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湯西川温泉・龍王峡ドライブ日記・・・栃木県


ドライブコース

一日目-山形-米沢-大峠―喜多方-会津若松-大内宿-田島-五十里湖-湯西川温泉

二日目-湯西川温泉―龍王峡-会津若松・東山温泉-喜多方-米沢-山形   



  米沢から喜多方に向って走り最初の道の駅「田沢」


さて7月23日一路、平家落人伝説のある栃木県の湯西川温泉

を目指しました。片道200キロ余のドライブです。

米沢から大峠を超えて先ずは藏とラーメンで有名な喜多方へ・・・

R121に面してあるまつり亭と云うラーメン屋でお昼はタンメンを食しました。

普通のラーメン、其の他いろいろありますが昨年秋、会津路の帰り喜多方

で買い物したところの店員さんからR121沿いの美味しいラーメン処を聞い

たら・・・自分の好みだけどもと言って教えてくれたお店とお勧めのタンメン

でした。

野菜たっぷりの何処にでもあるようなタンメンですが麺はツル・シコで中々

のものです。

25日の帰りは同じR121にあるラーメン屋で・・・ここは団体さん向けのよう

でした

が地元のサラリーマンも食べておりましたのでまあまあのお店のようです

普通の醤油ラーメンを食べましたがまああんなものでしよう・・・特に美味

いとは思いませんでしたがまずくもありませんでした。(^_^メ)



会津若松市を素通りして芦牧温泉・湯野上温泉へ・・・そして昨年紅葉の時

に行きましたが真夏の大内宿に寄り道。

平日の午後でもありさすがに空いておりました。観光バスは相変わらず

止まっており沢山の人がゾロゾロ・・・!!

お店もそれぞれ頑張っているようでしたが暑いせいか掛け声もいま

ひとつ・・・観光客も汗だく状態、真夏の大内宿はやはり暑いで〜す!!

そして今夜の目的地、湯西川温泉へ・・・平家落人伝説のある温泉地

ですが果たしてどんなところと思いつつ車を走らせましたが途中とんだ

ことが・・・!?


R121を会津方面から川治・鬼怒川に向かって走り五十里湖から西に

入って湯西川温泉に向かいます。このころから空模様がおかしくなって

きており山間の狭い道路を走っているうちに集中豪雨のような土砂降り

の雨に降られてしまいました。
何とか走っておりましたがナビを見ると・・・な・なんと道なき道を走行表示

道のない山中をさ迷い走っている!?

実際には道路を走っているのですが!!

土砂降りの雨でGPSが電波を受信することが出来なくなり位置確認が

出来なくなったようです。


そうこうするうちに雨が遅降りになったら進行方向の道路表示に戻りま

した。ところがまたドジャ振り・・・またまた山中をさ迷い始めてしまい

・・・目的地を見失ってしまいました。

温泉街!?に入った頃又元に戻り無事今晩御泊りの旅館に到着!!
 

                
なんと古い建物です
入り口もそれなりで中に入りますと番頭さんがお客様歓迎のお印ですと

云ってアゲハ家紋の入った太鼓をドンド〜ン・・・こんなシーン旅番組でも

見ますよね!!
「伴久」とは平らの人と云う意味だそうです・・・良く「伴」の文字を見てくだ

さい遍は人偏で人の意味ですよね・・・半は下の棒を上に上げると平らに

なりますね。いかにも平家落人伝説のある土地の名前だと思いますだと

思います。

夕食の時に大女将が挨拶してましたが今でも時を告げるニワトリは

飼わない・五月の節句には幟を立てない風習が残っているそうです。

つまり源氏の落ち武者狩りに見つからないようにひっそりと生活していた

と云うことだそうです。やはり歴史ある土地柄だと思います。

温泉街の奥に「平家の里」と云う施設があり関連資料・建物が展示されて

おりました。

部屋に落ち着き・・・次は露天風呂へ・・・そして夕食で〜す・・・

お料理には・・・なんと「○のたたき」が出ました


               
川岸にある露天風呂で汗を流し一休みしてから吊り橋を渡って食事どころへ

・・・炉辺焼の部屋で幾つも炉が切ってあり赤々と炭が輝き周りには串に

刺したご馳走が並んでおりました。

ご馳走がずらりと出ておりましたので全部書くと二日がりになりそうなので

省略しながら


        
先ずは・・・酒菜・五種類ほどの盛り合わせで少量です

お造りは・・・お決まりの刺し身・マグロなどではなく・・・日光湯葉でした。

濃厚で舌触りも良く美味!!

