登った山岳名 裏磐梯・鎌沼
日付/天候 2015−10−9〜10  共に晴
登った仲間 9名 (男性5名、女性4名)
登ったコース
(行程)
≪10/9≫
新潟駅(6:10)=猪苗代IC=五色沼入口(9:30-9:40)…沼巡り…檜原湖口(10:30)=レンゲ沼(10:40-11:40)=小野川不動の滝(12:00-12:55)=中津川渓谷(13:30-14:10)
=野地温泉(15:00 泊)

≪10/10≫
野地温泉(8:40)=浄土平(9:30-9:40)…浄土平湿原…鎌沼(9:50-11:25)…浄土平(12:20-12:35)=猪苗代IC=新潟駅(16:30)
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 新潟県高齢者大学の山を愛するグループ“山歩の会”のメンバーを裏磐梯のビューポイントに案内した。
 コースは多岐にわたり、歩行時間や高低差もあり運動量も少なくなかった。
≪10/9≫
 先ずは五色沼の縦走。観光客の殆どは入口の毘沙門沼でお茶を濁して帰っていくが、檜原湖まで縦走すると大小様々な沼巡りが楽しめる。
入口の毘沙門沼から観る磐梯山 出口付近の柳沼と紅葉

 次に訪れたのは“レンゲ沼”この辺りではマイナーなスポットで静か。
 周回の前に沼のすぐそばにある裏磐梯サイトステーションの休憩室をお借りし昼食をとった。 
裏磐梯サイトステーションで昼食場所を借りる レンゲ沼を周回(紅葉が綺麗だった)

 次は小野川地区にある“不動の滝”。ここは事前予想よりタフな登山道だった。
 しかし、苦労して辿り着いた滝は水量も豊富で素晴らしかった。一見の価値あり。
不動の滝入口(案内より時間はかかる) 不動の滝(なかなか立派な滝) 

 今日の最後は中津川渓谷。案内地図では想像が出来なかったが渓谷までは大変な急坂を降りていく。そして、当然ながら帰りは登らなくてはならない。
 宿は43年ぶりに訪れた野地温泉ホテル。6つの温泉を男女が時間交代で入ることが出来るユニークな宿で43年前は木造の湯治場だった。
結構な急坂を降りたところが渓谷の河原 野地温泉ホテルとお風呂の一部
≪10/10≫
 宿の方の情報で、土湯方面に向かう道路から観る鬼面山の紅葉が良いと聴き、浄土平に向かう前に寄ってみた。
 全山黄色、赤色、オレンジなど様々な紅葉がグラデーションになっていた。
 浄土平に着き支度後鎌沼に向かった、歩きはじめて暫くすると、右手に紅葉と噴煙を上げる山肌、そして青空のコラボが美しく観えてきた。
宿近くのビューポイントから観る鬼面山 浄土平から登り始めて見上げると一切経山の付近が観える

 高度を上げていき振り返ると浄土平、その後ろに吾妻小富士が大きく観えてくる。
 尚も階段を含む登山道を登り、斜度も緩やかになると前方に広大な熊笹を中心とした平原が現れる。
 この先が鎌沼。 
中間地点位から振り返ると吾妻小富士が 急な登山道を登りくきると展望が開ける

 熊笹の平原を横切り、東吾妻山への分岐路である少しの岩場を乗り切ると、そこには静かに水を蓄えた鎌沼が姿を見せてくれる。
 何とも雄大な景色で、思わず歓声が出る程。
 本来はこの沼の先まで行き一切経山の分岐から下山するルートが面白いのだが今は通行止めになっているので、しばし景色を楽しみながらの休憩の後、来た道を戻った。
素晴らしい光景が広がる鎌沼

 以前は残雪期を選んできていたが、この季節も素晴らしい。
 来年の会山行に組み入れたいと思った。