福岡県のダム歩き

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南畑ダム

所用で福岡天神へ来た。アクロスホールで昼までに用事を終え、天気も良かったので南畑ダムを目指した。天神からほぼダイレクトに南下して福岡県と佐賀県を分かつ山並み背振山系へ突入する。

ここあたりに鎮座する福岡市民の二つの大水がめ南畑ダムと背振ダムは地図でよく見るとダム位置が正反対だ。南畑ダムは正しく福岡へ向いているけれど、背振ダムは佐賀の方へ向いている。単純に考えると背振ダムは佐賀県民の水を横取りしているようにも思える。ともかく背振ダムは、佐賀県への主要幹線国道385号に沿っている南畑ダムに比べてきわめて交通の便が悪い。でも、いずれそっちへも行かねばならないとは思う。

 

 

 

 

 

 

車の行き来の多い堰堤(堤高63.5m、堤頂長さ220m)そばの道はずれに車を留め、早速山とダム湖に挟まれた車道に沿って歩き始める。かなり危険な状況だけれど逆周りでも同じことだ。なんとかダム湖に沿った道と国道との分岐までたどり着いてほっとする。途中にキャンプサイトがあって人気らしくそこまではなお頻繁に車が追ってくる。

それにしても総貯水量600万立方mを誇るはずのダム湖には水が少ない。あとで確かめて20%の水量だと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このダムは数年前豪雨で決壊騒ぎがあったそうだが、洪水調整の能力があまり期待できないほどの小ダムなのだろうか。この奥に大きな別のダムを作っているらしいが、これと関係があるのかもしれない。一周4500歩は距離にもなく疲れた。

このダムにもモノレールがあった。

更に南へ向かい、最近開通した東背振トンネルを通って佐賀県へ入り長崎自動車道へ乗って戻った。全部で250kmのドライブであった。

 

 

 

 

 

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