凌ぎ・・・蕎麦米・蕎麦団子、山中らしくて

焚き合わせ・・・七種類ほどの盛り合わせでした・・・手間がかかっており

ます

囲炉裏の焼き物は・・・
鶏肉と白ネギ・一升べら(これは珍味、山椒の香りもよく本当に一升

飲めそう!!山鳥を骨ごと叩いたものが入ってあり歯ごたいあり)餅・紅鱒の

塩焼き

油の物・・・つまり天ぷら、囲炉裏で温めていただきました

酢の物・ご飯・蜆汁・香の物・甘味

以上「夏の膳」でした

既製品を多用するところも有りますが心のこもった料理の数々を堪能い

たしました

先ずは生ビールで乾杯、利き酒3種セット、青竹に入った燗酒を囲炉裏

に刺しておいてグビッとまあ美味しく戴き夜も更けて、灯りの付いた吊り橋

をユラリユラリと揺られながらお部屋へ引き上げました。

最後の仕上げは露天風呂にザブンしてお休みなさいでした。


おっと忘れておりました・・・○のたたき!!

今の季節ですとカツオのたたきと言いたいところですが違います。

そして何とか牛のたたきも違いますね

なんと山中深いところならではの・・・鹿のたたきでした!!

食感は口の中でグニュグニュして噛んでいるうちに味も出てといった

ところでしようか・・・馬刺しに一寸似ているかもしれません・・

・鹿と馬は親戚!?そんな馬鹿ななんて云わないでね!!


湯西川の温泉の夜明けは・・・ニワトリは鳴きません・・・源氏の落ち

武者狩りに発見されるからひっそりと夜が明けます(^_^メ)

朝風呂に入ってお楽しみの朝食へ、川の見える食事どころで

バイキン・グ〜!!和食中心でお腹に優しい取り合わせでした

何が美味しかったか覚えておりません

腹が減ってご飯のお代わり・・・・・!!


                
宿を出てから「平家の里」の施設を訪ねてみました。金500円也を払って入場

秘境湯西川に身を隠して生活した平家の落人達の生活・秘話・伝説を

後世に伝える為に造られたそうです。敷地内は結構広く自然庭園を中心

に茅葺の保存民家が点在しております。建物内にはそれぞれ生活で

使用したものなどを展示しております。平家大祭が6月の5〜7日に行わ

れるそうです。

湯西川を後にしてR121・五十里湖畔にでてから一路川治温泉経由、

龍王峡目指しました。その先はもう鬼怒川温泉です。

駅前近くの大型のPに車を置いてお土産・食事どころの脇を降りると

滝の落ちる音が耳に入ってきます。結構下りはきつく戻りが大変な

ような散策道です。

轟々と落ちる「虹見の滝」はすばらしい眺めです。回り込むと虹見橋

から渓谷美を眺めることが出来るようです。

                
さて行きはよいよい帰りはシンドイ・・・登り道をハアハア・スウスウしながら

元のお店街に戻ると・・・お店からお疲れ様の声がかかりお店の前では

冷たいお茶が振舞われておりました。すかさず出すこのタイミングの良さ!!

さすが関東の商売人・・・山形ではなかなかこうは行きません(^_^メ)

入れ歯をしていない歳をとっているのか若いのか判らない男性!?が

・・・爺様でもなさそうなのですが!!鮎・餅などを焼きながら声をかけて

おりました。聞くとお店の看板爺様!!でテレビでも紹介された有名人だ

そうです。写真を一枚撮らせていただきました。

お昼前でしたがここは後にして戻り足に・・・途中いくつかお蕎麦屋さん

がありましたが三依にあったドライブイン的お蕎麦屋でお昼、お蕎麦は

手打ちで中々のものでした。売っていたウコン入りの飴を舐めながら

会津若松の東山温泉を目指しました。


               
東山温泉は歴史的にも古く老舗旅館もありますが今風のリゾートホテル

タイプを選んで予約しておりました。温泉街を抜けた一番奥にあります。

まあ特に書くような料理でもありませんでした。温泉は眺めのよい最上階

にありました。バーありカラオケありのありふれたホテルでした。まあ団体

さん向けの施設ですね。
なんでそんなところに・・・前の晩は昔ながらの木造建築の古式ゆかしい

旅籠でしたので気分転換してみました。でも外れでしたね!!

