なんとなくツーリング


2002年4月6日、この日あっくんは、朝早くからスカちんと地元を走っていた。

.........あと700m...........300...........200..........100...........

制動かけま〜す!

18万キロ突破!あと2万キロで新車になります。

最近この写真を撮りたくて、遠出を控えていた。高速道路なんかで、こんな写真を撮るために急停止できないもんねえ。さてと、これで心置きなく走れるど!(^^)

行きつけのGSでハイオク満タン。東名川崎から高速に入り、目指すは千葉県の「かとり」。2年前、第一回ジャパンミーティングを行った場所だ。別にこれといった目的はない。ただ単に遠出したかっただけ(笑)。

3号線から芝公園、レインボーブリッジ経由で東関東自動車道へスムーズに走る。千葉に行くのは2年ぶりだなあ。そういえばザウスって取り壊されたのかな?見なかったような気がするが.......

酒々井(しすい)SAに到着、ここでとまやんさん、たかあきさんとご対面。

「おはようございます」

「とまやんさん、今日はガスト行きましょう、ガスト!」

最近あっくんは、ファミレスに行く機会がなくて飢えていた。頭文字Dでファミレス&コーヒー飲むシーンを見て、こりゃ行かにゃいかんと思っとった。いわゆる「ファミレスシンドローム」やったんよね。今日の晩メシはガストに決定!

いきなり晩メシを決めて出発、大栄ICで高速を降り、ほどなくかとりに到着。と言っても、あっくんは特に用事があるわけじゃない。とまやんさんはかとりの社長さんと、いろいろ話し込んでたけどね。

でもって、お次はとまやん1号のいるガレージへ移動。とまやんさんは、埃を被った1号車の掃除。あっくんはスカちんの荷物を全部降ろしてトランク/キャビンを乾燥させる。フロアーマットも剥がしてドアを全開。ラジオ日本から流れる競馬中継、マターリとした時間が流れていく。のどかやねえ.....

スカちんの手前に見えるのは、純正のスペアタイヤ。錆だらけの「ヒトデホイール」です。

 

レッドアンドブルーのフロアマットを乾燥させている。手前の鉄仮面が、いとをかし。

そうこうしてるとMAXさんご到着。さすがMAXさん、MAX4号車は今回、フロントにテープを貼り付けている。レーシングマシンでよく見るでしょ、ヘッドライトにテープを「×」印状に貼り付けてるのを。あれって、ぶつかった時にヘッドライトの破片が飛び散るのを防止する役目でもあるのかな?

MAX4号も同様の処理を施したようだ。かなりの高速対策やね。

......ん?

ガレージの脇には、かとりの部品取り車が何台も置かれている。箱スカ、ケンメリ、R30、R31、ジャパンも何台かあるなあ。この前期型、かなり程度は良さそうだ。ん?この車、もしかして........

210やんけ!!

グローブボックス上の小物入れの形状、間違いなくC210ジャパンだ!

ここでジャパン1ポイント解説:

一般的にジャパンは、C210型とC211型とに分かれますが、この分類はかなりマニアックです。C210=前期型、C211=後期型といった単純なものではありません。

(1) 前期型C210(NA)
(2) 前期型C211(NA)
(3) 後期型C211(NA)
(4) 後期型C211(TURBO)

に分類されます。前期型でC210とC211に分かれるところがポイント。旧車ショップに出回っている前期型は、ほとんどがC211型です。C210型は、昭和52年8月から昭和53年初頭まで生産されました。つまり、半年くらいしか生産されてないんです。

外見上(1)と(2)を見分ける方法は皆無。ただ一つ、グローブボックス上の小物入れの形状が異なること、これで見分けるしかありません。C211型は、この小物入れ(カードケース)を引き出すつまみがありますが、C210型はない。

グローブボックスの上に見えるのがカードケース。210は「PULL」と書かれている両サイド部分に指をかけて引きだす(写真は210)。211は真ん中につまみがあるが、210はご覧のようにフラット。

しかしながらボンネットを開けると、吸気系、排気系共に、全く別物であることが分かります(C210は昭和51年排ガス対策車、C211は昭和53年排ガス対策車)。スカちんが去年入院した時、EGI系パーツに苦労したのもC210だったためでした。同じ前期型でもC211のパーツはたくさんあるのにねえ。

210だと、欲しいパーツは山ほどあるど!早速かとりに戻り、社長さんと交渉。結果はまたの機会に報告しませう(^^;

さてさて、ツーリングと洒落込みましょうかねえ。国道51号線を北上、利根川を越えて茨城方面へ。遠くまで広がる田園風景、そのあぜ道(^^)をあてもなくひた走る。

気持ちいい〜っ!

北海道の直線道路とは異なるが、久々に5速80km/hで、田んぼのど真ん中を走った。今年も北海道旅行の季節が近づいてきたねえ。ダービーが終わったら、早速予定を立てて、ホテルを予約しよっと。

佐原市の水生植物園に到着。ここは「うなぎ」という映画のロケに使用されたらしい(MAXさん談)。何枚か記念撮影。

MAX4号とスカちんの2ショット。MAX4号は、今回新たにフォグランプを装着。

 

逆光の写真って、ほんと難しい。田園風景をバックに写したが、被写体が暗すぎるね。

この後、天王崎という霞ヶ浦湖畔に移動、ここでも何枚かパチリ。夕暮れの湖がとてもきれいだ。ほう、筑波山も見える土地まで来たか。

湖畔で撮った一枚。写真はタッチアップして明るく加工したが、スモールランプを点灯しているように、実際はかなり薄暗かった。

 

とまやん2号とのツーショット。奥でMAXさんがボンネット開けて、何やら作業している。

 

湖の彼方に筑波山が見えたんだが、写真じゃ分からないね(苦笑)。前述のように、実際はかなり薄暗い。

 

最後に3台並んで記念撮影。絞り全開、シャッタースピード1/30秒でパチリ。手ぶれ無しでよく撮れたもんだ。

さてと、日も暮れたことやし、そろそろメシ食って帰りましょうかねえ。

「腹減ったね、メシ行きましょう、メシ!」
「焼き肉でも食う?」
「ダメ、ガスト!」
「ラーメンはどうよ?」

「絶対ガスト!」

いよいよ本日のメインエベント、ガストに直行!国道51号線を成田まで走りガストに到着、とうとう夢が叶う時がきた(←おい!)。フッ、オレって夢をことごとく現実のものとする男だぜ!

「ええっとねえ、和風ハンバーグに洋風セットつけて、それと和風スパゲティーにドリンクバーもね」

さあ、食うど食うど!

おまけ:
フィルムが余ってたので、近所の八重桜の下で撮影。桜吹雪にジャパン、なかなかええんでないかい?


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