錦眼鏡余話7:No249
入笠湿原 

6月8日の水曜日、
写真サークルの春の撮影会がありました。
場所は入笠湿原です。
 
私は「入笠湿原」という場所を初めて聞きました。
さっそく、インターネットで調べました。
 

「入笠湿原」は、長野県諏訪郡富士見町にあるそうです。
中央高速を「諏訪南」で降りてから、
割とすぐのところにありました。
 

当日の朝4時30分に起きました。
起きてすぐ、朝食とお昼のお弁当を近くのコンビニに買いに行きました。
5時、コーヒーを飲みながら、
朝食(サンドイッチ)を食べていると、
妻が起きてきました。
前日、朝早いから起きてこなくてもいいと言ったのに。。。
やはり気になって起きてきたのです。
 

6時15分、家を出発。
集合場所は二宮神社前です。
ここでの集合時間は、6時35分です。
 

AさんとKさんは、もう来ていました。
二宮神社前に集合する人は4人です。
残りのOさんも、すぐに集合しました。
 

あきる野インターから圏央道に入りました。
 

9時30分頃、入笠山ゴンドラ駐車場に着きました。
 

ゴンドラは次から次へとやってきます。
6人乗りぐらいのゴンドラですが、
3名ぐらい乗ったら出発です。
ちょっと贅沢ですが、
からのゴンドラを運転させるよりいいのかもしれません。
 

途中から雲の中へと入っていく感じの場所もありました。
ゴンドラは意外と長く乗ってから終点に着きました。
パンフレットを読むと、
入笠湿原は、入笠山麓の標高1,734mに位置するそうです。
入笠湿原は、「高層湿原」に分類されるそうです。
湿原は、「低層湿原」「中間湿原」「高層湿原」の3つに
分類されるそうです。
高層湿原の代表は、「尾瀬ヶ原」です。
貴重な植物が春から秋にかけて見られるそうです。
 

日本スズランが見ごろでした。
 

ホテイアツモリソウという花が金網の中に咲いていました。
クリンソウが湿原の比較的乾燥したところに咲いていました。
 

雲だか靄だかが出てきて幻想的な雰囲気になりました。
下の写真は、カラマツ林の中の小径を歩いているときに撮った1枚です。
春ゼミがしきりに鳴いていました。
 

 
しばらく下ると、湿原地帯に入ったようです。
木道の上を歩くようになっています。
 
ところどころに白樺があります。
白樺が、雲のレースのカーテンに覆われたようになります。
急いでシャッターを押しました。
ちょっと幻想的な写真が撮れたように感じました。
ところが、
何枚か写真を撮ると、日差しが出てきて、明るい風景に変わってしまいます。
 

 

どこなく、横沢入り(五日市)のような雰囲気を思い起こさせる風景もありました。
雲が濃すぎると、風景が隠れたようになり死んでしまいます。
幻想的な景色になったときを待ってシャッターを押します。
下の写真がその1枚です。
 

 

帰りに「山梨芸術の森公園」へ寄りました。
急に強い日差しが照り付けて、急いで木陰に入りました。
一息ついて元気なると、また園内を歩きました。
出来るだけ、木陰を探しながら写真を撮りました。
 

園内には、
ブロンズ像がいくつも飾られていました。
今度は
休み休み、幾つかのブロンズ像を撮影しました。
 

私が1番気に入ったのは、ゴッホ像でした。
教科書などで、ゴッホの自画像(胸像)を見たことがありますが、
全体像を見たことがありません。
公園内の
ブロンズ像は、脚の細長いゴッホでした。
もしかすると、ゴッホは痩せて脚の長い人だったのでしょうか。
 

画材道具を背負って、スケッチブックを手に持ったゴッホ像。
正面よりも、後姿を撮りました。