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過去の日記帳 2003年7月 〜 9月

写真ははずしました。



 2003年9月28日(日) 朝焼けの空
またまた朝焼けの空 毎日夜明けが遅くなってくるが、これは今朝の5時半頃の空だ。もう少し雲が高かったらな。最近ここが写真館になってしまった。



 2003年9月23日(火) 秋分
秋分 秋分の日の朝5時頃に撮った月。今日、太陽は真東から出て真西に入るので昼夜の長さが同じだ。太陽の黄経が180度に達する時、つまり太陽が赤道の北から南へ横切る点が秋分点だそうだから、では秋分とは今日の何時だったのだろう?朝焼けを狙うつもりが、台風15号が去った直後で雲一つなかった。午後9時の月齢は26.4だったそうな。



 2003年9月18日(木) ナナフシ
朝の散歩 今朝の散歩中に見つけたナナフシ、何とも奇妙な形をしている。何年か前に一度見かけたままずっと見なかったので気になっていたら、今朝再会できた。見れば見るほど不思議な姿をしている。枝が動き始めたような姿だ。往復で約6千歩の散歩コースの途中には林があって、そこで台湾リスが元気よく枝から枝へと飛び回っていた。ギギッともギャッともつかない声で鳴いている。素早いので写真に撮るのは、かなりむずかしい。この付近ではよく見かける。これも御多分にもれず外来種で、動物園から逃亡して野生化、増えたものだ。三浦半島では繁殖し過ぎて困っていると聞く。まだまだ暑いのに、秋はすぐ近くまで来ている。



 2003年9月14日(日) ヴァイオリンの永田真希さんと練習
昨日の練習は楽しかったなぁ。東京芸大卒、同院修了で、安宅賞、NTTDocomo賞、アカンサス賞、豊田市文化奨励賞受賞の永田真希さんとは約5年ぶりの共演である。音楽は更に大きくなった。細部にわたって神経が行き届いていて実に気持ちが良い。終わってからの食事時にも話に花が咲いた。10月12日の本番が楽しみ



 2003年9月12日(金) 朝焼け
朝5時過ぎの東の空 朝焼け、夕焼けの撮影は時間との勝負だ。今朝は慌てて20数枚撮った。夏は南の高気圧が強くなると、このように空がきれいになる。それまであった大気中のゴミは、どこへ行ってしまうのだろう。太陽系のどこかにゴミ捨て場があって、まとめて処理しているのだろうか。早起きはいいなぁ、、我が家の借景、気に入っている。



 2003年9月10日(火) CD KOIDESSIMO II
さぁ、最後の校正だ!
今日がCD [ KOIDESSIMO II ] の校正の最終日だ。一昨日に続いて、今日も阿佐ヶ谷のコジマ録音まで出かける。音はもう出来上がっているので、あとはレイアウトや原稿の最終校正。出来上がってくるまで、何かと気苦労する。思い通りにいくのだろうか、と。このジャケットは、私所蔵の絵、斉藤真一の越後瞽女日記から「赫い陽の雪野」を自分でデザインしてみたものだ。まったく同じではないだろうけど、ほぼこれと同じになるだろう。順調にいけば、発売は10月7日になる。どうぞよろしくお願いいたします。



 2003年9月9日(火) 月と火星
食後に外を見たら満月が出ていて、すぐ側に怪しげに光る火星がいた。すぐさまカメラを持ってベランダへ出る。今夜は月と火星の大接近だそうな。と言っても、見かけのことだろうけど。あさってが中秋の名月だそうだが、今年は暑さが遅れてやってきたようなのでまだまだ暑そう。でも、コオロギはにぎやかに鳴いている。朝顔は終わってしまったが、葛の花はまだまだたくさん咲いている。



