サーキットの狼ミュージアム


2009年7月19日、茨城県神栖市(かみすし)にある「サーキットの狼ミュージアム」に行ってきました。1970年代のスーパーカーが展示されていて、懐かしかったっす。本レポートでは、この時の模様を報告します。

ミュージアムには、ジャパン2台、鉄仮面2台で出撃。入場券800円を購入し、館内に入ると、様々なスーパーカーが展示されてました。


 

まずは、やっぱり風吹裕矢のロータスヨーロッパから。館内には2台のロータスが展示されていた。

これがロータスの1600ccエンジン。ミッドシップなのがよく分かる。オルタネータがあって、エンジン後部はミッションとデフのみ。単純な作りやなあ。

お次は、早瀬左近のポルシェ カレラRS。公道グランプリで、何十リッターもオイルを垂れ流した車(笑)。こうして見ると、クラシックな味わいがあるね。

京極さくらのポルシェ928。スーパーカーというより、GTカー色が強いモデル。


 

 

ご存知ピーターソンのトヨタ2000GT。前期オープン仕様と後期の2タイプが展示されていた。コクピットパネルは木目という豪華さ。ヤマハ製DOHCエンジンとの組み合わせで150馬力を生み出す。


 

 

マットビハイクルコスモスポーツ オープン仕様。初のロータリーエンジン搭載車。

なぜか箱スカGT-Rも展示されていた。同じS20エンジンという理由で、フェアレディZ432の代わりに展示?

箱型といえば、BMW(べー・エム・べー)を忘れちゃいけない。これは3.0CSL。流石島レースでピーターソンが駆ったモデル。

マセラティ カムシン。これ、サーキットの狼に出てたっけ?
ちょっと記憶にない。マセラティ ボーラなら、切替テツが乗ってたね。


 

極道連の坊ちゃん(笑)が乗ってたデトマソ パンテーラ。これもミッドシップで、単純な作り。この単純さが大事なんだ。現行車は30〜40年後、走ることができるだろうか?


 

これも構造は、とてもシンプルなランチャ ストラトス。北海の龍が乗ってたね。それにしても個性的なデザインだ。フェラーリ ディノのエンジンを載せ、世界ラリー選手権(WRC)で勝利することを目的に開発されたホモロゲーションマシン。

 

このミュージアムは、当時のプラモデルも展示されている。写真は、そのごく一部。

当然ながら、単行本も全巻揃っている。

さらに当時の少年ジャンプも読み放題!
サーキットの狼をはじめ、東大一直線、包丁人味平、ドーベルマン刑事、リングにかけろ、1,2のアッホ、プレイボール、悪たれ巨人、こち亀などなど。読み始めたら、日が暮れても終わりそうにないため、眺めるだけに留めた。

フェラーリの女豹の308GTB。スモールフェラーリの愛称で親しまれている。当時のフェラーリは、リトラクタブルのヘッドライトが特徴的。

これは328GTB。308の後継車。劇中には登場しない。

フェラーリといえば、あたしゃやっぱりディノ246GT。視界性も優れていて、とても運転しやすそう。展示車両は後期型。沖田が乗っていたのは前期型。区別する方法は、ワイパーを見ればいい。前期型はワイパーが左右対称に動く。


 

当時、フェラーリのフラグシップカーだったBB(ベルリネッタ・ボクサー)512。コクピットもかっこいい!
現行車と比較して、メーター類が多いでしょ。速度計(スピードメーター)、回転計(タコメーター)、燃料計、水温計の他、当時の車はAMP(電圧)計、油圧計、油温計なんかが補助メーターとして付いている。

 

あれっ、このBB512、インジェクタが付いている。へえ〜、この時代からフェラーリは、インジェクションを採用してたのか。知らなかった。
そういえば、この車両の正式型番は、512i。iって「injection」の略なんやろうね。


 

お次はランボルギーニ。当時一番人気だったカウンタックLP400S。これは、どう見ても運転しにくそうだ。リアタイアを見たら、325だか335なんてのを履いていた。タイヤ太杉!
劇中では、ハマの黒ヒョウが乗ってたね。

ご存知、飛鳥兄ィのミウラ。これは劇中に登場したP400Sタイプ。見分け方は、窓枠がメッキ仕様なのがP400S。初期のP400は、窓枠が黒い。

カンパニョーロのホイールにピレリータイヤ。ミウラはカンパホイールがよく似合う。

 

ミウラの横置き12気筒。キャブはウェーバーだと思う。ソレックスじゃないよね。

とまあ、この後、銚子港まで行って、海鮮料理に舌鼓を打ち、解散しましたとさ。
でめたし、でめたし!


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