2月下旬の新聞に「広がる無線給電」という見出しがありました。
小見出しに「離れた場所から電波で充電」とありました。
その横に「電波で伝送」とあって、絵が描かれてありました。
絵を見ると何となく想像がつきましたが、漠然としか分かりません。
今までの常識を超えたことが広がりつつあることに驚きました。
コンセントに直接つながずに電気を機器に送る「無線給電」の時代が
我が家にある電話の子機は、充電台に置くことにより充電がされます。
携帯やスマホなども、充電台に一定時間置くことで充電されます。
充電台や充電器がコードで電気を充電できるようになっています。
時々充電することを忘れてしまい、携帯が使えなくなることがあります。
テレビのリモコンやエアコンのリモコンなどは、電池で動きます。
バッテイリーだったり、コンセントに直接つなぐようになっています。
アメリカのラスベガスであった最新IT機器展示イベントがあったそうです。
電源につながった電気ポットほどの大きさの送信機から1メートルほど
離れたスマホに電波で充電するという技術が披露されたそうです。
アメリカ・ベンチャー企業が開発する無線給電システム「Cota(コータ)」だ
無線通信のWi−Fi(ワイファイ)と同じ周波数2.4ギガヘルツ帯の
給電量は1ワットと小さいため、小型機器の充電に向くそうです。
狙いを定めて送るための工夫を凝らしているそうです。
受け取る側の機器は、
自分の存在を知らせる微弱な電波を無線給電システム「Cota(コータ)」に
発信します。
このベンチャー企業は、10メートルの送電距離が目標で、
今年末までに実用化を目指しています。
場所によらず充電できるのは、
ユーザーにとって非常にメリットが大きいので、
開発に期待が寄せられています。
「無線給電」は、電波以外にも様々な方式があるそうです。
主流派は、コイルに電気を流したときに生じる磁界を使う手法で
効率も高いそうです。
送電距離が数センチまでと短いものに向くそうです。
スマホや電気髭剃り、電動歯ブラシなどに使われるようになります。
100キロごとに充電が必要とされる電気自動車が普及率10%に
達した場合、東名高速道路並みの交通量がある高速道路では、
60台ほどの充電スタンドが各サービスエリアで必要になる試算が出ています。
そこで、日本の大手自動車メーカーには、路面にコイルを埋め込み、
走っている電気自動車へ直接電気を送る、
走行中給電システムへの期待が高まっています。
夢のようなことですが、これが実現するのも、遠い将来ではないようです。
現代社会は、様々な電波が飛び交っています。
それらの電波を、生まれたときから浴び続けていても
われわれ人間に無害なのだろうかと、少々心配になります。
記事を読むと、
無線給電システム「Cota(コータ)」は、電波が弱いため、
人体への健康や電子機器への悪影響はないとされています。
ところが、っ電気自動車に送る電力は数キロワット大きいために
人体への影響はあるそうです。
ところが、漏れる電波は車体で防ぐことが出来るので、問題はないそうです。
総務省が無線給電の普及に向けた省令改正の検討を始めたそうです。
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