錦眼鏡余話6:No205
東久留米

8月7日(金)、友人のSさんと東久留米へ写真の撮影に行くことにした。
きっかけは、私が新聞と一緒に配達されたミニコミ誌を読んだことでした。
ミニコミ誌の一面に、
東久留米市の落合川や湧水群、竹林公園やお寺などが紹介されていました。
これは、撮影対象に
なりそうな感じがしたので、Sさんを誘いました。
 

天気がよく、この日も猛暑日の連続記録を更新した暑い日でした。
 

拝島で西武線に乗り換え、小平でもう1回乗り換え、所沢で西武池袋線に
乗り換えて、ようやく東久留米駅に到着しました。
 

まず、落合川を目指しました。
途中、道が分からないので、お店の人に
「落合川へ行きたいのですが。。。」
と聞きました。
「まっすぐ行くと、道がゆるやかな坂道になっていますよ。
坂道をくだると落合川です。」
 

大きな道を横切り、わずかに道が下り坂になっていました。
Sさんが
「あそこが川だよ。」
と指さしました。
川べりの柵が見えました。
川の流れの中で、中学生と思しき、男女数人がはしゃぎまくっていました。
 

川に沿って歩くことにしました。
落合川のこの辺りは、「落合川いこいの水辺」となっているようです。
母親に連れられてきた子どもたちが水着になって
川幅のさして広くない流れの中で、
楽しそうに遊んでいました。
 

浮き輪を持ってきて遊ぶ子ども。
網でもって、流れの岸をすくって水中生物をとっている子ども。
レジャー用の浮き輪フロートで、流れを楽しむ子ども。
仲間と水鉄砲で、水をかけ合って遊ぶ子ども。
水鉄砲は、カラフルなプラスチック製になっているようです。
一見すると、交通整理の係の人が持つ赤い棒のような感じです。
お母さんに手を引かれ、水の流れを歩く小さな子ども。
 
ところが、
写真になるような場面がありません。
 
ミニコミ誌の写真で紹介された「トラックのタイヤ」のように大きな「タライ型」の
船が
いくつも庭に積んだ家がありました。
その家の前に小さな掲示板がありました。
ミニコミ誌で紹介された
「タライ型」の
船の競争は、
8月30日(日)に催されることが掲示されていました。
この日、トラックのタイヤの船(?)で、子どもたちが櫂をあやつり、
競争する催しがあるようです。
8月30日に再度来る勇気はありません。

 
 
暑さの中、
竹林公園へ行くことにしました。
落合川にかかる橋の名前を見ながら竹林公園を目指しました。
遠くから竹林が見えました。
「竹林公園」の入り口に、
「竹林公園」
という標識が出ていました。
 

竹林公園のすぐ脇に湧水がありました。
きれいな水が流れていました。
竹林公園の中は日陰で、
炎天下を歩いてきた我々は
ホッと一息入れました。
 

竹林公園の中を1本の細い道が通っていました。
竹林の中に、下草はほとんどありませんでした。
下は竹の葉の絨毯のようになっていました。
 

何枚も写真を撮りました。
撮り方が難しいなあと思いました。
どう撮ったら、よい写真になるか。。。
悩みました。
撮ってからすぐにプレビューで見ては消しました。
いいなあと思った写真が数枚だけ残りました。
 

そのうちの2枚を紹介します。
 

 

 

帰りに「多聞寺」(たもんじ)があったので寄っていきました。
休憩しているとき、持って行ったキャノンの「70D」が
おかしくなりました。
「ビデオ撮影」なんか、今までにしたこともないのに、
「ビデオ撮影」になって。。。どうしても、元に戻りません。
やたらと、カメラを操作していると、Sさんが忠告してくれました。
「長島さん、やたらとカメラを操作するの、やめた方がいいよ。
家へ帰って、説明書を読んで対応した方がいいよ。」
Sさんの忠告に従って、カメラをリュックにしまいました。
 

家へ帰ってから、説明書を読んでも「ビデオ撮影」をやめることは
どこにも書いてありませんでした。
 

その週の土曜日に立川駅を通るので、
カメラを買ったお店へ持っていくことにしました。
 

カメラを買ったお店のカメラ販売場所へいくと、
若い店員さんがいたので、事情を話すと早速対応してくれました。
 

若い店員さんは順序良く丁寧に説明をしてくれました。
 

「お客様、ここにスイッチ
がありますね。
これが動画撮影スイッチです。
今、このスイッチが動画撮影側になっていますよ。
(あれ、いつの間にかスイッチが動いたのだと思いました。
自分ではいじった覚えはありません。)
これを左側に戻すと、
ファインダー撮影やライブビュー撮影が可能になります。
 

1回、自分でやってみてください。
まず、スイッチを右側にします。
液晶画面に店内の様子が写っていますね。
ファインダーからは何も見えません。
シャッターを押してください。
これがライブビュー撮影です。
低いところの花などを撮るときに有効です。
 

次に、右側になっているスイッチを押してください。
ファインダーを覗いてください。
店内が見えますね。
液晶画面は何も見えません。
 
シャッターを押してください。
これが1眼レフの撮影:
ファインダー撮影
ですね。
 

とてもよく解りました。
店員さんに丁寧にお礼を言って、
カメラをリュックにしまって、足取りも軽くお店を出ました。