完成済キットにひと工夫 

最近巷(ちまた)で人気がある塗装済などのいわゆる「完成キット」。

どうせ飾るのならば、少し手を加えて他とは違うものにしてみたい。

 

作例は童友社の「飛燕1型」、スケールは

1/100。塗装済みキットなので組み立

てるだけでオーケーというヤツ。

でもそれだけでは・・

箱絵の写真

まずガランドウ状態のコクピットにひと工夫したい。

外から見える座席と、実機では特徴的な補強板を

付け加えた。

内部は見えるので機体内部色を塗る。

座席後部の補強板を取り付けた状態。

コクピット完成

胴体下ラジエターの筒抜け状態も塞ぎたい

成型したプラ板でふさぐ

組んだ機体本体と成型したラジエター

☆パーツを組んだら当然合わせ目(パーティングライン)は目立つ。ペーパーかけやパテを使って合わせ目は分からないようにしたい。

合わせ目の目立つ機首部分などはパテ、ペーパーかけの後再塗装をする。機銃穴もあけた。

 

飾り台を簡易ジオラマ台にしてみる。

台の大きさに合わせプラ板を切る。

プラ板全体にホワイトボンド(木工ボンド)を

塗って、模型材料のシーナリーパウダーで

砂や土をふりかける。作例は砂。

砂や土などはシーナリーパウダーの代わりに

本物を使ってももちろん良い。

☆簡易ジオラマ台はこのままでは、ふりかけた

砂などは動かしたりすると飛んで散らかってしま

う。出来上がったら水で薄めた木工ボンドを霧

吹きで全体に吹きつける。乾燥すると固まるの

で、飛散や型崩れの心配がない。

 

−完成−

翼端灯塗装やアンテナ線張りも行なった。

 

 

PS.出来合いの物をそのまま飾るわけにはいかないのが模型を作る人間としての心情なのでした。