 2003年8月30日(土) 
1週間くらい前からコオロギが鳴いている。まだ少ないので大合唱とはいかなく、一匹一匹の居場所がわかる程度だが。ところで昨日の夕食後にくつろいでいた時、突然妻が大きな叫び声をだした。見ると、なんと手のひら程もある大きな蜘蛛が早足に床を這っていたのだ。これには驚いた。こんなに大きな蜘蛛を見たのは子供の頃以来だと思う。蜘蛛には悪いが、なんとも気持が悪い生き物である。私は足がたくさんある生き物が大の苦手なのだ。代表格は、なんと言ってもゲジゲジだろう、、、、色と言い、形と言い、、、大きなからだにしては、いきなり素早く動くから油断はできない。予期しない時に急に目に前に現れるとぞっとして身がすくんでしまう。しかし、屋内にすむゴキブリなどを餌としている、と聞くと、ああそうだったのか、とは思うが、部屋に入って来たら、たまったもんじゃないだろう。それにしても足が30本もあるそうだが、どうやって順に動かすのだろうか。
 去年、不思議な体験をした。1キロ程離れた近所を散歩していた時に、道端に落ちた小さなミノムシが蟻にたかられてもがいているのを見つけた。これは可哀想だ、と思った私は蟻をはらって、別のところに移してやった。家に帰って数時間、もうすっかりそんな事は忘れていたころ、妻が「ちょっと来て、ここにミノムシが!」というので行ってみると、何とキッチンの網戸の、しかも内側にさっきと全く同じミノムシがいるではないか。と言ってもここは7階なのだ。小さなからだでよくもまあ壁を7階まで登ってきたものだ。可愛いなぁ、と言いながらしばらく見ていた。数分後に見たら、今度は網戸の外側に移動していた。そして、、いつの間にか居なくなっていた。 妻は、昼間に見たミノムシが恩返しに来たのではないか、と云う。私も、もしかしたら、と思うようになった。そんな事があろうはずもないのは勿論だけど、、、。今も忘れられない出来事だった。



 2003年8月27日(水) コンサートの初練習
初練習 来る10月18日に六日町のトミオカホワイト美術館で行われるコンサートの初練習日。相手がピアノやファゴットやチェンバロ時には私の家へ来ていただくのだが、打楽器となるとそうはいかない。種類も多く、大道具なので練習の場所探しが大変だ。普段見慣れているはずのマリンバも、近くで見たらびっくりする程大きい。今回はオリジナルの作品に交じってヘンデルのフルートソナタをマリンバの通奏低音でやる、という初挑戦もある。果たしてどんな音の世界を表現することができるのか、楽しみだ。今日の練習の場所は山本晶子さんの師である元N響ティンパニー奏者の百瀬さんの好意で彼の家を提供してもらった。写真はKrzysztof Zgrajaの作品を練習しているところ。



 2003年8月23日(土) 朝顔
今日もまたお花の話題、、7月6日に友達からもらった植木鉢の朝顔、今朝もまたきれいに咲いた。ブルーのも咲く。日の出の頃がいちばんきれいだ、朝顔って、茎が左巻きと決っているが面白いな。もう数え切れないほどたくさん咲いた。でも、心配が、、もしも留守をした時に枯れてしまったら、、、が、今朝よく見たらたくさん実が付いていた。これで安心!来年、この種を植えて代は引き継がれる。そう思ったらホッとした。



 2003年8月20日(水) 
今年も葛の花が咲いているうっかりしていると気づかないけれど、注意してみるとけっこうあちこちで咲いてる。我家では毎年今ごろ寝室の窓から見えるところに咲く。ひっそりと咲く可憐な花だ。漢方薬で有名な葛根湯や、葛布、葛粉など、色々と役に立っている。根は10メートルにもなる、と云うから凄い生命力だ。だから薬にもなるのだろう。この花を見ると秋の気配を感じる。秋の七草の一つ、葛の花をこれからしばらく鑑賞しよう。



 2003年8月18日(月) トラヴェルソ
美しい音 最近、フルートと同時にトラヴェルソもたくさん練習している。この楽器を始めてから、すでに20年くらいになったろうか。難しいな。運指表を参考にやるのだけれど、、、音程が、、。トラヴェルソは異名、異音で、そこがおもしろい。でも、本当にいい音だな、そう、これが横笛の音なんだ。フルートの音が電子音みたいになってきて、いやだな、いま、はやってる音。中学時代に初めて吹いた竹の横笛、それが私の一番好きな笛の音、、「より美しい音を求めて」、と書きとめておいた私のメモを見てドイツ人が訳してくれた。Erstrebe noch schöneren Klang 私の、生涯かけての、宝探し。



