錦眼鏡余話5:No192
春の撮影会:その2 

当日、朝5時に起きました。
30分ほど、本を読んでから、
いつものようにストレッチをしました。
それから、 
布団をたたんで、静かに雨戸をくくりました。
 
6時になったので階下へ降りました。
近くのコンビニへ朝食を買いに行きました。
家に戻ってみると、妻が起きて朝食の支度をしていました。
「朝食は、自分で食べていくからと昨夜、言ったのに。」
「。。。。」
妻は応えずに、いろいろと準備をしています。
私も黙って、お茶をいれました。
 
8時半、駅まで歩いて出発です。
余裕をもって行くのが私の主義です。
 
駅に着いてみると、数人のクラブ員と一緒になりました。
みなさん、西立川駅の階段が前方にあるのを承知していて、
ホームの前側へ移動をしていきました。
私はSさんと電車の最後尾で会う約束があったので、
改札を出てすぐのところで待ちました。
 
西立川駅へ着くと、
会長さんや講師の先生がすでに来ていました。
入場して、道を右に向かいました。
右を進むと、「こもれびの里」への道はほとんど直線で、
それも最短です。
途中、1つのグループだったのが、
途中から数グループになってしまいました。
 
左手に中央売店があり、その左手は「みんなの原っぱ」です。
中央に目印のように「大けやき」があります。
幼稚園の園児らしい子どもたちが小さく見えます。
中央売店を過ぎて、橋を渡ると道は二つにわかれます。
この道を左へ進むと、「こもれびの里」入口です。
「こもれびの里」の左手奥のなだらかな傾斜地が
カラフルに色づいています。
ポピーの花畑です。
写真を撮る人がたくさんいました。
でも、私はまず「こもれびの里」へ入りました。
 
左手に小さな池があり、右手には麦が実っていました。
その隣りがジャガイモ畑でした。
左手が水田になりました。
まだ、水がはってあって、田植えはされていません。
 
始めに「里の農家」に入りました。
 
農家の屋根は茅葺屋根のようです。
庇の下がむき出しで、屋根の構造がよく分ります。
数枚シャッターを切りました。
中に入ると、
囲炉裏で実際に火を焚いていました。
自在鉤の魚は鮒のように太めでした。
何故、自在鉤に魚を使うかは、インターネットで調べると、
諸説出ています。
 
講師の先生から、???、マイナスでちょうどいいです
と言われましたが、よく聞こえませんでした。
仕方がありません。
薄暗い土間で、カメラの操作を感を頼りに操作しました。
そんな私を見て、Sさんがカメラを覗きながら、
露出を操作する簡単な方法を教えてくれました。
眼鏡をかけなくても、これなら私にも露出の操作ができます。
 
家へ帰ってから、
明るい雰囲気の囲炉裏端をソフトを使って暗くしてみました。
 
「こもれびの里」の上の丘は、ポピーの花が今が盛りのようです。
構図に気をつけながら(余計なものが入っていないか、空の入り方は
これでいいかなど)シャッターを数枚切りました。
まだ幼いクヌギの木(?)が道路の端に植わっていました。
クヌギの若葉が下から見ると、とても綺麗でした。
数枚、カメラにおさめました。
中央公園にもどり、皆さんで昼食をとりました。
爽やかな風が吹き抜けて、疲れがとれました。
 
食事が終わり、ここで自由解散です。
私は「こもれびの里」の左にある「こもれびの丘」へ行くグループに
ついていくことにしました。
木漏れ日が奇麗でした。
小さな花が咲いていました。
ムラサキサギゴケの花がたくさん咲いていました。
ヘビイチゴが実をつけていました。
 
出口へ向けて歩き始めました。
万歩計を付けていたので、
ずぼんのポケットから出してみると、1万歩を超えていました。
心地よく疲れた一日でした。
それにしても、天気のよい日で、よかったなあと思いました。