激突!ミウラVSイオタ


久々のプラモネタです。サーキットの狼シリーズのミウラとイオタを作ってみました。本コラムでは、これをちろっと紹介してみたいと思います。

まずはミウラから。このキット、モーターライズで、しかもイエロー塗装済みのキットです。このため、パーティングラインも削らず、サクっと組み立てちゃいました。マブチ130モーターでピュンピュン走ります。

お次はイオタ。サーキットの狼などで、都市伝説となった車です。

この写真に見覚えのある方は、かなりのスーパーカーマニア。当時、「ただ1台の本物のイオタ」と、まことしやかに囁かれたものです。

「ランボルギーニは、レースに進出しようとしていた。密かに開発されたレーシングマシンがイオタで、テストカーも含めて数台が製作されたが、詳細は未だ謎のベールに包まれている」

なんてのが、当時のイオタに関する解説でした。

大人になった今なら、これが都市伝説だったってことが良く分かる。イオタのような横置き12気筒なんかをレースに出したら、あっという間にミッションが壊れて、リタイヤしちゃうでしょう。さらに、このエアインテークじゃ、オーバーヒートも免れそうにない。ランボルギーニがレースに出場しようとしてたってのは、当時の日本のマスメディアが創った妄想。これがイオタ都市伝説の正体です。

ちなみにこれが、後に「伝説のイオタ」と呼ばれるようになった車。ランボルギーニのテストドライバーだったボブ・ウォレスが、半分趣味で作った1台です。この車、テスト走行を重ねて、後期ミウラのSVや、カウンタックに膨大なデータを残しました。その後、ある富豪に引き取られ、あっという間にクラッシュ。西部警察のセドグロ並みに大破炎上しました。これがイオタの事実。その後、ミウラをベースに何台かイオタみたいな車が製作されました。キットのイオタは、そのうちの1台、SVRと呼ばれるものです。

キットに話を戻しましょう。このキット、前述のミウラの金型を改良して、イオタのパーツを追加しただけのシロモノだから、パーツの合いが悪いこと!

ボディは、サーフェサー → イタリアンレッド → コンパウンドで磨いただけに留めました。

後は足回りに注目。ミウラはモーターライズのため、素組みですが、イオタはスペーサーをかましてトレッドをギリギリまで引っ張りました。さらにフロントは、2mmシャコタン。ミウラと比較してください。フェンダーの被さり具合が違うでしょう?

 

フロントフェンダーに注目。イオタは2mmシャコタン入れたので、ミウラと比較してフロントが低い。
リアフェンダーも、タイヤへの被さり具合の違いがよくわかる。イオタの方が、トレッドが広いでしょう?

 

フイイィィーーーン!!

「はあ、はあ、しゃかりきになって逃げようとしているのに、ちっとも離れやしねえ。このイオタを駆りながら、ミウラを振り切れねえとは情けねえ」

「これ以上、お前が私の追撃から逃れようとすると、必ず限界を飛びだす。そいつは忍びないし危険だ。それには......」

「ムッ.....!飛鳥ミノル、これ以上の走りで勝負に出ようってのか!?」
「行くぞ、イオタ!」

 

パワースライド!!

「もらったぜ、潮来のオックス」
「なっ、なに!?見てやがれっ!」

 

四輪ドリフト!!

「ケッ、飛鳥ミノルよ、こんなものさ!」
「ここまで挑戦を受けちゃ、私もキバを出さねばなるまい!」

「恨むなよオックス、私の闘志を燃やしたのは、お前自身だ!」

 

その時、二台の前方に、あの岩でコースを閉ざしたシケインが見えてきた!

「フフフ、前を走る者の絶対の有利。飛鳥ミノル、ここでアンタをブッちぎってくれるぜ!」
「プロフェッショナルレーサーの本領は、ここで発揮できる!」

 

ドリュリュリュリュ!!

「つ、ついてきやがる!ピッタリと.......」

「お、おうっ!」

ギャアァアン!!

「ああっ」

ドォウ!!

ファアァアン!

 

ドォウーーーッ!!

「潮来のオックスよ、さらば!」

「チィ、足までいっちまってる....... 潮来のオックス、ここでリタイヤか....」

「ランボルギーニ・イオタよ.........」


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