    
翌日は若松市内にある「お薬園」「鶴ヶ城」そして飲兵衛にとっては外せ

ない蔵元へ、会津も酒どころで幾つかの蔵元が見学させてくれます。

一通り説明を聞いてから売店で利き酒・・・車を運転してますので飲めませんから

舐めてみました(^_^メ)

藏で使用している水をおねだりしたらペットボトル2本に入れて渡してく

れました。
宣伝料は戴いておりませんが水のお礼に蔵元の名前を書いておきます。

末廣酒造です。

ここは野口英世・母しかともご縁のあるところで色んな写真・記録が

展示されており見ることが出来ます。又最後の徳川最後の将軍「慶喜」

の書、会津藩主「松平容保」の書など二階の座敷に飾られております。

番頭さんらしい人が丁寧に説明をしてくださいました。

あとは帰るだけ・・・

お昼は「喜多方ラーメン」初日に喜多方で「タンメン」を食べましたので

帰りは極普通の醤油ラーメンを食べてみました。それもありふれた

何所の観光地にでもあるような幟が一杯立っているお店にしました。

果たして喜多方ラーメンの実力はと思いつつ・・・しかし極当たり前の

ラーメンでした。麺は少し平たい感じでチャーシューが二枚・・・口で融

けませんがまあまあの味と歯ごたい・・・!!

このお店にも「タンメン」がありました。もしかして地元の人がタンメン

を好んで食べているのではないのかな!?遠くからラーメン目指して訪問

しているので殆どの人はラーメンを食べているはずですが・・・!?

もしかして隠れた名物!!

まあこんなところで二泊三日の湯西川温泉・東山温泉お泊りのドライブ

を無事終ることができました。約480キロ走行してやはり疲れました。

思い出と写真が沢山・・・さて今度は何所に・・・!?



二泊三日のドライブを長々と書きましたがここまで読んでいただけたで

しようか!?

ここからは余談ですが・・・・

旅は道連れ世は情けなどと申しますが今の旅は人とかかわりたくない

ような孤独な旅!?も多いのでは・・・温泉宿で隣り合わせても・温泉で

一緒になっても・食事どころでも挨拶もしない方々が多くなっているよ

うな気がします。
特に若い人たちにその傾向が強いような気がします。

ましてや酒を酌み交わす等起こるはずもありませんが・・・

時々あるんですね!!

世の中捨てたものでもありません!!

昨年、某温泉の某ホテルの二次会でこちらに興味があったのか

グループで来ていた中のお一人が近づいてきた御仁がおりました。

コンパニオンさんがすかさず水割りを持ってきてくれました。お話の内容

はともかくこのような方も中にはいらっしゃいます。

この春は老舗旅館で湯上りどころでサービスの酒を酌み交わしたこと

もあります。
今回は露天風呂で埼玉から来た方と話が弾みR121にある龍王峡の

眺めが良いことを聞いて足を伸ばす気になって行って見た次第です。

会津の蔵元では仕込み用のお水を戴いてきました。

車でないと二リットルのペットボトル二本は一寸お荷物でしようね!!

買って来たお酒はチビチビと戴いております

湯西川温泉で買ってきた干物のサンショ魚を何時食べるかですが

一人寂しくか誰か来た時分け合って食べるか・・・難しいところです。

何せ一匹150円の貴重品!!

炉端焼で出していたことがあったそうですが気持ち悪がって灰の中

に埋めたりする人がいる為出さなくなったと云う曰くつきの珍味で〜す

油を引いたフライパンで軽く焼いて食べるのが一番とか・・・

でも囲炉裏で焼いてみたいものです。

サンショの顔を見ないようにして食べなくてはね(^_^メ)

何せ・・・姿かたちは・・・エイリアンですから!?



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