錦眼鏡余話4:No131
バドミントン:その1 

60歳後半になってから自分の体力の衰えが
予想以上に進んでいることに気がつきました。
 
完全退職したこの4月からの課題が一つあります。
ひとつに、体力の現状維持を図ることです。
現状を維持するため何をするか迷っていました。
 
そんなとき、
妻が新聞の折り込み広告のようなものを持ってきて
「バドミントンの募集が出ているわよ。」
とテーブルに置いていきました。
「福生地域体育館」の市民開放のお知らせのようです。
妻は、私が若い頃にバドミントンをやっていたのを覚えているのです。
 
最近、市町村の施設が民間委託されたのに伴い、
地域住民の積極的な利用を図る動きが出ています。
体育館の市民開放のお知らせを見ながら、
これも体育館の民間委託のひとつの現れかなと思いました。
 
従来は、市町村の役所の公務員が仕事の一つとして、
淡々と業務をこなしているという感じを受けていました。
体育館を利用する市民を増やそうなどという発想は
皆無と言っていいでしょう。
(お叱りを受けるかもしれませんが。。。)
 
テーブルの上の「お知らせ」を手に取ってみました。
「各種教室の参加者大募集!!」の活字が
目に飛び込んできました。
「トレーニングスペース&クライミング」
「こどもクライミング教室」
「ジャズヒップホップ」
 
写真入りの紹介記事の下には、
「当日参加型」
「自由参加型」
「利用開放」
の三つの紹介記事がありました。
 
妻が私に見るようにと言ったのは、
この中の「利用開放」の一つです。
「ウェンズデーバドミントン」とあります。
費用は1日150円です。
安い!
当日、水どり羽根のシャトル1個を持ち寄るそうです。
また、「ウェンズデーバドミントン」は期間限定だと分りました。
期間は、4月から始まって7月末で終了です。
 
さっそく、水曜日(16日)に参加することにしました。
車で行くと、20分ぐらいで行けそうですが、
駐車場がどうなっているか不安です。
インターネットで調べると、駐車場は20台だそうです。
不安になり、電車で行く方法を調べました。
当日、最初の手続きがあるので、
「10分ほど前に来てください」と言われました。
駐車できるか不安でしたので、電車で行くことにしました。
 
「福生地域体育館」の最寄駅は、JR八高線の「東福生」駅です。
拝島駅からア又は川越駅方面へ1つ目です。
電車の接続の関係で、9時50分ごろに体育館に到着するには
なんと8時57分の五日市線に乗らないと間に合いません。
そうすると、9時9分に「東福生」駅に到着してしまいます。
体育館に到着するのが早過ぎるので、次の電車を調べると、
9時59分に「東福生」駅に着きます。
これでは、10分前に体育館に着くことはできません。
 
仕方ありません。
東秋留駅を8時57分発の電車で行くことにしました。
五日市線と八高線を利用すると、接続時間に無駄が出てしまいます。
 
早く着きすぎたので、体育館周りの駐車場を見て回りました。
ざっと数えてると19台分の駐車場がありました。
9時20分現在、空いている場所が4台分ありました。
 
9時40分ごろに見て回ると、2台分のスペースが空いていました。
 
この調子だと、
車で来るには9時少し過ぎに体育館に到着するようにしないと、
駐車するのが難しいと思いました。
 
そろそろ、受付の時間です。
ロビーに戻ると、受付の人に申し出て手続きを済ませました。
更衣室に行って、体操着に着替えました。
 
体育室に入ると、バドミントンのネットが4面、張られていました。
 
◇バドミントン◇その2へ続く