koidessimo Museum


徳利


頬ずりをしたくなるような徳利たちが至福の一時を演出してくれる。 器の1つひとつに思い出が宿っておりそれらが溶けだして味に加わる。最近では登り窯が少なくなっているが残念なことである。電気窯やガス窯で造った焼き物はつまらない。私は炎での焼成による作品に魅力を感じる。生き生きとして美しさも存在感も比較にならない(磁器を除く)。改めて見ると、私は何と贅沢なんだろうと思わざるを得ない。これが全部ではないのだから。


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藤原啓  藤原 啓
辻清明  辻 清明
藤原 啓  藤原 啓
金城 次郎  金城 次郎
森陶岳
   森 陶岳
  藤原 建
川淵直樹  川淵 直樹
近藤 正彦  近藤 正彦
藤原雄  藤原 雄
中村六郎  中村 六郎
藤原敬介  藤原 敬介
山下譲治  山下 譲治
藤原啓  藤原 啓
金城次郎  金城 次郎
藤原敬介  藤原 敬介
小野寺 玄  小野寺 玄

藤原啓さんの書
koidessimo collection
肌味の くめどもつきぬ幽玄な 備前の壺に しばし見惚れる
                 啓  小出 雅兄

今は亡き備前焼き人間国宝の藤原啓さんが書いて下さったもの。なんと味のある書だろう。東京のデパートで見つけた藤原 啓さんの徳利の美しさが心に焼き付いて落ち着かない日々を送っていた私は恐れ多くも紹介状も無いのに、どうしても会いたい、と手紙を出してしまった。1970年代の初めの頃である。やさしい啓さんは快く受け入れてくださり私は嬉しさの余り飛ぶようにして備前へ行った。以来何度お会いしたことだろう。この書は私が京都の古書店で見つけた「藤原 啓 備前 作品集」(昭和48年発行限定1450部 講談社)の裏表紙に書いていただいたものである。私の宝物になっている。


伊部の藤原雄さんのお宅で
1973年頃に伊部の藤原さんのお宅で藤原啓さん(右)と雄さんと私。



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越後瞽女日記 片口 三重奏の絵 H・ボス カフスボタン モーツァルト 磁器製の人形

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