6月16日曇り、今日はスカちんが北海道旅行前点検から戻ってくる日でし!(←おい!)
TVKの新車情報を見ることなく、午前11時に家を出た。いつもお世話になっている修理工場まで徒歩30分。
「こんちは〜っ!」
「ああ、KAZさん、点検終わってますよ」
「どうでした?」
「特に悪いところは無かったですよ。オイル交換、リアドラムブレーキオーバーホール、トランク修理、このくらいですかね」
「毎度どーも、ありがとうございます。これで今年も安心して北海道に行ける」
「今年はいつ頃?」
「例によって8月の終わりですかね」
話しをしているうちに、スカちんの暖気完了。そうだ、トランクも見ておこう。トランクオープナーのレバーを引き、トランクオープン。ボヨーンとトランクが跳ね上がった。うん、ちゃんと直ってるな(^^)。実は2〜3週間前、走行中に、
「あれ、この部品割れてたはずですが...?」
「ダメ元で注文したら、出てきたんですよ」
「いろいろありがとうございました!」
お礼を言って、修理工場を出発。さてさて、オイル交換後の走りはどんなもんかいな?しばらくは低速走行.....うん、オーバーホールしただけあって、ブレーキのレスポンスが良くなっている。フェンダーミラー、パワーウインドウ、ウオッシャー、エアコン.... 各稼動部分も全て正常(^^)。
行きつけのスタンドでハイオク満タン。バイトの子が給油しながら話しかけてくる。
「昔のスカイラインだよ」
「マジっすか!」
「うん、昭和52年型」
「マジっすか!」
「旧車は維持管理が大変なんだよ」
「マジっすか!」
給油後、246を目指し市街地走行。そろそろデフも暖まったかな。2速に入れアクセルを踏み込む。
このカーサービスで、1台の前期型ジャパンを解体してもらうのが目的。そのジャパンとは、あっくん帝国でもお馴染みのKIDさんのジャパン。MAXさんといろいろ考えたんですが、KID号は部品取りに解体することにしました。それでこれから、
(1)カーサービスに行き、スカちんを置く
(2)徒歩で最寄の駅(鴨居)に行き、横浜線で成瀬まで移動
(3)成瀬でMAXさんと合流、KID号の元へ
(4)KID号でカーサービスまで移動
というスケジュールを立てたわけです。
てなわけでカーサービスに到着。スカちんを預かってもらって、あっくんは鶴見川沿いを鴨居まで歩く。ここはサイクリングロードになっていて、自転車で走る人、ジョギングしてる人、犬を散歩させている人、様々なトラヒック(^^)が行き来している。鶴見川にはアヒルやカモが泳いでいて、冬の晴れた日は富士山がきれいに見えたりする。
鴨居から成瀬まで電車で10分ちょっと。改札を出たロータリーでMAXさんと待ち合わせ。程なくMAXさんと合流。この日MAXさんは、お友達のM氏といらっしゃってた。M氏のR34でKID号の元へ向かう。初めて乗るR34、UVカットウインドウで囲まれた現代車の室内、まだまだ新車の匂いが漂う。ターンシグナルを点けても電圧計はピクリとも振れない。スカちんとえらい違いだ(^^;
高速へ持ち込んだら楽しそうだなあ。
KID号のいる駐車場へ到着、ボディカバーを外すと白いボディーが現れた。これがC211
2000GT-EL。
これは、引き取る前のKID号。走行距離は8万数千キロだったかな? |
外してあったバッテリーを結線、セルを回す。
ケンメリ後期 = C210
C211前期 = C211後期
こんな感じかな?これじゃエンジン回りの補器類は、スカちんに流用できないかもしれない。
KID号の暖気完了、仮ナンバーを取り付ける。ここでR34のM氏とお別れ、MAXさんとあっくんはKID号に乗り込む。さて、行こうかねえ。サイドブレーキを落とし発進....プスン!
「この車、いろんな所を走ったんでしょうねえ」
「うん、これからうちらがKID号の分まで走らなきゃね」
「差し当たって、KID号の何処を北海道に連れてこうかな?」
MAXさんとたわいの無い話をしながら246を走る。週末の神奈川、例によってやや渋滞している。おまけに至る所で道路工事の真っ最中!車線規制だらけで、走りにくいったらありゃしない。その工事、ほんとに必要なんだろうな、財政難の神奈川県さん?
「次の信号を左ね」
「ええと、左ってことは...箸持つ方か」
MAXさんのナビに従い、鴨居を目指す「ぎっちょ」のあっくん。鴨居手前で渋滞解消、最後の記念に5速で走る。...うーん、長いこと動かしてなかったので、ちょっち吹けないかな?程なくカーサービスに到着、スカちんの後ろに停車する。
カーサービスに到着したKID号。今回はカメラを持って行かなかったので、MAXさんにデジカメをお借りして撮影。 |
「ええ、ほんとは部品取り用に置いときたいんですが、維持費もバカにならないですからねえ」
どのパーツを取るか、社長さんと綿密に打ち合わせる。せっかくKIDさんから譲り受けたジャパン、無駄にするわけにはいかない。一通り打合せ完了、ぼちぼちと少しづつ解体することにした。
「今までよく頑張ってきたな」
「ほんとお疲れさん」
KID号にお別れの挨拶、ボンネットに触れる。あっくんが初めて運転した、スカちん以外のジャパン。KID号は、KIDさん一家の心の中で、これからもずっと走り続けるだろう。
KID号とスカちん最後のツーショット。関係ないけど、スカちんの前に赤いインテグラが見えますね。あの車、一時期(代車として)あっくんの足だったことがあります。 |
「それじゃ社長、よろしくお願いしますね!」
座り慣れたスカちんのコクピットに戻る。
「さーて、ここからはC210の走りですよ」
助手席にMAXさんを乗せてエンジンスタート。スカちんの走りをMAXさんに味わってもらおう。
港北インターから第3京浜に入り三ツ沢方面へ。点検後、初の高速走行。L20が咆える。
「これ、ほんとに210?」
MAXさんが驚く。そうなんです、現行車とは比較にならないでしょうが、きちんと整備して走れば、ジャパンの走りも捨てたもんじゃないですよ。
某東京レジャーランド(^^)で、夜の帝王(爆)T氏様御一行と合流。後は、みんなで夜遅くまで遊びましたとさ。でめたし、でめたし!
T氏のジャパンターボとのツーショット。4ドアのジャパンは、このアングルが最高!
写真提供:MAXさん |
夜の帳りが降りるころまで、遊びまくりました。スカちんはご覧の通り、夜になると真っ黒!
写真提供:とまやんさん(爆) |