闘 病 日 記
脳内出血(脳幹)との闘い

退院の日
2018年1月31日 退院の日
(写真:お世話になった作業療法士のSさん(左)と理学療法士のNさん)



 高浜町文化会館で演奏中に   出血したのは脳幹だった   杉田玄白記念公立小浜病院   入院生活   ICUから一般病棟へ 


長いことご無沙汰しました。
私は2017年10月4日に福井県の高浜町文化会館でのコンサートで演奏中に突然発作に襲われて目が見えなくなり、耳も聞こえなくなって救急車で隣町の小浜市にある杉田玄白記念公立小浜病院に搬送されました。CTスキャンの結果は脳内出血でした。部位は脳幹で助かっても重い障害がのこるところだそうですから紙一重のところで助かったそうです。
Wikipedia脳幹出血:急速に昏睡状態となり、四肢麻痺、縮瞳などが見られる。短期間で死に至り非常に予後が悪い。手術の無効性が確認されているため手術適応はない。出血量が多いと電撃性卒中と言われ、発作と同時に死に至ることもある。
小浜病院では10月4日から20日までの17日間緊急治療とリハビリ治療を受けましたが、状態が落ち着いてきた10月20日に自宅に近い横浜なみきリハビリテーション病院に転院しました。つかまり立ちがやっとと言う状態での転院でしたが、私の係となった理学療法士のNさんと作業療法士のSさんたちのお陰で驚くほどの早さで回復し、11月末には杖を使って歩けるほどになりました。
楽しく(?)過ごした100日あまりの入院生活でしたが、2018年1月31日に退院して家族の下へ帰ってきました。退院の時には理学療法士のNさんと、作業療法士のSさんが病院のエントランスまで下りてきて見送ってくださいました(上の写真)。
 Merci beaucoup! Au revoir, jusqu'au jour où nous reverrons!
気が滅入って病気のことなど書く気もしなかったのですが、開き直って書き残しておくことにしました。2018年10月現在フルートも少しですが吹きは始めています。これからも、どうぞよろしくお願いいたします!



小浜湾
最初に入院した杉田玄白記念公立小浜病院の8階一般病棟810号室からの眺め(暮れゆく小浜湾 2017年10月9日 日曜日 17:18)







アクセスカウンター