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〜〜〜春の息吹を期待するも強風と吹雪(弥彦山)〜〜〜 良い山歩きをしたいなと思いつつも、前日の天気予報からはそれも叶わない状況。 登山口に向かいバスの車窓にも無情のミゾレが打ち当る。せめて雪に変わってもらった方がまだましと思いつつ八枚沢の登山口に着くころにはミゾレも止み、まずまずの天気。身支度を整え登山開始暫くはぬかるみ状態の急登を登る。 やがて国上や雨乞からの道と合流するが、この付近の雨乞尾根は多少のアップダウンはあるものの歩きやすい。 西生寺から登ってくる裏参道と交わると能登見平に着く。 この頃から空模様は天気予想通りに雪が舞い、徐々に風も強くなってきた。そして妻戸分岐を通過する頃には強風と吹雪で頬が痛い。おまけに不覚にも薄い手袋をして来た為、指が猛烈に痛い。 何とか山頂奥の院に到着するも、とても長居は出来ない。神様には申しわけないが手袋したままお祈りし、即下山開始。 9合目までは真冬の山歩きを強いられるが、それ以降は南斜面の表参道に入る為、強風も雪も途絶え別世界。 それでも残雪は厚く硬い為慎重に足をすすめる必要はある。 5合目付近まで下山すると残雪も柔らかく歩きやすくなってくる。前後を見ると大勢の登山者が列をなして下りていく。 全て新潟楽山会のメンバー。7つのコースから別々に登ったのに、ほぼ同時刻に下山路に揃って下山している。 無事に弥彦神社駐車場に下山し、昼食とセレモニー場所のサンビレッジに向かった。 残雪があっても少しは春の息吹を感じさせてくれる花との出会いを期待したが無理だった。 終わり |
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八枚沢の登山口に向かう | 八枚沢の登山口 | すこしだけあった雪割草 | 妻戸分岐付近 |
山頂直下(猛吹雪) | 山頂(ひきつって笑えない) | 即退散下山(9合目へ) | 表参道の樹林帯を下りる |
2012年 |