錦眼鏡余話7:No251
多重露出撮影:その2 

「余話の7ー250」で、
講師の先生の写真から以下のことを学んだことを述べました。
 
講師の先生の
多重露出撮影をした写真を見て、
私が勝手に考えたのです。
 
「多重露出撮影では、対象は何でもいいのではなく」
@撮る対象を考える
A色や形の組合せを考える
B多重の仕方を工夫する
 
Aの「色や形の組み合わせ」を、我が家の庭に咲いている花でやってみました。
庭の隅に咲いている白いアジサイ(アナベル)と
これから咲く「エキナセア」(ムラサキバレンギク)とを組み合わせました。
 
「エキナセア」(ムラサキバレンギク)は、私が好きになれない花の一つです。
北アメリカ原産のキク科植物ハーブですが、
ネイティブアメリカンは歯痛や喉の痛み、ヘビに咬まれたときなどに使うそうです。
花弁のような舌状花がだらしなく垂れているのが、好きになれない理由です。
欧米では、ハーブティとして飲まれているそうです。
 
下の写真で、「エキナセア(ムラサキバレンギク)を
説明します。
左側の黄緑色の花が、もうすぐ咲く花です。
右側の花は、今が盛りと咲いている花です。
 
右側の咲いている花をよく見てください。
盛り上がっているところが筒状花で、
花弁のようになっているところが舌状花です。

 
 
次に「多重露出撮影」をします。
まず、カメラの「多重露出撮影」を「しない」を「する」にします。
重ね合わせる枚数は2枚のままにしておきます。
また、1回の「多重露出撮影」を終えると、
「多重露出撮影」を「しない」に戻るように
自動にしておきます。
ここは、いじらないようにします。
最後にセットボタンを押します。
これで準備完了です。
 
最初にアナベルを撮って、
今度は、これから咲く黄緑色をしたエキナセア(ムラサキバレンギク)を撮りました。
合成は、カメラが自動でやってくれます。
下の写真が合成されたものです。
 
アナベルがガラス細工のように透明感があります。
中心のとげとげは、生け花に使う剣山(けんざん)のようです。

 
 
Bの「多重の仕方」は、撮影の仕方を指すのだと考えました。
(たぶん、私の自分勝手な考えの可能性が十分にあります。)
2枚目を撮るときに、カメラのレンズを回したり、わざとぼかしたりするのだろうか。
今度、講師の先生に聞いてみたいと思います。
 
最後に、ユリの花を縦長写真と横長写真で撮り、多重露出撮影をしてみました。
その結果が下の写真です。
 
多重露出撮影:終わり