妻と相談して、3年ほど前に町内会(自治会)に入ることにしました。
今の住所に引っ越してきて26年ほどになりますが、
その間、ずっと町内会(自治会)には入っていませんでした。
突然、町内会(自治会)へ所属するきっかけは2つありました。
一つ目は、3.11(東日本大震災)を経験して、
地域の中で生きていくことが大切だということを学んだからです。
もう一つは、単身赴任から二宮の自宅へ戻り、
地域の中で老いていくことの大切さを感じたからです。
私の住んでいる一角には、同じ時期に引っ越してきた5軒の家が固まっています。
私道を挟んだ東側には、小学校の校庭ほどの畑地が今も広がっています。
この25年間、変わらず畑のままです。
この畑地以外の近くの畑や田は、
この20年ほどで住宅がびっしりと建ち並んでしまいました。
東側一画は、不思議なほど未だに畑地がそのまま残っています。
あきる野市には、たくさんの町内会があります。
我が家の所属する町内会(自治会)は、二宮町内会です。
二宮町内会は、JR東秋留駅の周りから広い地域にまたがっています。
二宮町内会は、いくつもの区にわかれています。
私の世帯は、16区に所属しています。
それぞれに区長さんがいます。
16区は、6組の隣組で構成されています。
私の世帯は、そのうちの2組になります。
2組は8世帯で構成されています。
8世帯の中を組長の仕事が順番に回ってきます。
平成26年度は、長島家が組長です。
組長の仕事は、町内会費や募金の集金活動をするや回覧板を回すことです。
また、年に2回ある防災訓練とあきる野市一斉清掃などには
率先して参加することです。
町内会(自治会)に加わる前は、すぐ近くに住んでいながら、
同じ時期に引っ越してきた5軒の家を除いては、
ほとんど顔も覚えていないのが実情でした。
町内会(自治会)に加わったことによって、地域の方々と顔見知りなりました。
道で会っても、当たり前のことですが、挨拶ができるようになりました。
防災訓練では、二宮地区の集合場所は二宮神社の境内です。
16区の集合場所から歩いて7分ほどです。
往復とも、賑やかに話しながら列を組んで歩くようになりました。
組長の仕事も残り1か月を切りました。
3月11日、区長さんが回覧をしてもらう文書を持ってきました。
始めに、3月下旬の総会の話が出ました。
出席できない場合は、委任状を出すように言われいました。
昨年の総会を思い出しました。
旧の組長は出席していませんでした。
いや、たくさんの人で旧の組長まで出席したら会場は人であふれ、
中に入ることができない人も出るほどでした。
私も遠慮して、委任状を書くことにしました。
3月は、組長の仕事も回覧板を回すことぐらいしかありません。
4月になったら、早々に次の組長へ引継ぎをしなければなりません。
この1年間、回覧文書や総会で頂いた書類の中から
必要な書類のみ残して、あとは処分しました。
引継ぎといっても、特別なことをするわけではないようです。
数冊ある回覧板を持って行って、
後をよろしくお願いしますと言うぐらいのものです。
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