目覚ましを3時にセットするも、その必要性は無かった。2時過ぎから目を覚まし早々と準備完了となる。 しかし、バスの運転手さんから「ドアが開かない!」との連絡。それでも何とか運転手さんがドアをこじ開け、やや遅れたものの無事出発。キャンプ場駐車場で各自準備体操をし班体制で出発。 登山口も真っ暗、途中のベンチも真っ暗、しかし富士のシルエットが綺麗に見え、期待が高まる。石仏展望台を過ぎ山頂への斜面を上がる頃には富士周辺の空が美しいオレンジ色の染まっていく。日の出が近い!とつい足が速くなってしまう。 山頂には予定より早く到着するも、既にご来光は今にでも出そうな感じ、後方に目を移すと南アルプスの山並みが朝陽を浴びてオレンジ色に輝いて美しい。しかしマイナス15度の世界は温かいコーヒーを飲むも足先がジンジンと痛い。 寒いので足踏みをしながら日の出を待つと、「出た〜!」との歓声が上がり美しく輝くご来光が顔を出してくれた。短い感動のショーを観ているようだが、何度見ても感動する。そしてメンバー全員で富士に向かって「万歳!」。 感動をするも足や手が痛い、ペットボトルが凍っているのだから。急いで身支度をし下山開始。下山路は陽射しを浴びてとても温かい。しかし足元には美しい霜柱の花が満開だった。 宿に戻り、暖かい朝食を頂くも、空腹でとても美味しく頂く。 宿を出て帰路につくが、途中西湖野鳥の森で氷の芸術や鳴沢の氷穴等を見学した。 新潟には予定より少し早く、明るいうちに戻ることが出来た。 終わり |
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登山口にて(真っ暗です) | 石仏展望台付近(未だ暗い) | 空の入りが刻々と変化 | 南アルプスが朝陽に染まる |
「出た〜!」実に美しい | 皆で「バンザ〜イ!」 | 石仏展望台から山頂を振り返る |
2012年 |