今年は台風に伴う悪天候が予想されていました。当日の朝は雨は降っていないが曇り空。これだとほとんど飛ばないかもしれない、と思いつつ期待せずに例年より遅れて現地に向かいました。すると、車が入口ゲート付近に着いた時、オープニングセレモニーのF15、F4、政府専用機他が次々と飛んでいくのが見える。以外に雲が高くなっていて、久しぶりに飛行展示も見ることが出来ました。
飛 行 展 示
T4 ブルーインパルス
編隊飛行のみで、アクロバット演技は行なわれなかったが、4年ぶりにお目にかかれて満足でした。
F15Jの高機動飛行展示
例年なら、雲があると機動飛行は行ないませんが、ここ数年ははっきりしない天候なのでさすがに空自の方々も知恵を絞ったのでしょう。雲に隠れない水平機動でしかも超低空、こんな間近なアングルで撮影できるのは珍しいことです。
こちらは三沢米軍基地所属 F16の高機動飛行展示。
UH60Jの救難訓練展示
ヘリコプターだけは毎回天気にかかわらず飛んでくれます。
UH60Jと共に飛行展示するU125A
元がビジネスジェットなので、エンジン音も軽快です。
地 上 展 示
格納庫の中は、エンジンや装備品の展示のほか、F15の油圧作動による車輪引き込みなどの実演を行なっています。
今年は米軍機の地上展示がなかった代わりに、対空砲火やミサイルなどの装備を展示していました。
三菱F-2
F4EJ改(ファントムU)
三沢基地所属の最新鋭機であるF-2は千歳初登場。
F2と同じ新塗装で登場。
輸送機C130ハーキュリーズ
飛行展示を終えたF15に装備品装着と給油の実演展示。
対潜哨戒機P3C
☆ 飛行機の他にもこんな展示がありました。
でっかいシェパードだあ、でもそれなりに愛嬌がありました。
柵越えや嗅覚識別訓練、不審者の発見などを披露、まるで動物奇想天外の番組みたいだ。
歩哨犬訓練展示、これは面白かった。ちょうど昼休みの時間帯に行なっていました。歩哨犬とは柵を越えて基地内に侵入した不審者を捕獲する番人の役目をします。とにかく、あんなわんこが警備する基地には侵入はできないぞー。
帰投−基地に帰る事を言います。航空祭が終わった後、すぐ帰らずに見ていきましょう。
F−2の調整をする整備員たち
BIの前を通ってタキシングするF4