 2003年8月17日(日) 大熊理恵子さん
イタリアのピストーラに留学している大熊理恵子さんが、仕事で一時帰国して横浜に来た昨日、ここへ寄ってくれた。今年の2月に我々がイタリアへ行った際にはピストーラから我々が居たフィレンツまで出てきてくれ、一緒に歩き回ったり、彼女が知ってるレストランに連れて行ってもらい、旨いイタリア料理を食べたりして楽しい思いをした。 大熊さんは98年の秋から岐阜県国際交流センターの第3期イタリア音楽留学生として派遣されていて、現在ははNicola MAZZANTI, Michele MARASCOの各氏に師事してフルートの勉強をしている。 以前ちょっとだけ教えたことがある活発なお嬢さんである。今回の仕事は、浅草オペラの復活を目指して1992年から活動を始めた大須オペラの公演で、昨日は練習、今日17日が本番だそうである。今回の出し物は、喜歌劇「ユートピア国株式会社 または進歩の花形」というものだそうで、場所は桜木町の「横浜にぎわい座」、12:00 からと16:30 からの二回公演だそうである。 今回は時間の余裕がなくて短い時間だったが、ここでフルートも吹き、食事もできた。天候不順のあおりで移動が狂って大変だ、とこぼしていたが、何だかおかしいここ数日の天気、大雨が4日も降り続いている。この日の我々は何と秋の装い 電車がまともに動いていなかったので、クルマで横浜にぎわい座まで送って行った。次回はイタリアで会おう! と約束して別れた。 →大熊理恵子さんのブログ「地球のどこかで陽はまた昇る」
◎ 夜、寒いのでパジャマの上にカーディガンを羽織ってテレビのニュースを見ていたら、何と今年のパリの最高気温が40度になった、と言っている、、、、 ただただ恐ろしくて、、、ぞっとした。



 2003年8月13日(水) 私とクルマ・愛車はBMW 3シリーズ
北陸の富山へ行ってきた。勿論クルマで。クルマ好きの私は遠乗りの場合、一気に数百キロを走ってしまうのが普通だ。それどころか、本当はもっともっと走り続けたいのだが、そこをグッと我慢して安全運転のために仕方なく休憩する。それ程運転が大好き。高速道路に入る時には常にジェット旅客機の離陸を想像している。すでに時速100キロで流れているいるクルマの流れに飛び乗るわけだ。前後の間隔を見はからって安全を確認、そしてタイイングよくアクセルを踏みこむ。すると燃焼室に流れるガソリンの量が増える、シリンダーで爆発する、DOHC(ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト)のメカニズムが待ってました、とばかりに上下運動が回転運動にかわる、クランクシャフトに回転力が伝わる(BMWは後輪駆動)、ユニバーサルジョイント、デファレンシャルギアを介して後輪に動力が伝わる、クルマのスピードがあがる、これらのプロセスを常に頭の中で想像し、楽しみながら運転しているのだ。以後は巡航高度に達したジェット旅客機の如く、ひたすら一定の速度で走る。また私の主義に自分も含めて同乗者には絶対にアクセル、ブレーキを踏んだり離したりすることを感じさせないようにする、と言うのがある。ちょっとでも感じるショックが大嫌いなのだ。ハンドルをきる時には横Gがかからないように滑らかに操作する。減速は当然シフトダウン。私のクルマはAT(オートマティックトランスミッション)だが、マニュアルモードに切り替えられるから五段変速をフルに活用しながら楽しむ。クルマに乗りはじめてから何十年、10万キロ以上走ってもブレーキパッドを張り替えたことはまだ一度もない。スキーが好きな私は左カーブの時には右足(前輪右タイヤ)に、右カーブの時には左足(前輪左タイヤ)に荷重して、などと想像しながら運転しているからホントに楽しくてたまらないのだ。だからちっとも疲れることなんかない。タイヤには窒素ガスを入れている。



