長い間、所属していた「デジタル映像クラブ」でしたが、

その間、仕事をしたこともあって、その大半を休部していました。

完全退職を機に、４月から復帰しようとしましたが、

クラブはこの３月で解散してしまったと聞きました。

でも、また「デジタル映像クラブ」が立ち上がることも聞きました。

そう言えば、今から１０年ほど前、私が「デジタル映像クラブ」に

初めて入会するときにも、解散して、

すぐにまた結成するということがあったことを思い出しました。

何か、腑に落ちないものを感じました。

 
この機会に思い切って、

違う写真サークルに入って勉強してみようかとも考えました。

友人のＳさんに、そんな話をすると、

「うちのサークルに入りなよ。皆さん、落ち着いた方で人間関係もいいよ。」

と誘ってくれました。

Ｓさんの入っているサークルは、

月１回の例会は、講師の先生を中心に勉強をしているそうです。

 
４月２５日（金）が例会だそうです。（その月の第４金曜日）

その日、会の活動を見学することにしました。

活動ぶりを見て、それから入部するかどうかを決めることにしました。

 
当日、早めに公民会へ行きました。

数人のサークル部員がすでに椅子に座っていました。

Ｓさんがさっそく私を会長さんに紹介をしてくれました。

 
会が始まり、最初に事務連絡がありました。

私ともう一人、計２名が例会の見学する旨が伝えられました。

その場で、私達２名が簡単な自己紹介をしました。

 
次に、バスによる撮影会の説明になりました。

担当はＳさんです。

５月８日（木）にバスを使った撮影会があるそうです。

行先は茨城県にある「国営ひたち海浜公園」だそうです。

海浜公園へは、会に入っていない人でも参加自由だそうです。

 
ネモフィラの花が絨毯のように丘一面に咲いていると説明がありました。

ＮＨＫテレビでも、放映されたようです。

 
私が参加した場合、朝６時０５分に二宮神社の階段下にいれば、

バスが迎えに来てくれるそうです。

二宮神社でバスを乗る人は、私を入れると４人になります。

 
事務連絡が終わると、

今度は講師の先生がサークルの皆さんが持ってきた２Ｌ版の写真を

解説し始めました。

 
講師の先生は全体へ、１枚ないし２枚の写真を見せながら、

「この写真は構図がいいですね。」とか、

「この部分がないと、もっと狙ったものが引き立ちますよ。」とか、

具体的な話をしながら解説をしていきます。

何がよくて何が悪いかを具体的に指摘していきます。

 
サークル部員は、

月一回の例会に５枚の写真を持ち寄ることになっているそうです。

Ｓさんに言わせると、

毎月の例会までに５枚の写真を用意するに苦労をするのだそうです。

入会当初、Ｓさんは５枚の写真が準備できず苦しんだことを話してくれました。

Ｓさんは、こうも言っていました。

「月一回の例会で、苦労して５枚の写真を用意するから、

次第に上達すると思っているよ。」とも言っていました。

 
講師の先生は５枚の写真の中から、必ず１枚は褒めてくれるそうです。

 
今月、Ｓさんが用意した５枚の写真を、

講師の先生はみんな良かったと褒めました。

講師の先生のその言葉に、サークル全員の皆さんが拍手をしました。

 
講師の先生に５枚全部が褒められると、

サークルの方々が拍手をしてあげるようになっているようです。

 
例会は、午後１時半から４時半までです。

事務連絡は３０分程度で終わったから、

残りの２時間半は、講師の先生の時間のようです。

この時間は全員が持ち寄った２Ｌ版を解説する時間になります。

 
講師の先生が５枚の写真解説を終わると、

その写真は黒板脇から順次前に掲示されていきました。

 
途中１回だけ、休憩がありました。

サークルの方々は、掲示された写真の前に集まり、

写真の持ち主にいろいろと質問をしていました。

また、講師の先生に直接質問をする人もいました。

 
講師の先生の講評が終わった時、会長さんへ

私のほうから「５月から入会します」と伝えました。

もう一人の見学者も、５月から入会することになりました。

 
新しい写真サークルでの第１歩が始まりました。