福岡県のダム歩き
30)白木ダム
桜の季節になって、各地のダムの桜を撮ろうと考えていたが、気分的に乗らないまま終わりそうだ。
ともかく久しぶりの晴天で、桜の名所である畑ダムに行った。そのついでに気になっていた近所のダムに寄った。
畑ダムの上流にある古い農業用の堰で、白木ダムである。
畑ダムの周回道路のそばにある駐車場に車を置いて道なき道をわけ、直接堰の正面から登っていく。
思ったよりも堂々としたアースダムである。堤高22.2m、堤頂長さ91m、最大容積38万立方m。
堤の右端に記念碑と由来の書かれた銅板が建てられてある。
昭和9年、1934年の完成とある。総経費実に9万8千円ナリとも。
若いカップルが釣りをしていた。女性はなかなかの美形だったが撮りそこねた。
ここでは既に桜は咲き終えていた。残念。また来年来よう。
左の道へ入って右周りに歩き出す。
洪水吐きというのだろうか。暗渠へ入っていくのは珍しい。
何人もの釣り客、そしてウォーキングの人を見た。
手ごろな自然満喫の2400歩だった。