福岡県のダム歩き

39)山神ダム

先日目標にしていて行き損なった筑紫野市の山神ダムを目指した。山越えすれば佐賀県へ出て基山へ向かう県道137号線を、例の天拝湖を右に見て更に山手へ入っていくと右手にダム本体が見えた。ほとんど農道をダム直下へ向かう。久しぶりのコンクリートダムだ。資料を見ると石積みのロックフィル方式との複合ダムらしいが見る限りでは分からない。多分正面右手のカーブになっているあたりがそうなのかもしれない。なかなかバランスのいいダムらしいダムだ。

堤高59m、堤頂長さ307.5m、総貯水量298万立方m、治水、水道用水、1979年完成。ダムそばの駐車場に車を止めて右周りに歩き出す。

 

ダムの見事さに比べてダム湖は大きくはない。水量が少ないようで、それも小さく見せている理由だろう。30年余の時間が周囲に木々を繁茂させ、肝心のダム湖への景観が0にちかい。

 

 

しかし道はよく車も利用するようで、広くて歩きやすい。山手の崩壊が多いが、よく整備されている。釣り人の影もある。源流からの戻りはダンプトラックなどの行き来も多い県道になった。

 

もう11月も後半で、冬なのだけれど紅葉の美観が今ひとつなのはやはり温暖化の影響なのか。周回5000歩で終了。公園は草刈りがなされて訪問者も少なくないようだけれど、園内のディスプレーが空白になっていてさびしかった。

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