File2 メッサーシュミット Bf109F・109G
緒戦で活躍したE型に対して1940年に空力学的に洗練されることとしてエンジンの強化、カウリングや翼の形状見直し他の改良を施したのがF型です。
その後連合軍から次々と新鋭機が登場して来たため程なくF型が旧式化したため、速度や武装、防弾装備を強化させたのがG型です。機体の形状はF型が空力学的完成の域に達していたのでそのまま引き継いでいます、したがって見た目の区別はほとんどつきません。このG型がBf109の中で最も生産数の多い機体です。 |
“アフリカの星”撃墜王ハンス・マルセイユの愛機F-4Trop。このTropとはトロピカルの事、北アフリカ戦線で活躍しました。 |
Bf109G-6 東部戦線 |
・Bf109 F-4
出力1300馬力、最高速度630Km/h
・Bf109 G-6
出力1475馬力、最高速度625Km/h
キットはいずれもハセガワ。F-4Tropはスケール1/48、G-6は1/72。
F-4はデカールがヒビを表現している懲りよう、それに合わせてウェザリングは少しオーバー気味にやってみました。G-6の(目玉マーク)は印象的で気に入りました。 |
File1 メッサーシュミット Bf109E
Bf109は主力戦闘機として1939年から1945年までの第二次世界大戦全期間を通して運用され、生産数は総数2万機を超えました。初期型のE型からG型へと馬力はじめ性能アップに伴い力強い形状になっていくのがわかります。
E型は、第二次大戦の前哨戦といわれた1937年のスペイン動乱に登場、緒戦の1940年イギリス攻撃「あしか作戦」ことバトル・オヴ・ブリテンにてイギリスのホーカーハリケーンやスピットファイアとバトルを繰り広げた。しかし、短い航続距離はイギリスまでの侵攻作戦には不利で作戦は成功しなかった。航続距離の短さはメッサーに限ったことではないが、例えばもし零戦なみの航続距離のある機体だったなら、状況は全く違っていたかもしれません。 |
Bf109E-3エミール キットはハセガワ 1/48 |
ハセガワ 1/72 |
写真のキットは両方ともハセガワ。
上がスケール1/48
、左はスケール1/72ハチのマークが印象的。1/48の方は、下地塗装をシルバーで塗りその上に迷彩塗装を施しました。ウェザリングの段階で、塗装を削ると下地のシルバーが表れ塗装の剥げた部分を表現しました。
ハセガワのキットは1/72スケールでも精密でパーツの合いもよく安心して製作できます。 |