神社で休憩 | つづら折りの急坂を登る | 広い尾根に出ると小屋は近い | 綺麗な避難小屋 |
山頂に向かう広い道 | 振り返ると七ツ石が | 山頂にて | 広い山頂 |
山頂からの広い下り道 | 尾根から観た奥集落 | 倉戸山山頂 | 熱海集落(この直後に悲劇) |
2012年 |