 2003年7月28日(月) イタチ川
私が住んでいる家のすぐ近くにイタチ川という小さな川が流れている。いつの頃からか、ここに沢山の鯉が棲むようなった。それがすごい数なのだ。いくつかのポイントがあり、あちこちにたまり場があるようだ。早朝には白サギがやってきて、抜き足差し足で獲物を狙って歩く姿を見かける。カワセミも飛んでいる。ザリガニも沢山いる。この川が汚れることなく、いつも奇麗な状態に守っていきたい。さて、この川の名だけど、獣偏に理由の由を合わせてイタチと読ませている。一体どこから辞書にも無い字が出てきたのか、と、いつも不思議に思っている。イタチはちゃんとした「鼬」という漢字があるのにな。
●このように書いたのだが、ご近所の方からの指摘もあって調べていくうちに色々な事がわかってきた。歴史上にも度々獣偏に理由の由を合わせてイタチが出てくるようだ。栄区役所のホームページにこれについての記事が出ていたので、興味があるかたはご覧になってください。さすがにフォントが無いため、画像ファイルを使っている。



 2003年7月27日(日) ヒグラシゼミとボーズのスピーカー
昨日の明け方、この涼しい陽気の中で今年はじめてヒグラシゼミの声を聞いた。以前にも書いたが、鳴声が私にはどうしても「イタタタタタ、、、、」と聞こえちゃう。中学生時代、昆虫採集に凝っていたころに見て以来、忘れられないことがあるからだ。雄の腹部は大きく薄くて共鳴器となっているのだが、そこに名は忘れてしまったが或種の蜂が卵を産みつけ、その幼虫が孵ってうごめいているのを見てしまったのだ。思い出しただけでも痛そうで「イタタタタタ、、、、」と聞こえちゃうわけだ。それにしても、あぁ、今年もニイニイゼミはかえってこないのか、、、。
やった〜!!  ここ数年、接触不良で右側のスピーカーが、たまに雑音が入ったり音が出なくなったりしていたのを今日完璧に直しちゃった。今迄何回直しても良い結果が得られなかった我がBOSE 901 SERIES IIである。BOSE 901 SERIES IIと言っても最近のものじゃない。1970年に買った超時代物だ。このスピーカーは、マサチューセッツ工科大学の教授のボーズ博士の発明によって完成された。前面に1つ、背面に8つのスピーカーを配置するという独特の構造になっており、左右で計18個のスピーカーから音が出るようになっている。実に心地がよい。直に耳に入ってくる音と、壁などに反射して聞こえてくる音の割合が、実際の演奏会場と同じになっているからで、無指向性のステレオだから聞く場所に神経質にならなくてもよく、自然な再生音は特に音楽家から非常に高い評価を得ているらしい。これを買うに当たっては、自分が演奏したLPやオルガンやオペラ、オーケストラ等のLPを聞いてみた。オルガンの音などは32フィート管の最低音Cの音まで豊かに再現してくれるのだ。当時、まだ出てから2年目で珍しかったこのBOSE 901 SERIES IIを迷うことなく求めた。素直で豊かで柔らかくて自然な音に惚れまくっている我がBOSE 901 SERIES II、これからも末長く大切に使っていこう。



 2003年7月11日(金) 誰もが持っている可能性
連日の報道を見ていてなんともやり切れないご時世になったものだと思ってしまう。しかし犯罪と言うものは、どんな凶悪犯罪にしろ、言ってしまえばやってしまう可能性は誰でも持っている、と言う事ではないだろうか。あいつ、殺してやりたい! と思ったことは無かったか。ただ普通の人間ならば、理性で押さえつけてしまうだけだ。人殺しがあるとその背景となった事情など配慮もせずに容疑者憎しとばかりに報道が大袈裟に騒ぐ。中にはどんな原因があったのだろうか、と同情みたいな感情が起きることもある。しかし、時代とともに人間性は変化してきたことも事実だろう。音楽も、その時代を土台にして生まれ、育ってくる。このような時代の背景の中から生まれてくる音楽とはこれから一体どのようなものになっていくのか。考え込んでしまう。




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