錦眼鏡余話6:No240
フェンスの網張り 
 
もう1年以上も前のことですが、
我が家の裏側のフェンスに張ったラテスが腐って、
ところどころラテスの板がはがれはじめてきました。
ときに、はがれた板がお隣の庭に落ちていることも
ありました。
 

このラテスは、
我が家の2匹の猫:ジローとミーヤが我が家の敷地から
出ていかないようにするためにはったものです。
特にジローは、元気な雄猫だったので、
敷地の外へ飛び出し、戻れなくなり、
家族で名前をよんで探したこともありました。
 

庭に出すときは、犬のように紐を首輪につけて出していました。
一度、紐を支柱に縛り、庭に出していたら、
紐が支柱から外れ、紐を引きずって外へ出てしまったことがありました。
多分、車にぶつかってしまったのでしょうか、
ジローは後ろ足を怪我して不自由なからだになってしまいました。
でも、ジローは不自由な脚をかばいながら
上手に生活をしていました。

また、よその家猫や野良猫が我が家の敷地にはいってくるを
防ぐためのものでした。
 

昨年あたりから
、老朽化したラテスが気になってきました。
近くのお店に幅1メートル、長さ50メートルのネットが売り出されました。
さっそく、買い求めてきましたが、ミーヤの介護に追われ、
物置にしまわれたままになっていました。
 

今年も、ようやく暖かくなりました。
この連休中に、
家猫や野良猫が自由に通り抜けできないようにするため、
ラテスのかわりにネットをはることを計画しました。
 
腐りかけているラテスを外す仕事を始めました。
すると、妻が
「最近、猫が我が家の敷地内を通ることが少なくなっていない?」
と、作業をしている私に話しかけました。
言われてみると、最近、
我が家の敷地内を猫が通る姿ことが少なくなった感じがします。
 

とりあえず、裏の家との境のラテスをみんな取り外すことにしました。
乱暴に扱うと、ばらばらに分解するので、慎重に取り扱いました。
 

取り外したラテスは、燃えるゴミとして出すために50センチほどの
長さに切りそろえます。
これは、連休中かその後の仕事になりそうです。
取り外したラテスを外の物置の横に立てかけることにしました。
 

裏のフェンスの北西側に、山椒の木が生えいています。
その場所だけ、土が盛り上がっています。
そこにネットを張ることにしました。
 

最初にネットを張るのに邪魔な山椒の枝を
切ることにしました。
1時間ほどかけて、山椒の木を取り囲むようにネット張りました。
 

表側のフェンスは、妻が枯れ木などを立てかけて、
猫の出入りを防ぐようにしていました。
見た目がよくありません。
測ってみたら8m80cmありました。
 
ロールになったネット(50m)から8m80cmを切り取りました。
これを張るのには、2時間から3時間ぐらいかかりました。
 
支柱を立てて、フェンスより10センチほど上へ張りました。
これは猫がフェンスを越えないようにする仕掛けです。
猫はバランス感覚の良い動物です。
フェンスの上は数センチしかないのに、
ときに、この上を歩くように走って飛び越えるのです。
 
たった10センチのネットが上にあるだけで、
猫は網付きのフェンスを飛び越えることができなくなるのです。
 
網の下側をとめて完成です。
下を塞がないと、ネットを張った
意味がありません。
猫はここから出入りしてしまいます。
 

完成にはお昼をはさんで、ちょうど3時間ほどかかりました。